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自分を大切にするコミュニケーション② 人はいろいろ、お互いを知る

自分を大切にするコミュニケーション②
ヘルスケア 2016/08/15

自分を大切にしていますか?
学生であり、アスリートであり、就活もあり、家族の一員でもあり、とにかく皆さんはたくさんの役割を持ち、本当にがんばっていらっしゃいます。
そんなご自分を大切にして、よりいきいきと過ごしていただくためのヒントをコミュニケーションの視点から、3回にわたってお伝えしていきます。

 

第2回のテーマ 〜人はいろいろ 自分を知り、他人を知り、お互いにOKを出す〜

 

◆人はいろいろ・・

 

人はみんな違う・・とは思っていても、どうもかみ合う人とかみ合わない人っていませんか?
「なんか、あの人、苦手・・」と、どこか違和感を感じる人には「変な人」というレッテルを貼りたくなったりするものですね。
逆に考えれば、相手から見ると自分も「変な人」と見られているかもしれません。

 

コミュニケーションの取り方には、人によって傾向の違いがあるので、そもそもコミュニケーションはズレやすく、相手とかみ合わないことも多々あるものです。

 

どんな違いがあるかを見る方法はいろいろありますが、ここではコミュニケーションの傾向を4つのタイプに分けてそれぞれの特徴を見てみましょう。

 

まず、あなたはどんなタイプでしょうか?
簡単な2つの質問に答えてみて下さい。

 

Q1.もの事の決断はたいてい早い 
Q2.人から「クールだね」とか「落ち着いているね」と言われることが多い

図1

 

【Aタイプ】

★一見恐そうだが、実は頼れるリーダータイプ

  • 結果や成果が大事
  • けっこう勝ち負けにこだわる
  • 回りくどいのは苦手で、単刀直入を好む
  • 話す時は結論から言ってほしい
  • 指図されるより自分が決めたい

*好きなほめられ方:基本的にあまりほめられなくてもいいが、尊敬する人からのほめ言葉はうれしい

 

【Bタイプ】

★場を明るく盛り上げるムードメーカータイプ

  • どうせやるなら楽しく!ノリが大事
  • 好き・嫌いがモチベーションのポイント
  • 「〜なかんじ」という表現が多い
  • けっこう大雑把で細かいのは苦手
  • 回りくどいのが嫌い

*好きなほめられ方:いいね!さすが!などほめ言葉はなんでもうれしい 

 

【Cタイプ】

★クールな論理派タイプ

  • 根拠や理由が大事
  • データや数値の裏付けがあると納得する
  • 「〜なかんじ」という曖昧な説明には違和感がある
  • もの事は自分のペースで計画的に進めたい
  • 「理屈っぽい」とよく言われる

*好きなほめられ方:良い点を具体的に言われると納得する。さすが!のような曖昧なほめ言葉はかえって気持ち悪い

 

【Dタイプ】

★見るからにおだやかな、いい人タイプ

  • 人の気持ちが大事
  • 結果が良くなくても、みんなで頑張ったことに喜びを感じる
  • 役に立ちたいという思いがモチベーションになる
  • 前置きなく、ズケズケ言う物言いは苦手

*好きなほめられ方:あなたのおかげで助かったよ、ありがとうと言われるといくらでも頑張れる

 

 

これは簡易的な分け方なので、ピンとこないところもあるかもしれませんが、こんなふうにコミュニケーションの傾向って「いろいろなんだな」「こんな違いがあるんだな」というところをキャッチしていただければと思います。

 

また、ズレを起こすポイントを知っていると、「あ、だからあの人とかみ合わないのか・・」と理由がわかって気が楽になるのと、相手が受け取りやすいアプローチを工夫しやすくなるというメリットがあります。

 

【タイプの違いによるズレを起こしやすいポイント】

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例えば、試合に負けてしまった・・という場合

 

「次があるよ!」とポジティブなBタイプや、「だけど、みんな頑張ったよね!」と言うDタイプに、「負けたら意味ない!」と思うAタイプや、「何が敗因か考えるべきでしょ!」と思うCタイプがイライラして黙る・・・なんてことが起こりやすいかもしれません。
スピードの早いAタイプ、Bタイプが、じっくりゆっくり動くCタイプ、Dタイプにイライラすることもありがちです。

 

まず自分の傾向を知り、人の違いを知って、「ああ、あなたはそうなんだね」とお互いを認め、それぞれに歩み寄ったり、強みを活かし合うことができれば素晴らしいチームができます。

 

もしこの4つのタイプがチーム内にいたとしたら、Aさんが頼れるリーダーとしてリーダーシップを発揮し、ポジティブなBさんがみんなの気持ちを盛り上げ、Cさんがいろんなデータに基づいた戦略を考え、Dさんがときにギクシャクするメンバー間の緩衝剤になるといったところでしょうか。

 

これは家庭や職場など、人と関わるあらゆるコミュニティで活かせることです。
「変な人」「苦手な人」は、自分にない強みを持っている人・・・そんなふうに捉えることができたら、人の見方が変わり、今後の人間関係がもっと多彩におもしろくなるかもしれません。

 

 

<プロフィール>

遠藤 律さん

遠藤 律(えんどう・りつ)
ストレングスファインダーTOP5  自我/社交性/内省/適応性/コミュニケーション
コーチング&フラワーエッセンス Unleash(アンリーシュ)代表

 

<資格>

国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ
米Gallup社認定 ストレングスコーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
保健師、看護師
日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー、
キャリアコンサルタント
(株)シャンドゥルール認定フラワーエッセンスセラピスト

 

銀行や製造業で、29年にわたり、心身のケア、職場の安全衛生、キャリア支援等、社員の快適な職場環境作りに邁進してきました。保健指導やカウンセリング実績は延べ8000人ほど。2007年より本格的にコーチングを学び、2013年に会社員生活にピリオドを打って起業、2014年には、伯母や母の介護を抱えながらも米Gallup社でストレングスを学びました。
現在は1on1のコーチングや研修講師を通じて、よりその人らしく、ありたい姿の実現をサポートしています。