学生がスポーツ女子におススメするご褒美スポット@神楽坂

皆さんはご存知ないと思いますが、RanRun編集部は東京の神楽坂にあります。このエリアは美味しいお店もいっぱいあって、オフの散策におススメの場所です。このエリアにキャンパスのある東京理科大学、法政大学、中央大学などのスポーツ女子の皆さんは、よくご存知かもしれませんね。
今回、学生スタッフが初神楽坂散策に出かけました。素敵なお店に出会えてテンション上がりまくっていました。その一部をご紹介したいと思います。
<和菓子>
御菓子司 梅花亭 神楽坂本店
東京メトロ神楽坂駅から飯田橋方向に向かって少し歩くと、店先から美味しそうな和菓子がたくさん並んでいるのがみえました。
1935年(昭和10年)創業の御菓子司 梅花亭さんです。
有名な「鮎の天ぷらもなか」は、初代が考案し、創業時から販売されているロングセラー商品です。
接客をされていた女将さんに、色々と教えていただきました。
(左が女将さん)
梅花亭さんは、「安心、安全、見て楽しく、食べて美味しい」を心がけて、和菓子作りを続けてこられました。
お店一番の自慢は、餡を和菓子の皮に合わせて何種類も炊き分けていること。
7種類の小豆を和菓子によって使い分け、自家製の餡を作っています。
11人いる職人さんが、朝からひとつひとつ手作りしています。
お店を訪ねた時は、ちょうどお昼休みの時間だったため、おひとりで作業されていました。
店内には、見た目の可愛い「猫」や「ウサギ」の形をあしらったもなかや、上品な上生菓子を始め、美味しそうな和菓子が数多く並んでいました。
下の写真は、梅花亭で一番人気の和菓子「浮き雲」です。
空に浮かぶ雲を見て「雲を食べてみたい」と思った先代が、考案されたものだそうです。
種類は、生成り(小倉あん)と抹茶(抹茶あん)の2種類。
外はふわふわ、中には優しい甘さの餡が詰まっていましたよ。
そしてこちらが新発売の商品!「神楽坂福来猫もなか」です。
実は、神楽坂は「隠れた猫の街」。
裏通りや塀の上にいる猫ちゃん達をモチーフに考案されたそうです。
餡は4種類あって、それぞれにカワイイ名前が付いています。
白猫の「くる」(こしあん入り)
ピンク猫「ふく」(白あん入り)
三毛猫の「あずき」(粒あん入り)
黒猫の「たけ」(黒糖あん入り)
ピンク(赤)と白をセットにして、「ふくくる」となるそうです。
試合の前のゲン担ぎに、なりそうですね。
その他にもスポーツ女子の疲れを癒す甘い和菓子が数多くあります。
職人さんのアイデアが詰まった和菓子の数々。
タイミングがよければ、職人さんの和菓子作りの様子を拝見することもできますよ。
<イタリア食料品のアンテナショップ>
Dolce Vita(ドルチェ ヴィータ)
梅花亭を出てさらに飯田橋方向に歩いていると、美味しそうな揚げ物やワインが目に入ってきました。お店の名前は「Dolce Vita(ドルチェ ヴィータ)」。
イタリアから直輸入する食料品を扱うアンテナショップで、ワインやチーズを始め様々なイタリアからの食糧品をリーズナブルなお値段で販売しています。
店長の渡辺ひろ子さんにお話を伺いました。
Dolce Vitaの店内では、何種類もの高級チーズを試食することができます。「試食したお客様から、直接、感想を聞くことができるでしょ」と渡辺さん。
Dolce Vitaを出店しているジャパンソルト株式会社は、ホテルやレストランなどに輸入した食料品を卸す企業です。自分達が扱う商品を実際に口にするお客様と直接関わる機会が少なく、お客様の声を聴くことは難しかったそうです。
そこでお客様の反応を見たり、感想を聞いたりして、商談に役立つ情報を収集するためのアンテナショップを出すことになったという経緯があります。
チーズだけでなく、ワインやジュースの試飲もさせていただけます。
どういったお客様が、どの商品を好まれるかなど、生の声と購買傾向をつかむことができるので、自社のクライアントに情報提供し商談に役立てているそうです。
商品を販売して利益を出すことが目的ではないため、Dolce Vitaではかなりリーズナブルなお値段で販売されていて、購入者にとってはとても魅力的です。
また、扱う商品の品質管理を厳しく行っていて、チーズの賞味期限などは輸入した際につけられた日付よりも短く設定しなおす徹底ぶりです。
写真は、シチリアから輸入しているブラッド・オレンジジュースです。
日本では航空会社のファーストクラスに乗らないと口にすることができないようなジュースなんだとか。とっても美味しかったです!
店頭にはトリュフご飯やリゾットが入ったフライなども販売されていて、購入してすぐに食べることもできます。
土日はかなり混み合うので、落ち着いて店内を見ながら試食を楽しむには平日がおススメ。
イタリアの高級食材がお手頃価格で手に入るので、仲間とのお祝いや自分へのご褒美にもおススメです。
取材 甲斐瑛美子(昭和女子大学2年)・諸瀬祐里(昭和女子大学3年)
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