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たった2分で変えられるボディイメージ!?

たった2分で変えられるボディイメージ⁉
ヘルスケア 2016/09/26

鏡を見て、自分が嫌いな身体のパーツはありますか?
あなたが思っているボディイメージはたった2分で変えられます!

 

え? と思った方、多いのではないでしょうか。
RanRunでもよくご紹介させていただいているエリカ・アンギャルさんの、Facebook記事の冒頭文なんです。この記事を読みながら、これはボディイメージだけに限らないことではないかなと思いました。
スポーツ女子のみなさんに、ぜひ、知ってほしい内容です。
きっと、1ステップ、ポジティブになれますよ。

 

内側からより美しく、心も身体もすこやかに輝くための食とライフスタイルを発信するエリカ・アンギャルさんのメッセージをご紹介します。

 

鏡を見て自分が嫌いな身体のパーツはありますか?
あなたが思っているボディイメージはたった2分で変えられます!
インスタグラムやフェイスブック、雑誌やテレビや映画に出てくる女性たちを見る度に、どれくらい自分自身と比べていますか?
これらのメディアから発信されるイメージは、毎日私達の生活に強い影響を与えており、また、私たちの意識もメディアによって無意識に影響を受けています。

 

事実、最近の研究によると(出典1)、自分自身や周りの人に対しての身体に対するイメージは、たったの2分で変えられるということが分かりました。
被験者にデジタル加工した写真を見せたところ、太ったように加工した写真を見せると自分たちは痩せていると認識し、痩せているように加工した写真を見た時は自分たちを太っていると認識しました。
またこれは他人の写真で試しても、同じ認識結果でした。
この研究から、自分自身に対する見方は驚くほど直ぐに影響を受けるということが分かりました。これは、痩せている人のイメージに常に囲まれていると、痩せている人が標準となってしまうということを表しています。

 

以前は、痩せている人のイメージを見続けていると自分のボディサイズにコンプレックスを感じると言われていましたが、実はそうではなく、脳内の知覚系機能に影響を与えるため、自分は大きい、または小さいと考えてしまうということが分かりました。
ある研究チームは、脳内コードが他の人をほんの少し見ただけで、自分自身が大きいか小さいかという判断をするということを見つけました。
事実、人は自分とは違うボディタイプの人をたった2分見ただけで、人は自分自身の身体に対して太っていると思ったり、満足しなくなるということが分かりました。

 

また、この脳内で起こる現象は、他にも影響を与えていると考えられています。
拒食症や過食症などといった摂食障害も、他人のボディサイズに対するイメージの取り込みが関係していると言われていて、自分自身に対する悪いボディイメージや自信喪失に繋がっています。

 

特に日本では、メディアに出ているモデルやタレント、女優さんたちが極端に細く痩せているので、たくさんの女性が自分たちも同じくらい細くなろうと努力しますが、それは大変危険です。

 

自分が見ているイメージが非現実的だとしても、他人に対する見方や自分自身に対する見方はそのまま影響を受けます。
恐ろしいことに、女性たちは常にメディアを通してこのような非現実的なボディイメージにさらされていて、間違ったイメージが頭の中にずっと残ってしまっています。
「女性は細いのが当たり前」と思ってしまうのは、日々目にしているイメージによって出来上がる悪い影響なのです。
私たちが「普通だ」と思っていることは、実は長年メディアのイメージにさらされている結果なのです。

 

このような非現実的なイメージの取り込みは早い時期から始まります。
思春期や大人になった時に非現実的な期待に囚われないように、若い時から自分自身に対するポジティブなイメージを育んでいくことが非常に大切です。
その取り組み方の一つとして、健康的でバランスのよい食事や運動を楽しむこと、そしてネガティブな考えにならないように非現実的なイメージを見るのをできるだけ避けることが重要です。

 

洗顔料などで知られるブランドのDoveによる最新の「グローバルの美と自信に関するレポート」では、13の国で1万500人の女性にインタビューをしたところ、自分の身体に対する自信が下がっているという結果が出ました。

 

特に日本は、世界の中でもボディイメージに自信を持っている割合が一番低く、たった8%の女性しか自分自身の身体が好きではないという驚きのデータです。

 

自分の身体に自信を持っている女性の割合
1.南アフリカ 64%
2.ロシア 45%
3.トルコ 42%
4.インド 40%
5.中国 37%
6.メキシコ 36%
7.ドイツ 34%
8.ブラジル 27%
9.アメリカ24%
10.カナダ 22%
11.オーストラリア 20%
12.イギリス 20%
13.日本 8%

 

メディアのイメージはあなたの美の基準を間違った方向に曲げてしまう可能性があるので、それらの情報をそのまま信じ込まないよう注意しましょう。
その代わりに、ポジティブなボディイメージを発信し、あなたの欠点も含め受け入れることが出来るようなメディア(ネットでも雑誌でも、自分にあったもの)を見ていきましょう。

 

このようなポジティブボディイメージを追っていく風潮は、海外ではだんだん人気が出ています。
ボディイメージとはあなたがどのように見えるかではなく、あなたがあなた自身をどう思うかということを覚えておきましょう。

 

メディアに出ているイメージは非現実的なものが多く、また私たちは皆それぞれ違うのです。
先ずは、自分自身を他人と比べないところから始めましょう。
リサーチによると、世間との比較が自分自身に対する自信を喪失する最短の方法と言われています。周りと比べれば比べるほど、自分自身の自信を無くしていくのです。
この地球上には70億も人がいますが、世界中であなたという人間はたった一人だということを忘れないでください!
あなたは唯一無二の存在で、そのままで十分ステキなのです!

Lots of Love, Erica

 

(出典1):Brooks, K.R,. Mond J.M., Stevenson R.J., Stephen I.D. (July 2016). Body Image Distortion and Exposure to Extreme Body Types: Contingent Adaptation and Cross Adaptation for Self and Other. Frontiers in Neuroscience, http://dx.doi.org/10.3389/fnins.2016.00334

 

<引用>
エリカ・アンギャル
Facebookページ:http://www.facebook.com/ericaangyal

 

<プロフィール>
Erica Angyal(エリカ・アンギャル)
栄養コンサルタント。内側からより美しく、心も身体もすこやかに輝くための食とライフスタイルを発信中。
http://www.erica-angyal.com
1969年オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒業、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒業(栄養学)。オーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)会員。血液型と体質の個人差を研究するThe Institute for Human Individuality(IfHI)のフェロー(研究員)の資格を持つ。オーストラリアで医師とともに、アレルギーや自己免疫疾患、心臓病や糖尿病などの生活習慣病や、 肌コンディションに悩む患者の治療に従事する。 1985年に初来日し、大分の高校に1年間の交換留学。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして、世界一の美女を目指すファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南。日本在住は今年で計18年目。伝統的な和食と日本文化をこよなく愛す。