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スカッシュサークル代表、学生連盟幹部の仕事

スカッシュサークル代表、学生連盟幹部の仕事
ピープル 2016/05/20

テレビドラマで、登場人物がスカッシュをするシーンを観かけるようになった。オリンピック競技候補と名前が挙がったこともあり、日本での認知度も上がってきた。関東学生スカッシュ連盟副委員長で、日本女子体育大学スカッシュサークルの代表を務める熱海志保さん(3年)に話を聞いた。

 

ジュニアアスリート

東京都ジュニアアスリート発掘・育成事業の強化選手として、中学3年~高校3年までカヌーに取り組んでいたという熱海さん。約20名のジュニアアスリートが研修を受けていたそうだ。技術面だけでなく、筋トレ、栄養やマナーなどの知識を身につけたとういう。選択種目7種の中から、面接で1競技を選択する中で、それまでやっていた陸上ではなくカヌーを選択した。

 

スカッシュとの出会い

体育大学に進学した熱海さんは、新しい競技に挑戦しようと競技ダンス部への入部を考えていたそうだ。キャンパス校内の掲示板でスカッシュサークルの勧誘のポスターを見て、中学時代の職場体験を思い出した。ジムのスタッフ体験をした時に、スカッシュという競技があった。それまで球技をやったことはなかったが、見学に行きスカッシュへの入部を決めた。

 

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スカッシュは大学から始める人が多い。しかし、熱海さんの学年では入部したのが1人だった。現在のスカッシュサークルは、4年生5人、3年生1人(熱海さん)、2年生4人の計10人で週2回、スタジオを借りて練習している。

 

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スカッシュの魅力

中高で取り組んだ陸上やカヌーは同じ個人競技でも「記録との戦い」、つまり「自分との戦い」であり、成果は数字で明確に表れる。しかしスカッシュは、個人競技ではあるが対人競技なので、誰かがいないと競技にならない。相手との駆け引きなど勝つための要素も異なってくると、熱海さんは分析する。

 

新歓の時期を迎え、新入生へのアピールポイントとして「オシャレを楽しめる」「日焼けしない」「運動量はテニスの3倍」を挙げ、色白のまま運動量が多いのでダイエットにもなると笑う。テニスのようなユニフォームで、髪染やピアスも大丈夫なのでオシャレが楽しめると女子への猛烈アピール中だ。
ちなみに、熱海さんは勝負服として赤のポロシャツを愛用し、シューズやアクセサリーなども赤で揃えて試合を楽しんでいるそうだ。

 

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辛かったこと

昨年は、ケガに泣いた。脱臼癖がつき思うようにできない時期があった。スカッシュが嫌いになり、何のためにやっているのかわからなくなったという。スカッシュと少し距離を置いて考え直す時間を取った。すると体を動かしたくなってきたそうだ。「無理しないで顔を出してみたら」そのタイミングで、先輩から声がかかった。先輩達のフォローのお蔭でスカッシュを続けることができたと話す。

熱海さんには、もう一人、支えになっている人がいる。スポーツ好きの父の存在だ。仕事から帰宅するとランニングをし、フルマラソンどころかウルトラマラソンで100㎞走るという強者だ。家族で箱根に旅行した時に、「父は東京の家から箱根まで走ってきたんです」と話す表情はどこか誇らしげだ。父に褒められたいという想いが、ずっとスポーツを続ける支えにもなっていたようだ。

 

サークル代表、連盟幹部

学年で1人しかいない熱海さんは、サークルの代表その他の仕事をやらざるを得ない。頑張り過ぎて疲れてしまった時、「一人で抱え込みすぎるな」と先輩から声がかかり、甘えてもいいことがわかった。後輩達も手伝い支えてくれている。他大学に比べ、人数が少ないのでメンバー同士のコミュニケーションが取りやすいのか、みんな仲がよいそうだ。

 

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連盟には、各大学から1名が出なければならないため、日本女子体育大学からは必然的に熱海さんになる。副委員長としての仕事は、対戦の組み合わせ表の作成や、企業・地方支部との連絡などで、連盟の仕事に携わったことで視野が広がったと語る。

 

ファッション

カヌーをやっていた時は腕がたくましくなり、男っぽい服装になりがちだった。大学に入ってから、女性っぽい大人っぽいファッションに目覚めたという。ヒールを履くとシャンとした気分になり、「頑張ろう!」と気合が入るそうだ。この日履いていたヒールは、一目惚れして購入した。

 

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今後の目標

今年は、ケガ無く大会に出場すること。そして1勝でも多くすることと話す。
高校の体育教師を目指している熱海さん。カヌー場のコーチや塾講師、科学館のアテンダントなどのアルバイト経験から、子供と接していたいと強く思うようになったそうだ。

 

モチベーションを上げる曲

ゆず/栄光の架け橋

 

 

新歓の勧誘のために、サークルのツイッターアカウントを作成した。スカッシュは初心者が多いので、新しいことを始めたい人におススメだそうだ。

Twitter  @jwcpe_squash

 

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