アロマでよい睡眠をとりましょう

アロマテラピーは、眠りの質についてもたくさんの効果を発揮します。
なかなか眠れないような不眠気味の場合や眠りが浅い場合、これが一時的なものでも、
長期的なものでも、劇的に好転させることができます。
安全で自然に眠りを誘うのにとても役立ち、睡眠剤のような副作用をおこす危険も一切ない、精油がたくさんあります。
そして、芳香浴や数滴の精油を枕元に落とすといった、もっとも簡単な使用方法が有効です。
【オススメ精油】
ラベンダー、カモミール、ネロリが最も効果が期待できる精油の代表です。
いずれにしても、心と感情に深い効果をおよぼし、鎮静させ、緩和させ、バランスをとり、不安を軽減することに価値があります。
眠りを左右する要因には、日常生活での蓄積疲労や精神ストレスなど、心身共にぐったりと疲れてしまった時など、なんとなく眠れなかったり、眠りが浅かったりと様々ですが、
いずれも精神的な面も眠りの質に影響することも多いです。
心身ともに健康を保つためにも、眠りの質はとても重要となります。
【ラベンダー】
アロマの代表とも言われる香りで、アロマ初心者の方はこのラベンダーがオススメです。ラベンダーには酢酸リナリルという成分が含まれており、交感神経の高ぶりを鎮めつつ不安を和らげて、快眠をもたらしてくれます。
【カモミール】
青リンゴのような甘酸っぱい香りがリラックス効果を促してくれます。不安やストレスなどを解消し、不眠症にも効果があると言われています。
【オレンジ】
オレンジの皮をむいたときのような爽やかな香りが、気分を前向きにしてくれます。不安や緊張をほぐし、リラックスを促す働きがあります。
【ネロリ】
オレンジの花から抽出され、香水にも使用されているアロマです。こちらもラベンダー同様、不安感などを沈める効果があると言われています。
深い眠りがかかわる、鎮静作用がある精油の部類とされた精油は、どれも有効です。
効果の期間の目安としては、1~2週間試してみる必要があると思います。
(身体がすぐに慣れてしまう為、2週間以上は控える)
鎮静作用のある精油には、安息香が含まれます。
これは、眠りの根底に大的な気苦労がある場合に、とても効果があります。
- ベルガモットも、とても好まれる香りのひとつですが、こちらも不眠のような抑うつと結びついているときに、選ばれる精油のひとつです。
- クラリセージは、非常に深くリラックスさせる精油ですが、アルコール飲料とは決して併用してはいけません。
- マージョラムは、きわめて加湿性があり、心を慰謝する作用を発揮します。
このほか、サンダルウッド(白檀)、ジュニパー、イランイランなども挙げられます。
今上げた、精油はお互いにブレンドできるものですから、自分に最も適した心地よいと感じた香りをみつけるまで、配合を少しずつテストしてみてください。興味深いと思います。
これらのブレンドした精油は、いずれもベッドに入る前に、ほどよく温かいお風呂に入ることで、とてもリラックスできます。
アロマの香りを楽しむ方法はいろいろありますが、本格的に楽しみたいのであれば、アロマディフューザーがおすすめです。基本的に水とアロマオイルをセットして使用しますが、睡眠中に使用することを考えれば、熱を発しない超音波式の方がいいでしょう。
また、睡眠中にディフューザーの水がなくなって、空焚き状態になったりすると危険ですので、自動停止装置などの機能があると安心です。
アロマポットなども、キャンドルを使用するタイプのものなどは、火を使用するため睡眠中の使用には適していません。
万が一倒れたとしても、火事などの心配のいらないタイプのものを選ぶことが大切です。
アロマランプやアロマライトなど、アロマの香りと明かりを同時に楽しむタイプのものは、調光機能やタイマー付きのものがいいでしょう。アロマの香りを楽しむ方法はいろいろありますが、睡眠中に使用する方法としては、本格的なものでなくても、安全に使用できるものを選ぶ必要があります。
もっとも手軽で安全に香りを楽しむ方法は、眠る1時間程前にハンカチやティッシュなどにアロマオイルを数滴落垂らして染み込ませておき、枕元に置いておくという方法です。この方法であれば眠る前にもアロマの香りを楽しめ、眠っている間もほのかな香りを感じることができ、安心して心地よく眠ることが出来ます。
※参考
アロマオイル事典
http://www.aromaoils.jp/index.html
<講師プロフィール>
アロマテラピーアドバイザー/ mimi
モチベーションを上げる時に聴く曲
嵐: 1 .Hero 2. Oh Yeah!