ハラハラドキドキの試合が魅力

ローラーホッケーという競技をご存じだろうか。ローラースケートを履いてホッケーをする競技で、滑れるようにさえなればフィールドホッケーやアイスホッケーよりもスピードが出ると話すのは、近大ローラースケート部の主将 大畑龍之介さん(理工学部3年)だ。
大畑さんに競技の魅力や部の魅力、部活を通して成長したことなど話を聞いた。
2回生になった5月頃、大畑さんはローラースケート部に入部した。
それまでは別の競技に取り組んでいたのだが、最低週に3、4回は練習に参加しなければならず学業との兼ね合いが難しくなってしまったと言う。
それでもスポーツは継続したかったため、別の部活を探し様々な部活の体験会に参加した。
ローラースケート部だけは自分と似た境遇や学部の人がいたので、この部活なら何とかやっていけるかもしれないと入部を決めた。
ローラーホッケーは、ただ単純にホッケーができればいいというわけではなく、まずは滑れるようにならなければいけない。
滑れるようにさえなれば、フィールドホッケーやアイスホッケーよりもスピードが出るそうで、攻守の移り変わりも激しく、ハラハラドキドキする試合展開が常にある。
他の競技に比べて大学から始める人が大半なためか、また競技人口が多すぎないこともあり、全国大会出場を目指しやすいことも魅力だと大畑さんは言う。
大畑さんは忙しいと言われる理工学部の学生だが、専門科目の授業以外に教職の授業も取っていて、さらにアルバイトもしながら部活と両立ができている。
平日の練習に関しては、週に何回以上参加しなければいけないといったことがないので、各々のペースで練習ができるからだ。
土日には他大学との交流があり、自身の練習の成果を試す機会もあるそうだ。
現在は部員数が少ないこともあり、きちんとした指導ができるので、入部後直ぐにレギュラーになれることも魅力のひとつだ。
また、部員みんなで部活以外でも一緒に遊びに行ったりして仲も良いという点も部活の魅力だと話す。
大畑さんは現在主将と会計を担当している。
会計を経験することでお金の管理に詳しくなり、部活にとってどのような使い方が有効な使い方になるか等考えるようになり、お金を大切に使うようになった。
また、主将になり部員のことや合宿のこと、練習メニュー、新歓のことなど部活のことについてより詳しく考えるようになり、入部した頃に比べると少しは成長したかなと話す。
大畑さんの今年の目標は、部員を増やして合同チームではなく自陣のチームで大会に出場し、結果を残すことだ。
大畑さんからのPRコメント
ローラースケート部と聞くと一見ラウンドワンのスポッチャのようなものを想像されるかもしれませんが、実は全然違っていて、フィールドホッケーにローラースケートを履いた競技と考えてもらえれば早いかと思います。
主将のほかにも教職科目を履修しながら練習に参加しているメンバーがいたり、実習で忙しい学部で練習に参加しているメンバーもおり、週何回以上参加しないといけないということもないため、気軽に楽しんで参加できます。
気になる方は是非1度、近畿大学内練習場(Eキャンパスグラウンド横東側通路)に足を運んでみてください。
平日は誰かしらが16時半以降の時間帯にいます。
近畿大学体育会ローラースケート部 基本情報
<通常の活動状況>
月・火・水の16時半~19時半まで@Eキャンパスグラウンド横東側
土の朝7時~9時まで(自主練習)@伊丹ローラースケート場
<年間スケジュール>
5月 新入生歓迎会・西日本大会
8月 夏期合宿・全日本選手権大会
10月 全日本学生選手権大会
11月 西日本大会
3月 卒業生送別会
※部活動体験会 今年度は大学の入場許可が下り次第開催予定
<2020年の目標>
合同チームではなく自陣のチームで全日本学生選手権大会出場
twitter: @KINDAI_roller
Instagram:kindai.rollerhockey