TOPへ

負けた悔しさは、次の人生の糧になる

負けた悔しさは、次の人生の糧になる
ヘルスケア 2016/10/24

「メダル請負人」の異名を持つシンクロナイズドスイミング日本代表コーチの井村雅代さんが、モン・スポ主催第6回女性スポーツ勉強会(2016年10月1日開催)で講演をされました。40年以上コーチの仕事をし、これまで9回のオリンピックに関わり、全ての選手にメダルを獲らせてあげたという井村さん。そのお話の中から、選手のメンタルの持ち方について、スポーツ女子の皆さんにご紹介したいと思います。

 

強い精神力をつけることが、コーチの仕事だと思っていたと語る井村さん。2014年日本に帰ってきた時に、価値観の違いから若い選手に言葉が通じなくて驚いたそうです。メンタルを鍛えるヒントが、お話の随所に隠れていました。

 

怒られっぱなしはダメ!

「今の子は良い子過ぎる」井村さんの目には、イマドキ女子が「良い子過ぎ」に映っているようです。
皆さんは、監督やコーチに怒られた時、どうしていますか?

 

「褒められること」は、「コーチに勝つこと」

怒られたり注意されたら、そこを改善してコーチに褒められるように努力する。つまり、マイナスをゼロにするのではなくプラスにして、コーチに褒めさせるくらいの気持ちを持って欲しいということです。

 

以前、井村さんが日本代表コーチをしていた時の選手は、コーチから3回注意されたら自分の負けと思っていたそうです。
そういう意識の持ち方、自分の中のルールを作ることで、自分の中から鍛えていたのですね。

 

井村雅代さん

 

負けた悔しさは、次の人生の糧になる

勝って得られる達成感は、勝った者にしかわからない素晴らしいものです。この達成感を再び味わうために、また頑張ることができますね。
しかし、「負けて得るものもある」と井村さんは言います。

 

負けてしまった時に、「精一杯やったからいいや」と思うのではなく、悔しがってそれをバネに次に向けて前に進むことで、人は成長できるという意味ではないでしょうか。

 

自分の力を出し切る

「決勝前に私が選手に言うことはなんだと思いますか?」と井村さん。
競技はシンクロナイズドスイミングです。選手が一糸乱れぬ演技で魅せるあの競技です。
「チームワークはいらない」と言うそうです。ビックリしました。

 

でも、次に言う言葉を聞いて納得しました。
「あなたのできることを120%やりなさい。自分の力を出し切ることを心配しなさい」

 

この日のために、全員で必死に練習をしてきたのだから、最後はひとりひとりが自分の仕事をきっちりやり通せばうまくいかないはずがない。そういう意味なんだと思います。

 

シンクロナイズドスイミング日本代表コーチ

 

自分のやるべきことに集中すること
できる力を120%出し切ること
練習してきた自分、頑張ってきた自分を信じること

 

試合前の心地よい緊張を楽しんで、全力でぶつかる

 

これぞスポーツ女子の醍醐味ではないでしょうか。

 

RanRun Social

RanRunのソーシャルネットワークは、スポーツ女子インタビュー、大会取材やイベント風景、告知などの情報をリアルタイムでお届けします。