絵本、映画に登場した「憧れのパンケーキ」

流行りのパンケーキを求めて、人気店の情報を収集し並んだ経験はありますか?InstaguramやFacebookなどに、誰かが美味しそうなパンケーキの写真をアップしただけで、お裾分けをいただいたみたいに気分も上がったりします。パンケーキって人をしあわせにする力があるのかもしれません。皆さんのパンケーキとの出会いはいつ頃でしたか?
今回は、絵本や映画などの作品に登場するパンケーキのエピソードをご紹介します。
「小さなスプーンおばさん」 アルフ・プリョイセン作
子供の頃に、読んだ方も多いのではないでしょうか。アニメにもなりましたね。
ある朝、目が覚めたら身長がティースプーンくらいに小さくなってしまったおばさんのお話しです。おばさんにとって、仕事から帰ってくる旦那さんのためにパンケーキを焼くことは、とても大事な仕事です。小さくなってしまったのなら仕方ない。できる方法を考えなければとポジティブに行動します。
スプーンおばさんのシリーズでは、いつも突然おばさんが小さくなってしまいます。動物たちと会話を交わしながら、動物たちに指示を出し、サポートしてもらいながら課題を解決していきます。わかりやすい女性のリーダーシップの例だなと思います。
絵本に出てくるパンケーキの挿絵がとても印象的で、何枚も積み重ねられたパンケーキに憧れた覚えがあります。
皆さんも、本や映画などのシーンで印象に残ったメニューなどはありませんか?
「魔女の宅急便」 角野栄子原作 宮崎駿監督
ジブリ作品の中でも人気の高い不朽の名作「魔女の宅急便」の中で描かれるパンケーキのシーン、覚えていますか?魔女の修行をするため都会にやってきた13歳の少女キキは、相棒の黒猫ジジとパン屋さんの屋根裏部屋で一人暮らしを始めます。お金もないし、お料理もあまりできないキキは、朝食にパンケーキを焼いてジジと食べていましたね。ここでのパンケーキは、都会に出てきて初めての一人暮らしをする女子の生活を象徴するメニューとして描かれているように感じました。
この春から一人暮らしを始めた皆さんも、パンケーキ作りをしてみてはいかがでしょう。
街のオシャレなパンケーキを参考に野菜やフルーツを添えて、自分だけのオリジナルパンケーキを作ってみるのも楽しそうですね。
今回は、パンケーキをテーマにご紹介しました。
また、折をみてご紹介をしたいと思います。