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東京医療保健大学 恩塚監督 今のバスケット界に広めたいマインドセット発表会②

「人生の扉を開く方法」東京医療保健大女子バスケ主将木村亜美選手

ヘルスケア 2021/05/25

インカレ連覇中の部の主将に取材をすると、その責任の重圧から苦渋の色を浮かべつつ、ポジティブな言葉を選びながら、自身の思いを語ってくれることが多い。
新体制になった新しいチームなのに、外からは優勝して当たり前のように見られるからだ。

東京医療保健大学が2021年3月24日(木)に開催した「東京医療保健大学 恩塚監督 今のバスケット界に広めたいマインドセット発表会 ~成長に繋げるマインドセットとは~」のなかで、同大学女子バスケットボール部主将の木村亜美選手が自信を持てるようになるためのマインドセット「人生の扉を開く方法」について話をした。

現在インカレ4連覇中の東京医療保健大学女子バスケットボール部。
インカレ3連覇を果たした2019年、当時の4年生選手は1年生の時から主力として活躍してきた圧倒的な存在だった。
インカレで優勝したのに、嬉しさよりも不安や苦しさが残ったという。

新チームになって、自分たちには力が足りないと思い、スキルを磨き、戦術をやりこんだ。
しかし、リーグ戦で勝利してもあまり喜べていないことに気づいた。
楽しいからやり始めたバスケットボールだったはずが、勝たなければいけないという義務感ばかりが大きくなり、大事な心が足りていなかった。

 

根拠のない自信によって自分がSUPER HEROなる

ここで恩塚亨監督のワクワクした気持ちを創出する指導方法が発動する。

根拠のある自信は、人との比較によって生まれるためなかなか得ることができないが、根拠のない自信は容易に持つことができる。
それは、憧れの選手など「なりたい自分」をイメージすること。

木村選手の場合は、自身のなりたい姿はコートの外でも存在感を放つ渡嘉敷来夢選手。
SUPER HEROになった気持ちで仲間を助けることができると、自分に自信がつき自己効力感をアップさせることができる。
助けられた人は、感謝を伝え相手の自己効力感をアップさせることで、自分の自己効力感をアップさせていくことになる。
選手同士の相互作用で自己効力感がアップしていくのだ。

自分たちをSUPER HERO集団、イケてる集団と信じ、ワクワクしながらプレーしていくことを実践していると話した。

新チームのリーダーさん、参考にしてみてはいかがだろうか。

 

東京医療保健大学女子バスケットボール部

インカレで4連覇を果たした大学女子バスケの強豪校。
卒業生にバスケットボール選手の津村ゆり子、藤本愛妃、岡田英里等がいる。

【主な成績】
2017年インカレ 優勝
2018年インカレ 優勝
2019年新人戦  優勝
2019年インカレ 優勝
2020年インカレ 優勝

Instagram:thcu_bc      Twitter:@THcuBc

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