思考力、志向力を磨くボートという競技 大阪市立大学漕艇部⑧

工学部3回生の安田圭佑(やすだ・けいすけ)さんは、中学・高校で運動部に所属していたが、大学では部活に入るつもりはなかった。既にボート部に入部していた友人に試乗会に誘われるまでは。
試乗会で会ったボート部の先輩たちと仲良くなり、「この人たちとなら頑張れそう」と思い入部を決めたそうだ。
ボートの魅力
安田さんが思うボートの最大の魅力は、艇のバランスが決まった時の気持ち良さだ。
もちろん、速いスピードが出た時の楽しさも魅力だが、艇に乗っている全員の呼吸が合いバランスが決まった時の気持ちよさ、一体感がとても好きだと言う。
中高の部活では、言われたことを淡々とこなすような過ごし方をしていたため良い成績を収めることはできなかったと安田さんは振り返る。
ボート部に入りボートに全力で取り組むなかで、「何も考えずに淡々とこなしているだけでは何も変わらない」ことに気付いた。
自分自身で自分に何が足りないのかを考えるようになり、それをこなしていくことで「思考力」、また上を目指そうと言う「志向力」がついたと実感している。
また、安田さん自身は役職の経験はないが、役職に就いている仲間のことを「人のまとめ方や頼み方、仕事の内容などなどとても成長したな」と思うことがよくあるそうだ。
全員が目指す日本一
部の魅力は、他の部員のインタビューにもあるように「仲の良さ」だと言う。
共同生活をしているからということもあるが、まるで家族のようだと笑った。
そんな仲間全員が「日本一」という目標に向かって全力で取り組んでいる。
楽しむ時は楽しみ、やる時はやるというメリハリのついた環境も魅力のひとつである。
今年は“日本一”という目標にむけて部員全員がとても良い雰囲気で取り組めている。
それをさらに勢いづかせ、引っ張っていけるような選手になりたいと安田さんは目標を語ってくれた。
安田さんからPRコメント
市大ボート部は、強くなるための環境がどの部活よりも整っていると思います。
4年間充実した時間を過ごしたい、人として成長したい、何かに全力で取り組みたいという人たちは是非ともボート部に入って欲しいと思います。
つづく
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