花映さん監修「桃と生ハムと水切りヨーグルトのカプレーゼ」

早くも猛暑が続く2022年夏。夏バテ対策に、しっかり体調管理をしなければなりませんね。
ヨーグルト研究家として活躍する花映さん監修のビフィズス菌入りヨーグルトを使った夏の腸活レシピをご紹介します。
今回は、栄養たっぷり!相性抜群の“桃と生ハムと水切りヨーグルトのカプレーゼ”です。
ヨーグルト研究家 花映 さん
東京農業大学卒業。中学生の頃にヨーグルトの魅力に気付き、「ヨーグルト専門店」を開くことが夢に。大学卒業後、香料・色素メーカーに就職するが、夢の実現のため、飲食業界に転職。会社員として働きながら日々ヨーグルトの研究を行い、月に1、2回「ヨーグルト専門店 Dear Mechnikov」をオープンしている。 |
栄養たっぷり!相性抜群の“桃と生ハムと水切りヨーグルトのカプレーゼ”
桃は実は夏の果物!
水溶性食物繊維とビタミンがたっぷりで女性にも嬉しいサマーフードです。
桃に含まれるカリウムは、むくみ解消が期待できます!
ビタミンCも豊富なので美容と健康に内側からアプローチできます。
<材料>(2~3人分)
桃 | 1個 |
水切りヨーグルト (ビフィズス菌入りヨーグルト使用) |
100~200g |
生ハム | 3~6枚 |
塩 | 少々 |
オリーブオイル | 適量 |
<作り方>
①キッチンペーパーを敷いたざるに、ヨーグルト200~400gをあけ、冷蔵庫で一晩水切りする。
(水や缶詰を入れたボウルなどを重しとして載せると早くしっかり水切りできます。)
②桃をくし形に切る
③桃とスプーンですくった水切りヨーグルトを交互にお皿に並べる
④塩とオリーブオイルをかける
⑤生ハムを縦半分に少しずらして折り、端からくるくると巻いて花びら状にする。
1つ目を芯にしてさらに生ハム1~2枚を巻きつけ、桃と水切りヨーグルトに添える
<腸活ポイント>
☆桃にはペクチン、カリウム、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシンが含まれます。
水溶性食物繊維の1種であるペクチンは、腸内細菌のエサになるため、整腸作用が期待できます。また、水溶性食物繊維には血糖値の上昇を穏やかにしたり、コレステロールを排出する効果もあります。
※ヨーグルトを水切りした時にできるホエー(乳酸)は捨てずに有効活用しましょう。
ビフィズス菌が体にいい理由
<脳と腸の関係>
あなたは、こんな経験ありませんか?
◆緊張するとお腹が痛くなる
◆便秘が続くと気分が落ち込む
近年では、脳と腸が互いに影響を与えており、相関関係があることがわかっています。 過去の研究では、うつ病患者の便に存在していたビフィズス菌数はうつ病でない人と比べて明らかに少ないことが判明するなど、腸内細菌も深く関係しています。 認知症予防効果が期待できる菌株(ビフィズス菌MCC1274)も存在し、脳腸相関に関する研究が進んでいます。 |
<ビフィズス菌入りヨーグルト>
ビフィズス菌は乳酸だけでなく、“短鎖脂肪酸”を作り出します。 強い殺菌作用で悪玉菌の繁殖を抑えることができ、乳酸だけで作ったヨーグルト比べて、ビフィズス菌入りのヨーグルトは整腸作用が高いことがわかっています。 また、短鎖脂肪酸は、余分な脂肪の蓄積を抑える働きや、基礎代謝を高める事で太りにくい体に導いてくれることも作用があることもわかっています。 ビフィズス菌入りヨーグルトは、便秘の改善や免疫力の向上だけでなく、ダイエット効果も期待できます。 |