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バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム2017③

高校生と婦人科医がパネルディスカッション「カラダのミカタ」

ヘルスケア 2018/01/15

昭和女子大学で開催された「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム2017」(2017年12月17日開催)の取材をしてきました。対馬ルリ子先生と本田由佳先生、実行委員の高校生によるパネルディスカッションが行われました。

 

第一部は、女性ライフクリニック銀座院長の対馬ルリ子先生が「無理せず自分を輝かせる自分メンテナンスのすすめ」というテーマで講演をしました。

第二部は、サッカー界のレジェンド澤穂希さんが「ここぞというときに最大限の実力を発揮するために大切なこと」をテーマに講演しました。

 

後半は、対馬ルリ子先生と本田由佳先生(慶應義塾大学SFC研究所健康情報プラットフォーム・ラボ)が登壇し、シンポジウム実行委員7人とパネルディスカッションを行いました。

実行委員が身近なカラダの悩みについて、対馬先生と本田先生に相談するというスタイル。

「試合の時などに生理(月経)が重なると辛い」「どのようなサインが体の異常か知らない」「無理なダイエットをして体調を崩した友達がいた」などの相談をする中で、「カラダの悩みを誰かに相談する、辛いと訴えることに抵抗を感じる」といった意見が多くあがっていました。

 

 

我慢は美徳ではない!
対馬先生は、「我慢は美徳ではない」と力強く話し始めました。
日本人女性はせっかく発揮できる力があるのに、我慢をしてしまうことで最大限に生かしきれていない傾向があると指摘。「病気になってから病院に行ったのでは遅いですよ」と言い、「婦人科は何か異常があってから行くところと思わずに、不安なこと、気になることがあればいつでも受診してもよいところです」と強調しました。

また、「10代の女の子のための自分のための素敵な習慣」を教えてくれました。

 

本当の美しさとは内側から出てくるいきいきとした輝き
健康科学者である本田先生は、基礎体温を測ることで自分の健康状態を知ることの大切さについて話します。
本当の美しさとは、内側から出てくるいきいきとした輝きのこと。高校・大学生世代は、食事をしっかりとり、基礎体温を測るなど日頃から体調管理をして、自分のカラダの健康を保つことが重要です。そして辛いなと思ったら、我慢せずに産婦人科に行ってみるという行動を起こすことが大事です。

パネルディスカッションに登壇した実行委員は、「産婦人科は怖いところではありません。婦人科医が身近にいることは心強いことです。正しい知識をみんなに伝えて、夢を実現できるように教えていきたいです」と感想を述べました。

 

私は今回のシンポジウムを通して、女性のカラダについての新しい知識を得ることができました。また、気軽に産婦人科に行ってもよいということがわかりました。
高校生の時期にカラダについての正しい知識を持つことは大切です。
将来、私も子供や周りにいる子たちの相談に乗れるような、頼れる女性の先輩になれるよう、今日をきっかけにもっと自分の体調や生活習慣に気を配っていこうと思います。

 

取材 学生スタッフ RURI

 

 

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