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【47 都道府県 1 万人超対象 全国一斉 「大腸環境」 実態調査】

全国 快便偏差値ランキング 全国ナンバーワン快便県は 「静岡県」

ヘルスケア 2020/10/10

快便偏差値 71.1 “腸”優秀! 全国ナンバーワン快便県は「静岡県」
たかが便秘、されど便秘、全国ナンバーワン便秘県は 「長崎県」

近年、大腸内の腸内細菌と全身のさまざまな疾患との関連性について研究が進められており、大腸の状態を整えることが重要視されている。
しかし、大腸の機能・働きに関する関心・理解は浸透しきっておらず、大腸が全身の健康において重要な働きを持つ臓器であることや、大腸と小腸の部位的・機能的な違いも、広く知られていないというのが現状だ。

森永乳業株式会社は、全身の健康の要となる大腸の健康に関する意識と実態を明らかにするため、みなと芝クリニック川本徹先生監修の下、全国47都道府県の20~50代の男女11,656人を対象に「大腸環境」実態調査を行った。
調査結果では、大腸の健康を普段から意識している人は、35.0%にとどまった。
※「大腸環境」とは…おなかの中でも特に大腸の健康状態のことを指している。

 

「大腸環境」の乱れの代表的な状態でもある「便秘」の状況を明らかにするため、みなと芝クリニック川本徹先生監修の下、 全国 47 都道府県の 20~50 代男女 11,656 人(各県 248 人)に対し、下記の「便秘の指標」に関する質問を行い、それぞれの回答を点数化。
その合計点数をもとに「快便偏差値」を算出し、都道府県別にランキング化した。
その結果、快便偏差値が最も高いナンバーワン快便県は静岡県となった。
一方で「大腸環境」の悪化が疑われる、快便偏差値の最も低いナンバーワン便秘県は長崎県という結果となった。

≪便秘の指標≫
◎排便回数 ○排便時間帯 ◎便の臭い ◎便の形 状(固さ)・色 ○残便感 ◎オナラの臭い ◎ストレス ◎運動頻度 ◎睡眠時間 ○食事の回数 ○朝食の 摂取状況 ○水分の摂取状況 ○風邪のひきやすさ (免疫状態) ○発酵食品の摂取状況
※◎は 20 点満点、〇は 10 点満点の配点

 

 

快便偏差値 1 位の快便県である静岡県は、便もオナラも 「ニオイ少ない」ランキングで 1 位、また「毎日朝食摂取」「風 邪ひきにくい」ランキングで 2 位と好成績。
「便秘の指標」として重要な項目である「ニオイ」において便・オナラとも に 1 位を獲得したことが、快便県 1 位の大きな要因となっているようだ。

残念ながら便秘県 1 位となってしまった 長崎県は、「毎日腸スッキリ」ランキング46位、「朝の排便習 慣」ランキング 47 位。
また、「睡眠時間たっぷり」「風邪ひきにくい」ランキングで 44 位、と健康習慣があまり良くない状況が見受けられた。

 

快便県の静岡県と便秘県の長崎県の違いを比較したところ、「便秘だと思う状態」に差があった。
『便秘だと思う状態についてお選びください』という質問に対し、「排便が毎日ではない状 態」と答えた人は静岡県が41.1%だったのに対し、長崎県は36.3%と4.8ポイント少ない結果に。

一方、『便秘だと思う状態』を、「排便が3日以上ない状態」と答えた人は、静岡県が46.4%に対し、長崎県は54.0%と7.6ポイントも多かった。
毎日排便がないと「便秘」と認識する人の多い静岡県と、排便が3日以上ないときに「便秘」と認識する人が多い長崎県とでは、「便秘」の捉え方に差があり、結果として快便県ランキングにも差が出ることとなった。

川本 徹先生のコメント(みなと芝クリニック 院長)

ナンバーワン快便県の静岡県が、「便・オナラのニオイが少ない」のは、大腸内の『善玉菌』の量が多く、「大腸環境」が良いことを示しており、逆に「便・オナラのニオイが臭い」と、大腸内で『悪玉菌』が優勢になり、「大腸環境」が乱れている可能性が示唆されます。
大腸環境に影響をもたらす『善玉菌』『悪玉菌』の量は、食習慣などに影響を受けているのだと思います。
一方、便秘県の長崎県は「毎日腸スッキリ」と「朝の排便習慣」ランキングで下位となっていますが、やはり快便のためには毎日朝食後に排便するという習慣が重要になります。
さらに、一見「風邪のひきやすさ」は快便と関係が薄く感じるかもしれませんが、腸内環境が悪化すると、免疫力が下がって風邪をひきやすくなることが考えられます。
免疫力を高めるためにも「大腸環境」を整えることは大切なことです。

 

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