FUSION ラクロスの魅力はセオリーが確立されてないこと

社会人アスリートインタビュー第4回、第6回〜第7回は、仕事をしながらクラブチームFUSIONでラクロスに励む日本代表の水戸理恵さん、谷山なつきさん、岩田麻衣子さんの3人。座談会形式でお届けする1回目は、「ラクロスの魅力について」
<出演者紹介>
岩田麻衣子さん(27)
主将
東海大学卒 学校事務
日本代表
モチベーションを上げる曲 ルーティンは作らないようにしているが、昨シーズンの終盤は、先輩から教えてもらったリプレイストの「最後の一歩」を聴いていた。
水戸理恵さん(26)
広報係
立教大学卒 メディアディレクター
日本代表
モチベーションを上げる曲 ワン・ダイレクションの曲をよく聴いている
谷山なつきさん(25)
ディフェンス幹部
慶應義塾大学卒 金融会社勤務
日本代表
モチベーションを上げる曲 最近はあまり聴いていないが、学生時代はアップテンポの洋楽をよく聴いていた
―ラクロスとの出会いを教えてください♪
水戸)高校ではバスケをやるつもりでいました。
でも、ラクロスの練習を初めて見た時にすごく面白そうだったのと、ユニフォームが可愛くて、「やるならこっちだ!」と思ってラクロス部に入りました。
谷山)私も中学時代はバスケをやっていたのですが、高校ではラクロスのユニフォームとカバンの可愛さに惹かれて、同級生と一緒に入部しました。当時、大学生だった従姉がラクロスをやっていたことも影響しています。
岩田)私は高校までスポーツをやったことがなかったんです。進学する高校が決まってから、初めてラクロスという単語を知りました。親にはスポーツ系の部活に入ることを反対されましたが、ラクロスの楽しさを知ってこっそり入部したのが始まりです。
遅くまで練習して、いつも決勝戦まで勝ち進んでいたので、親も努力を認めてくれるようになって、応援してくれるようになりました。
―3人とも高校からずっとラクロスをやっているのですね♪
水戸)高校までは、バドミントンや陸上をやって自分なりに結果を出したので辞めました。
でも、ラクロスは11年間やってきて、まだ結果を出していない。日本代表にはなっているけど、チームで日本一という経験をしていないからかな。大学を卒業しても、当然ラクロスは続けるものと捉えていました。
谷山)従姉のラクロスの試合を観戦して、自分にもできると思って始めたのだけど、いざやってみるとなかなかキャッチができなくて、悔しい思いをしました。道具を使う競技は難しいです。
岩田)私は高校でゴーリーをやっていたので、大学ではフィールドをやってみたいと密かに思ったこともあります。でも、U-19の日本代表になったので、必然的にゴーリーで頑張ることになりました。
エッ?と驚く水戸さんと谷山さんに、「へへ」と岩田さんは笑い返します。
岩田)ラクロスは、それまでスポーツをしたことが無かった私でも、日本代表になれる競技なんです。だから面白い。
―では、ラクロスの魅力をそれぞれの言葉で語ってください♪
水戸)チームメートを持てること。仲間がいたから頑張れたことって多い。一緒に喜んだり、泣いたりできる仲間ができて、ラクロスをやっていてよかったと思います。
また、チームビルディングや戦術など、ラクロスから学んだことを仕事に活かせていると感じています。人を形成するというか、人生に影響を与えたと思います。
―例えば?
礼儀など人としてのベースが鍛えられました。挨拶のような当たり前のことがきちんとできる人になる。自分から挨拶をすると、顔を覚えてもらえるし、上司からよく褒められました。
谷山)変化し続けるスポーツということ。世界に通用するような日本のラクロスがまだ確立されていない。セオリーができていないので、まだ模索中の競技です。だから、流行りの戦略を早く取り入れたチームが勝つ。すぐには対応できないから。
-新しい戦略はどこから勉強するの?
他の競技です。サッカーとかアメフトなどですね。
学生と違い、練習時間が少ない分、質を高めないとなりません。考えながら策を立てています。
チームで助け合ってプレーをするので、足し算ではなく掛け算になるところが面白いですよ。プレーによって1×1=3になったりします。
それと、他大学の学生とも友達になれて、全国に知り合いができました。
それに、大学から始めても日本代表に入れるチャンスがあるのも魅力です。
岩田)私はゴーリーなので、全体を客観視できるポジション。チームの魅力を感じながらプレーしています。
頑張れば頑張っただけ結果を出せる競技ですね。自分達でなんでも作り上げるので、達成感がある。自分で成長を感じることができるので、もっと成長したいと思うし、今も夢中です。
人とのつながりができ、関わりが深まるので、自分自身が変われた気がします。
仲間は一生の友達。何かあったら助けてあげたいと思う。
次回は、ライフスタイルについてお聞きします
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