アンダーアーマーランナーズハウス 駅伝経験が接客に活きている

アンダーアーマーと言えば、スポーツ女子にも人気のスポーツウエアブランド。
アンダーアーマーランナーズハウス中野(株式会社ドーム)を訪ねると、村上愛美(むらかみ・めぐみ)さんが接客をしているところだった。
大学時代は、全日本大学女子選抜駅伝競走の東日本選抜チームで主将を務めた元学生アスリートだ。
村上さんに、走ることの魅力、仕事のこと、ランナーズハウスのことなど話を聞いた。
走ることが好き
中学には陸上部がなかったのでテニス部だったという村上さん、高校から駅伝に取り組んできた。高校時代は女子の陸上長距離ブロックの部員が少なく、大人数でやっている他校が羨ましかったそうだ。
「部員の多いところで楽しく走りたい」そんな想いから大学でも駅伝を続けることを選び、城西国際大学に進学した。
とにかく走ることが楽しいという村上さん。
走ることの魅力は、努力した分だけ結果が出ることだという。
大学駅伝部はみんなで寮生活。
みんなで一緒は楽しいが、時には共同生活が大変な部分もあった。
二人一部屋なので、一人になる時間がないのだ。
自分がケガをして練習に参加できない時などは、精神的にきつかった。
みんなが達成感を味わっている時に、自分はそれを共有できず辛かったと振り返る。
駅伝は全てをみんなで一緒にやってきたので、本番で実際に走るのは自分でも、「みんなで走っている」という感覚だった。
襷を受け取った瞬間、襷に浸み込んだ汗の重みを感じグッとくるものがあった。
それを「次の人につながなければ」という思いで走る。
周りでサポートしてくれる人、応援してくれる人への感謝の気持ちでいっぱいだった。
走れなかった人の分まで走っているつもりだった。
他のメンバーがケガをして走れない時は、その辛さがわかるので「どう声をかけるかは難しかったですね」と村上さん。
そんな経験から、「相手が今どんな風に考えているか」を考えるようになり、「自分に何ができるか」を考えるようになったそうだ。
それが、今の仕事に活きていると言う。
ランナーズハウスでは、お客様の特徴に合わせて最適なフットウェアを紹介したり、ランニングイベントやパーソナルトレーニングなどを実施している。
そのため、お店にはランナーのお客様が多い。
村上さんは、走るうえでのフォームやケガ対策などのアドバイスをしたり、お客様の悩みを聞いたりしている。「お客様から信頼してもらえること」にやりがいを感じている。
食事について聞いてみると・・・
学生時代の食事管理は、大学の寮母さんがカロリーや調理方法などコントロールしてくれていた。駅伝部専属のトレーナーが、練習メニューに応じて、食事メニューを寮母さんに依頼していたそうだ。
社会人になって、今は1人暮らし。「食事管理はできていないですね」と笑う。
フルマラソンに取り組み、逆にレース予定を入れることで管理している感じだとか。
走る前は燃やすサプリを摂取しているそうだ。
学生時代は、プロテインは必要ないと言われた村上さん。
最近、自分にも合ったプロテインがあるのではと模索中だそうだ。
たんぱく質を摂るように心がけ、朝、出勤前に練習をしている。
少し、走らない期間があったためか、柔軟性がなくなり走れなくなったと感じることも。
走り続ける魅力について聞いてみた。
それは「達成感」に他ならない。チームで走ることに喜びを感じる。
仲間でこなしたという達成感が魅力になっている。
しかし、納得いく練習ができていないと、走り切ったとしても達成感も楽しさも感じないそうだ。
幸い、お店の周りには距離表示のある公園がいくつかあり、走りやすい環境にある。
社会人2年目の村上さん、1年目は走る機会が少なかったが、2年目は走る機会を作るようにしている。
レースの辛かったエピソードなど、お客様と近い距離で話ができるメリットがあり、接客の楽しさにつながっているそうだ。
村上さんに、店内を少しご紹介していただいた。
アンダーアーマーの商品は、軽くて肌触りがよく、ストレスがないのが魅力だそうだ。
村上さんも着用しているが、白のウエアの下にカラフルなインナーを合わせるのが、村上さんおススメのスタイル。
お好みのカラーでインナーをチョイス。
ウエアを黒で揃えて、シューズをカラフルにするスタイルもおススメだそうだ。
細めのヘアバンドを2本重ねて使うのがトレンド
モデルさん達を参考に、自分スタイルを作ってみてはいかがだろう。
店内では、ランニングフォームをチェックしてアドバイスをしてくれる
足型の測定をし、フットウエアのアドバイスも。
ランナーズハウスでは、フットウエアのレンタルもしているので、自分に合ったものを探しやすい。
ランナーズハウスには、村上さんのような経験豊富なスタッフがそろっているので、悩みがあったら訪れてみてはいかがだろう。
RanRun yukiyanagi