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ダンス部インタビュー

関東大学学生ダンス連盟Σ 公演に来て生でダンスを観て欲しい!

ピープル 2017/02/24

あなたの大学にはダンス系サークルがいくつありますか?学園祭に行くと、艶やかにまたCOOLに、パワフルなパフォーマンスでステージを盛り上げる学生ダンサー達に出会うことができます。関東のストリート系ダンスサークル55サークル・約6,600人の学生ダンサーが所属する関東大学学生ダンス連盟Σで広報統括として活躍する川島優香さん(早稲田大学3年)に、ダンスの魅力、サークルやΣでの活動など話を聞きました。

 

ダンスとの出会い

ダンスに憧れ、高校ではチアダンスで活動していた川島さん。全員の動きだけを揃えるために厳しい練習を繰り返すチアは、一人で頑張っても意味がない。全員が一体となった時の達成感、本番のステージでみんなと一緒に観る景色が魅力だった。「燃え尽きました」と笑う。

 

大学ではストリート系ダンスをやりたいと思い、早稲田大学の中でも名の通ったサークル「aka Wa.Se.Da.」に入部した。同期は当初44人。大学のダンスサークルでは、幼少期からダンスを習ってきた人もいれば、大学から始める人もいて、スキルも好みもバラバラだ。チアをやっていたとはいえ、ストリート系ダンスは初めての川島さん。新歓期の発表イベントでジャンルごとのパフォーマンスを観て体験し、「HOUSE」というジャンルを選んだ。

ストリートダンスは個人が好きなように練習しスキルを磨く。自分で微妙だなと感じたところを練習でできるようになった時、やりがいを感じる。

 

1年生は基礎からスタートし、2年生で後輩が入ってくると先輩として振付や指導をする立場になる。4月の新歓発表会、7月イベント、11月の早稲田祭などサークルのイベントがある。サークルの発表会では全員で動きを揃える練習もしていくが、1ステージに30人で踊る時はなかなか大変そうだ。

 

サークルの幹部としての役割

川島さんは所属するサークルでも幹部として活動してきた。規模拡大を目標に掲げ、新しいイベントや外部との交流に努めたそうだ。サークルは部活より動かすのが難しいという。部員たちのバラバラなモチベーションを統一して、ダンスの質を高めていくことの大変さを痛感した。

ジャンルのリーダーも務めていた川島さん。ショーケースの質を高めるにはスキルの高い人をステージの前列に配置するが、サークルはみんなが楽しめる場所でなければならないと考え、後列ばかりになってしまう人には必ず目立つタイミングを作るよう配慮した。

また、リハーサルなど部員全員が集まる時にはなるべく全員に話しかけるようにしたり、部員全員の誕生日を把握して、「おめでとう」とコミュニケーションをとるように工夫していたそうだ。

 

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ダンス連盟Σとの出会い

関東大学学生ダンス連盟Σは、ダンサーの輝く環境を提供し続けるという理念のもとに、55サークルが所属し6月・9月・12月・3月と年4回の大きなイベントを開催している。川島さんの所属するダンスサークル「aka Wa.Se.Da.」もΣに所属しており、1年生の時に3月の春公演に出演する機会を得た。

 

Σのイベントに出演するためには、Σに所属するサークルに所属していることが前提になる。3月の春公演は、サークルの垣根を超えてエントリーした学生ダンサー全員でひとつの作品を作り上げていく。学生ダンスシーンで活躍しているダンサーが振付を担当する作品とプロのダンサー講師が振付を担当する作品とで構成される。プロのダンサーの指導を受け作品に参加できる機会を得るためには、オーディションに合格しなければならない。

目下、Σでは今年3月17~19日に開催する春公演の準備が進んでいる。

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連盟Σスタッフに参加

春公演をきっかけに、川島さんはΣにコミットしていく。スタッフになれるのは2年生からで、現在43人がスタッフとして活動している。川島さんは3年生で広報統括に任命され、ダンスだけでなく社会的スキルも磨いてきた。デザインを考えるのが好きという川島さんは、パンフレットやHPのデザインも手掛ける。

 

広報担当は8人。「今は統括という立場なので、自分のことだけでなく広報の子達がやってよかったと思えるように気配りをしていきたい」と話す。広報には春公演の告知訴求というミッションがあるので、SNSを活用して来場者獲得に励んでいる。

 

Σの活動を通して成長したことは?

Σのスタッフとして2年間活動してきて、自分から動き、考えることが楽しくなったそうだ。以前は、タスクに対して動かないほうが楽だと思っていた。今は、自分から仕事を取りに行くことで、人付き合いの仕方など自分が成長できる機会を得られることを学んだという。

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渉外統括の塗木冴さん(東京工業大学4年)は、川島さんの仕事ぶりを「ひとりひとりに責任を持たせて指示を出す管理の仕方が凄いです」と評価する。また、広報だけでなく他の役職に対しても気にかけてくれるのでありがたいと話していた。

 

 

ダンス連盟Σの魅力

今年のテーマは「愛でまきこむΣ」

どんな人も受け入れて、楽しそうに仕事をしている。Σの仕事は見返りを求めず、奉仕活動ではあるが、みんなが楽しそうに仕事をしているところがΣの魅力。

 

連盟公演(3月17~19日全4公演)全公演満席にすることを目標に、広報として公演の魅力を伝えていきたいと意気込みを語った。

生のステージでしか体感できない空気を感じに来て欲しいそうだ。

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関東大学学生ダンス連盟Σ第26回連盟公演

『THE SQUAD~小さな革命者たち~』

<公演日程>

3月17日(金)夜公演 17:30開場 18:00開演

3月18日(土)昼公演 12:30開場 13:00開演 夜公演 17:30開場 18:00開演

3月19日(日)昼公演 13:00開場 14:00開演

 

<会場>

戸田市文化会館  埼玉県戸田市上戸田4-8-1

<チケット購入方法>

①出演者経由で購入

②各種チケットサイトから購入

★イープラス

★チケットぴあ

http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1705539

 

取材 RanRun yukiyanagi  写真提供 関東学生ダンス連盟Σ

 

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