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コロナに負けるな。部活どうしてる?

ピープル 2020/06/27

コロナに負けるな。スポーツ女子にとってコロナに負けないとはどういうことか考えてみました。

2020年はスポーツのビッグイベント開催直前で、日本中が活気に溢れているものと思っていませんでしたか?
ところが2020年に入り、春節直前の中国武漢市で新型コロナウイルス関連の肺炎感染のニュースが報じられ、2月には横浜港に到着したクルーズ船の乗客の感染が確認されました。
それから間もなく、世界中で新型コロナウイルス感染による死亡者の数が報じられるようになり、日本政府は3月2日から全国の小中学校、高等学校、特別支援学校に一斉休校を要請する事態に。

感染拡大防止のために、人が大勢集まる状況を作らず、3密(密閉、密集、密接)を避け、マスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、自分と他人の命を守るための啓発が始まりました。

この時期、ほとんどの大学生は春休み期間に入っており、卒業目前の4年生は卒業旅行など学生最後の思い出作りを計画していた人も多かったと思います。
部活やサークルでは2、3年生が春合宿の準備や、新入生を迎えるための準備をしていたでしょう。
オンライン新歓という新しいスタイルが生まれています。
RanRunでも新歓活動の応援として、競技や部の魅力を紹介させていただきました。

就活生にいたっては、就活スタートの時期に企業説明会が中止になり、先の見えないことへの不安を抱えてしまったのではないでしょうか。
オンラインによる採用面接が行われているようですが、モニター越しに自分をアピールするのはなかなか難しそうです。
RanRunのマナー講座で好印象を与える笑顔や話し方の動画も配信していますので、参考にしてください。

 

そして4月、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づく緊急事態宣言が発出されました。
外出自粛で、日本中のほとんどの人が生活に影響を受けることになりました。

大学のキャンパスは閉鎖され、部活動は禁止。
大会の中止が相次いで発表になり、練習もできない状況にあるスポーツ女子がどうしているのか、SNSを通して取材をしました。

 

寮で部員が家族のように生活している柔道部やボート部では、寮が解散・閉鎖などの状況。
選手たちはそれぞれの自宅で自主練習を行っていました。

柔道部では、全体トレーニングをオンラインで毎週実施しているそうです。
部員のモチベーションと体力維持がもっとも課題となるところ。
オンラインで学年ミーティングを行い、少人数で話せる場を設けていると教えてくれました。
自粛期間が長くなると「メニューのネタが尽きそう」と、コーチにとってはトレーニングメニューの開発も課題のようです。

ボート部では、エルゴという屋内で水上での動きを再現できる器具を使ったトレーニングがありますが、自宅にその器具を持ち込みトレーニングしたり、自転車を漕いだりして筋力維持に努めていました。
定期的にオンラインで筋トレもしているそうで、仲間と一緒にやるほうが一人で練習するよりも追い込めるそうです。
話を聞いたボート部では、学年を縦割りにした10人ほどのグループを作り、週に2日オンラインミーティングで、それぞれの練習状況や悩みなどを共有することで、部員同士のモチベーション維持を図っていました。

以前は、艇庫でトレーニングしていた一橋大学端艇部

 

ラクロスは、チーム練習ができないなか、各自でランニングやフィジカルトレーニングに励んでいました。
トレーニング担当の部員がメニューを考え、部員たちに課題を出しているそうです。
全員がそろってグラウンドで練習できるまでは、もう少し時間がかかりそうですが、ポジションごとに一歩ずつ進んでいます。

合気道部では週2日、リモートで短めの稽古をしているそうです。
道場での稽古がいつ再開できるか目途が立ちません。
人と接する競技なので、大学からの許可もなかなか出ないのではないかと心配していました。

部員同士の絆が試される時でもあり、スポーツ女子それぞれの精神力が試される時でもあるようです。
どの部活もオンラインという新しい形での練習スタイルが生まれ、with コロナの状況下で頑張る学生アスリートの姿を知ることができました。

 

皆さんご存じの通り、世界中で新型コロナウイルス感染が拡大し、残念なことに亡くなられた方がたくさんいらっしゃいます。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして発症した人たちの命を守るために、過酷な状況の中で闘い続ける医療従事者が世界中にいらっしゃいます。
自身も感染し、命を落とされた医療従事者もたくさんいらっしゃいます。
医療者の皆さんに、敬意を表したいと思います。
「ありがとうございます」

 

日本では5月25日に緊急事態宣言が解除され、6月19日に外出自粛が全面解除され都道府県をまたぐ移動が可能になりました。
しかし、終息への道のりは遠く、まだまだ国内でも新たな感染者の報告がされています。

 

コロナに負けるな。スポーツ女子を応援!
コロナに負けないとはどういうことでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大は、人々の日常生活に大きな影響を与えています。
社会経済への打撃は、今後の私たちの生活にも大きく影響してきます。
今後、新型コロナウイルス感染の波は第2波、第3波が来るとも言われています。

新型コロナウイルスから自分の身を守ることだけでなく、勉強、仕事、スポーツ、趣味など自分のそれまで取り組んでいた日常を取り戻すことが、コロナに勝つということではないでしょうか。

withコロナを意識した新しい生活スタイルを誰もが取り入れていかなければなりません。
コロナウイルスだけでなく、健康に被害をもたらすウイルスに負けない体づくりが大切です。

そこでホームメイドクッキング×RanRun 「第4回スポーツ女子の「食」を支えるレシピコンクール」を開催し、体力アップ、免疫力アップなどのコロナ対策メニューを発信しようと考えています。

見た目も楽しく、食べることでモチベーションも上がるようなレシピを募集します。
詳細はこちら

日本を元気にするレシピをお待ちしています。

 

RanRun  Yuki Yanagi

 

 

 

 

 

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