• 木. 4月 25th, 2024

おてがる新健康習慣「めかぶファースト®」

肥満予防・減塩・糖尿病予防…嬉しい効果がもりだくさん!
食事の前に「めかぶ」を食べるだけ!

新型コロナウイルスの影響で不安な日々が続く中、いつも以上に健康意識が増した方が多いのではないでしょうか。
簡単に生活に取り入れられて、続けるのが苦にならず、お財布にも優しいのに、色々な効果が期待できる…そんな夢のような方法を探している方も多いのでは?

そこでおすすめしたいのが「めかぶファースト」。
めかぶを毎日の食事の最初に1パック食べるだけで、減塩・肥満予防・免疫力アップ…と様々な効果をもたらしてくれる「めかぶファースト」に迫ります。

魔法の健康習慣「めかぶファースト」とは?

①食事の最初にめかぶ1カップを食べる


②その後は普段通りに食事をするだけ!


③食後血糖値の上昇が緩やかに!

「ベジファースト」よりもすごい!「めかぶファースト」の血糖値上昇抑制効果

数年前に一世を風靡した「ベジファースト」。
その名の通り、食事の最初に野菜を摂る食事法です。肥満の予防などに効く!と試してみたことがある方もいるのではないでしょうか。
「めかぶファースト」も「ベジファースト」とやり方は同じ。
めかぶを食事の前に食べるだけというとっても簡単に取り入れられる健康法なんです。
めかぶを食事の前に食べると、食後の血糖値の上昇は「ベジファースト」を実践した時よりも抑えられることが研究により明らかになりました。

血糖値が高いとなぜよくないの?
血糖値は一定の時間が過ぎると元の正常範囲値にまで下がります。
食事を摂った後の血糖値が高くなりすぎ、元の正常範囲値に戻るのに時間がかかること、つまり血糖値が高い時間が長いことが健康には良くないのです。
日本では、40歳以上の5人に1人が食後高血糖状態にあると言われています。


「めかぶファースト」で塩・糖・脂をバリア!

減塩
国が推奨する塩分摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、平均して10g程の塩分を
摂っている人がほとんど。
めかぶには塩分の排出を促す効果があるため、めかぶを食前に食べるだけで約1g減塩することができるのです。
ちなみに、塩分過多でない人がめかぶを摂取しても必要以上に塩分が排出されることはないので、ご安心を!

糖尿病予防
糖質過剰の食事を続けると食後高血糖を招き、肥満になるだけでなくすい臓が疲弊していき、糖尿病のリスクが高まります。
そのほか、心血管疾患死亡のリスクやアルツハイマー型認知症のリスクも食後高血糖によって引き上げられるという研究結果が報告されています。
また、食後高血糖はダイエットの大敵!つまり、食後高血糖をコントロールすることが健康の鍵なのです。

肥満予防
めかぶに含まれるフコキサンチンという成分は体重や体脂肪を減少させる効果が確認されています。
海藻を食事の直前に食べるだけで脂肪の吸収量が減り、食後の中性脂肪の急激な上昇を抑えることができるという研究結果も。
さらに海藻は低糖質(ローカーボ)かつ低脂質・低カロリーな食材のため太りにくい食材です。
めかぶファーストはメタボ予防やダイエットに非常に効果的といえるでしょう。

めかぶにはその他にも嬉しい健康効果がもりだくさん!

免疫力アップ
めかぶに含まれるフコイダンという成分は、ウイルスに対する抗体の産生を促すほか、ナチュラルキラー細胞の働きを高める効果があります。
実際に、インフルエンザウイルスに対する抗体の産生能がアップしたという研究結果も出ています。
免疫力アップが叫ばれるこのご時世に非常に心強い味方となってくれる食品です。

便秘の改善
めかぶに含まれる水溶性食物繊維が腸内の善玉菌のエサとなるので、腸内環境を整えることができます。
水溶性食物繊維はキノコや大麦などにも含まれますが、海藻に含まれるものは体内でゲル状になるため、最も細菌のエサとなりやすいと言われています。
また、水溶性食物繊維には便を柔らかくし、スムーズな排便を促す効果もあります。


和洋女子大学 多賀昌樹准教授 コメント

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)に食物繊維の目標量が示されていますが、「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)をみると、70代女性以外は目標量を下回っています。
近年、食物繊維の摂取量が減少している中でめかぶは、水溶性食物繊維であるフコイダンやアルギン酸ナトリウムを豊富に含む食品であり、不飽和脂肪酸も多く含むことが知られています。
めかぶ摂取による血糖上昇抑制作用が示されたことから、海藻を中心とした和食文化の見直しにもつながればと考えています。