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北海道大学陸上部

北大陸上部 勝敗だけでなく自己ベスト更新を目標に頑張れる魅力

ピープル 2017/03/06

「女子の結果にも注目してもらえるよう、団体戦で結果を残したい」そう語るのは北海道大学陸上競技部女子主将の吉住遥香さん(農学部3年)。大学から陸上を始めたという吉住さんに、中長距離の魅力、スポーツを通して成長したこと、陸上部のPRなどを聞きました。

 

陸上競技との出会い

陸上競技を始めたのは大学に入ってからという吉住さんは、中学では卓球部、高校では卓球部がなかったため声の大きさを活かして演劇部で活動していたそうだ。

高校体育の持久走で周囲より速く走ることができた吉住さんは、毎日練習すればもっと速く走れるようになるのではないかと思い、大学の陸上部に入ることを考えたという。

陸上部の練習を見学に行ってみると、大学から陸上を始めた先輩もいたので、始めやすかったそうだ。吉住さんは5000m走をメインに3000m走やハーフマラソンに取り組んでいる。

 

陸上部の練習は、部員全員が集合した後、中長距離・短距離・フィールドとパートごとに集合して40分ほどアップ。それから40~80分ほど練習に取り組む。練習後に集合して反省会などを行い、各自でダウンをする流れだ。その日によって異なるが、だいたい2時間ほどの活動を週6日行っている。

 

 

ケガや貧血のために練習を休まなければならない状況を何度か経験した吉住さん。みんなが練習を積んでいる中、自分が同じ練習をできない時は、焦りや不安を感じ辛いと話す。

中長距離は貧血になりやすいため、食事はバランスよく食べることに気を付けている。鉄分やたんぱく質を多く摂取し、走るのにエネルギーが必要不可欠なのでご飯を多く食べるようにしている。食事制限は特になく、「むしろいっぱい食べろ」と言われているそうだ。

 

練習が週6日あるため、勉強やアルバイトなどの部活以外の予定を調整するのも大変そうだが、「1回の練習時間は短いので、部活後の時間を各自有意義に過ごすことができると思います」と話してくれた。

 

 

陸上競技の魅力

吉住さんは走者だが、跳ぶ、投げるなど自分とは違う種目をする選手と、互いに得意なことを教えあいながら練習できることを魅力のひとつに挙げる。

また勝敗だけでなく、「自己ベスト更新」という目標も各自のモチベーションになるという。

陸上競技は個人種目ではあるが団体で総合得点を競う大会もあり、部としては団体での高順位獲得を目標に練習を積んでいる。

陸上競技大会の観戦は、いろいろな種目を一度に楽しむことができるのでおススメしたい。

 

 

 

女子主将としての目標

陸上競技部は男女合同なので、大会の結果などはどうしても規模の大きい男子の勝敗の方に注目が集まる。吉住さんが女子代表になってからはまだ大会がないが、これから女子の結果にも注目してもらえるように団体戦で結果を残すことを中心に頑張りたいと意気込む。

各団体戦で、女子の順位をインカレで2位、七大戦で3位、駅伝で1位獲得を目指す。

また、吉住さん個人の目標は今シーズン、5000mと3000mで合計1分ベストを更新することと教えてくれた。

 

スポーツを通して成長したこと

自己管理ができるようになったことだという。福岡県出身の吉住さんは大学生になって初めて一人暮らしを始めた。食事に気を付けるようになっただけでなく、今の自分の体調がどうなのか意識するようになった。

またスポーツに限った話ではないが、練習する習慣と、部活とその他の生活の両立ができるようスケジュール管理や計画を立てる能力がついたように思うそうだ。

 

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大学陸上部をおススメ

私のように大学から陸上を始めた初心者から、全国大会に出場する選手までいろんな選手がいます。年齢層も幅広いですが、みんな仲がとても良いです。種目もさまざまで、自分に合う種目がきっと見つかると思うので、興味のある方はぜひ見学に来てください!
マネージャーも大歓迎です!

 

陸上部の年間スケジュール(中長距離)

4月 シーズンイン。記録会など

5月 北海道インカレ

6月 東北大学との対校戦(中長合宿もあり)

7月 七大戦

8月 駅伝

9月 全カレ、チャンピオンシップ

10月、11月 本州の記録会などに出場

12月 シーズンオフ 冬季練習期間へ

1月 2月 屋内練習場での練習

3月 合宿

 

競歩も中長距離パートとして活動していますが、冬季期間にも多くの試合に出場している。

 

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