• 火. 10月 13th, 2026

デザインした、その先へ 学生が長野市産ぶどうの収穫から販売まで実践

学校の学びは、社会の中でどのように生きるのでしょうか。
長野市、岡学園トータルデザインアカデミー、eternal story株式会社が連携し、学生が長野市産ぶどうの魅力を伝える紙袋のデザインから、生産現場での体験、売場づくり、接客、そして実際の販売までを経験する産学官連携プロジェクトに取り組んでいます。

学生たちは2026年9月26日(土)・27日(日)、東京ビッグサイトで開催される「地方創生SDGsフェスin GOOD LIFEフェア2026」の長野市ブースに立ち、自分たちが学んできた長野市産ぶどうの魅力を来場者に伝えながら販売します。

紙袋のデザインから始まったプロジェクト

プロジェクトの始まりは、長野市が岡学園トータルデザインアカデミーに依頼した、イベントで販売する長野市産ぶどうを持ち帰るための紙袋デザインコンペ。


しかし、今回の取り組みは、紙袋をデザインして終わりではありません。

採用されたデザインを手がけた学生たちは、販売する長野市産ぶどうについて学び、販売コンセプトや売場づくり、POP、接客方法などを考えます。
さらに生産現場にも足を運び、最後には自分たち自身が販売ブースに立って商品を消費者へ届けます。

デザインしたものが実際の販売現場でどのように使われ、その先にいる人に商品の魅力がどう伝わるのか。
学校での「学び」と社会の「仕事」をつなぐ実践的なプロジェクトです。

ぶどう畑で生産者の思いを知る

9月2日・3日には、実販売に向けたプログラムが行われました。
学生たちは長野市のぶどうについて学び、ターゲットに合わせたブースづくりや販売方法、接客、販売シミュレーションなどに挑戦。
翌日には長野市内のぶどう生産者を訪ね、実際にぶどうを収穫しました。
収穫したぶどうのパック詰めも体験し、生産者から栽培の苦労や思いについて話を聞きました。

商品を見るだけでは分からない、生産現場やそこで働く人たちの思いに触れた学生たち。
こうした経験をもとに、販売当日に使用するオリジナルリーフレットも学生自身がデザインしました。
「何を売るか」だけではなく、「その商品の魅力を誰に、どう伝えるか」まで考えます。

「デザインする」から「伝える」「販売する」へ

学生たちが学ぶ岡学園トータルデザインアカデミーは、長野市にあるトータルデザイン専門学校。
ファッション、グラフィックデザイン、イラストデザイン、地域プロデュースなどを学ぶことができます。
今回、学生たちが経験するのは、教室の中だけでは完結しないデザイン。

生産者から話を聞き、商品の背景を理解する。
どんな人に買ってもらいたいのかを考える。
そのための売場やツールをデザインする。
そして、自分の言葉で商品の魅力を伝え、実際に販売する。

一連の経験を通して、自分たちが学んでいる「デザイン」が社会の中でどのように使われ、仕事につながっているのかを知る機会にもなります。

学んでいることが「仕事」に変わる瞬間

地域には、農業をはじめ、観光、販売、企画、デザインなど、さまざまな仕事があります。
今回のプロジェクトでは、ひとつの「ぶどう」を入り口に、それらの仕事がつながっていることも見えてきます。

自分が学校で学んでいることは、社会でどう役立つのだろう。
将来、どんな仕事をしてみたいのだろう。
地域で働くという選択肢もあるかもしれない。

実際の仕事に触れる経験は、自分の将来を考えるきっかけにもなりそうです。

学生たちは9月26日(土)・27日(日)、東京ビッグサイトの長野市ブースで、長野市産ぶどうを販売します。
自分たちでデザインした紙袋を使い、生産者から聞いた思いや、自分たちが畑で体験したことも含めて、ぶどうの魅力を来場者へ届けます。

デザインした、その先へ。
学生たちの学びが、実際のお客様と出会います。

【イベント概要】

地方創生SDGsフェスin GOOD LIFEフェア2026
開催日:2026年9月25日(金)~27日(日)
開催時間:10:00~17:00(初日は18:00まで)
会場:東京ビッグサイト 西3ホール
主催:内閣府地方創生推進室

岡学園トータルデザインアカデミーの学生による長野市産ぶどうの販売は、9月26日(土)・27日(日)に行われます。

※本記事は、互恵株式会社/eternal story株式会社の発表資料をもとに構成しています。

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