TOPへ

十分な睡眠でコロナ疲れを解消!睡眠の質アップにはアミノ酸“グリシン”が効果的!

ヘルスケア 2021/05/15

長引く自粛生活で、精神的な疲労を感じている人は多いのでは?
全身の疲労感、倦怠感、食欲不振など感じていませんか?
対策のひとつとして挙げられるのが、「十分な睡眠」です。

味の素㈱の研究により、質の高い睡眠 をとるにはアミノ酸の一種であるグリシンが役立つということがわかってきました。
グリシンがもたらす睡眠効果についてご紹介します。

 

そもそも、アミノ酸とは? アミノ酸のキホンのキを解説

ヒトのカラダは、水分(約60%)、たんぱく質(約20%)、脂肪(約15%)、 糖質/その他(約5%)で構成されます。
つまり、水分を除いた構成成分のうち約50%がたんぱく質でできています。
肌や毛髪、筋肉や骨・内臓、その他にも体内の赤血球や白血球、ホルモンなど、カラダの中のほとんどのものがたんぱく質抜きではできないのです。
このたんぱく質を構成するのは、20種類の“アミノ酸”です。
つまり、私達が生きていく上でアミノ酸は無くてはならないものなのです。

 

体内で作られるアミノ酸“グリシン”とは?

アミノ酸の中には、体内で作ることができないため、食事からとる必要のある必須アミノ酸と、体内で作ることができる非必須アミノ酸があります。
グリシンは一日に数十グラムも体内で作られている非必須アミノ酸です。
私たちの体内に広く存在してさまざまな働きを担っています。
例えば、皮膚のタンパク質であるコラーゲンを構成するアミノ酸の約3分の1が“グリシン”です。
その他にも、 神経伝達物質の一つとしても働き、運動や感覚、呼吸といった身体機能にも関わっています。
さらに、長年にわたり、アミノ酸の研究を行っている味の素㈱の研究結果から、睡眠改善にも効果があることがわかってきました。

 

グリシンがもたらす4つの睡眠改善効果をご紹介!
味の素㈱の研究結果とともに、グリシンがもたらす4つの睡眠改善効果をご紹介します。

 ◆Point 1 朝の目覚めがスッキリ

日頃から睡眠に不満を持っている方々に、寝る前にグリシンまたは対照食を摂ってもらい、翌朝の「疲労感」を調査。
その結果、グリシンを摂取したときのほうが、翌朝の目覚めがすっきりし、疲労感も軽くなることがわかりました。

 

 

◆Point 2 日中の作業効率アップ!

日頃の睡眠に不満のない方々に、意図的に睡眠不足の状態で、寝る前にグリシンまたは対照食を摂ってもらい、 翌日の 「作業効率」と「眠気」を調査。
その結果、グリシンを摂取したときのほうが、翌日の日中の疲労感や眠気が軽くなり、パソコンを使った作業の効率もアップすることが判明しました。

 

◆Point 3 夜はぐっすり、すみやかに深い眠りに

睡眠には、カラダの眠りであるレム睡眠と、脳の眠りであるノンレム睡眠があります。
ノンレム睡眠の中で、特に眠りの深い ステージは、「徐波睡眠」とよばれ、成長ホルモンが活発に分泌され、筋肉や皮膚の修復を促す大切な時間です。
寝る前にグリシンまたは対照食を摂ってもらったところ、 グリシンを摂取したときのほうが、「徐波睡眠」によりすみやかに 到達することがわかりました。
グリシンは、深い眠りに早く達することにより、睡眠の質を改善する効果があることがわかっています。

 

◆Point 4 深部体温(※)を下げて眠りやすいカラダを作る

就寝前のグリシンの摂取は、足の表面体温を上昇させ熱放散を高め、深部体温を下げる効果があることが研究成果によりわかってきました。
質の良い睡眠と体温は深い関係を持っています。
睡眠中は脳やカラダを休息させるために代謝量を減らすことが必要です。
質の良い睡眠では、まず手足の体温が上昇して体内の熱を外に逃がし、次いで深部体温がスムーズに低下すると考えられています。
つまり、質の良い睡眠を得るためにはスムーズに深部体温を下げることが重要なのです。
※深部体温:体の中心部の体温

質の良い睡眠をとって、次の日が楽しく元気に過ごせるよう日々心掛けたいですね。

 

RanRun Social

RanRunのソーシャルネットワークは、スポーツ女子インタビュー、大会取材やイベント風景、告知などの情報をリアルタイムでお届けします。