TOPへ
ようこそ
ゲスト さん

多くの人に伝えたい!やってみないとわからないセパタクローの面白さ

ピープル 2017/03/27

「人のことを考えるようになった」
サーバー、トサー、アタッカー3人で1チーム。バレーボールとサッカーをミックスしたイメージのセパタクローは、東南アジアの伝統的なチームスポーツだ。RanRunでも昨年の第21回全日本学生セパタクローオープン選手権大会(https://ranrun.jp/topics/topics-18)の様子を紹介している。日本体育大学セパタクロー部の練習にお邪魔し、あらためて競技の魅力や競技を通し成長したことなどを女子主将・國嶋明日香さん(新3年)と日本学生セパタクロー連盟普及委員長・牛島悠衣さん(新3年)に聞いた。

SONY DSC

左から 牛島悠衣さん・國嶋明日香さん

 

セパタクローとの出会い

中学、高校とバスケ部で活動していた牛島さんは、大学では違うスポーツをやりたいと思っていたところ、友達からセパタクローの体験会に誘われた。体験してその面白さに、即入部を決めたそうだ。

中学、高校では陸上競技の短距離走に取り組んでいた國嶋さんだが、体育大学ではレベルの高い人が多く、他の競技に挑戦することにした。セパタクローの体験会に参加し、大学生から始める人が多くスタートが一緒のため、自分の伸びしろも多いと感じ入部を決めたという。

SONY DSC

体験会で3つのポジションを経験し、入部の時には希望のポジションを決めておく。牛島さんも國嶋さんもトサーだが、アタッカーを希望する人が多いそうだ。

ポジションそれぞれの魅力を語ってもらった。

SONY DSC

 

サーバーは、サーブが入らないと何事も始まらない大切なポジション。

 

SONY DSC

トサーは、安定したトスをあげるために周りの状況がみえていないとできないポジション。

 

SONY DSC

 

アタッカーは、勝つためにアタックを決めて点を取らなければならないポジション。

とはいえ、初めからできる人などいない。先ずは一人で球を蹴る練習からスタートする。基礎を大事にする部の練習も1人球蹴りから始まり、皆、黙々と球を蹴り始めた。

SONY DSC

足だけでなく、ヘディングの練習も。

SONY DSC

日体大セパタクロー部では、試合に向けてその都度チーム決めを行っているそうで、先輩の中に入ってプレーをする機会もある。
先輩と一緒のチームで試合に出た國嶋さんは、「もちろん緊張しましたが、先輩がカバーしてくれるという安心感もあって、成長できるよい機会でした」と振り返る。

 

 

セパタクローの魅力

「できなかったことが、できるようになること」
二人ともセパタクローの魅力をそう表現する。

SONY DSC

入部したての頃のワクワク感について話し始めた牛島さん。ひとつひとつの技ができるようになる度に、先輩から褒められ、達成感を味わった。
「今できないことも、やっていればできるようになる。続けていれば先輩みたいになれる」と思って練習していたと話す。

ひとつの目標をクリアすると、次の目標ができる。ひとつひとつクリアしていくことが楽しかった。上手い憧れの先輩達に一歩一歩近づいていく感覚がやりがいになっていた。

 

SONY DSC

最初はみんな上手くはできないが、練習すればするほどできるようになる。
「試合に出られればいい」から始まったセパタクローへの姿勢が、先輩と組んで試合に出たことで「勝たなければいけない」に変化したという國嶋さん。

勝つためには技術を磨くことが必要になり、向き合えば向き合うほど奥の深さにはまっていった。トサーの國嶋さんの場合、レシーブで取った球の取り方やトスを上げる場所などにこだわってくる。

先輩とチームを組み、決勝に出てメダルを獲得した。勝つことの嬉しさを知り、やがて「上の先輩を抜かしたい!」という目標ができた。先輩のアタックやサーブを取れた時は嬉しかった。セパタクローを続けてこられた理由だ。

今年、國嶋さんは女子強化指定選手に選ばれた。

SONY DSC

トサーである2人が「ヤッター!」と思う瞬間は、相手のアタックしたボールをきちんと受け、きれいにトスを上げ、それがきっかけとなりチームの得点につながった時だ。

 

 

セパタクローを通して成長したこと

中高と個人競技をやっていた國嶋さんにとって、初めてのチーム競技で戸惑ったことがある。自分のことだけ考えて挑んできた陸上競技とは違い、チームのメンバーと一緒に競技に真剣に向き合う。初めはどうすればいいのかわからなかったそうだ。周りをよく見て、自分がどう動けばいいか考えるようになった。失敗したらチームで話し合い、解決策を探す。自分のことだけでなく、人のことを考えられる人になった。

 

セパタクローはメンタルスポーツだという牛島さん。自分はメンタルが弱く、一度ミスをするとそれを引きずってしまうタイプだったという。昨年、まったくできなくなってしまった時があった。大好きだったセパタクローが嫌いになりかけた。「辞める」そう言った時、同期の仲間や先輩達が止めてくれたそうだ。幹部決めでも全員が集まれなかった同期が、自分のために全員集まってくれた。「今まで自主練も一生懸命やってきたのに、2年間の努力がもったいない」「今できなくても、これからできるようになる」「できないところは一緒に練習してできるようにしよう」と声をかけてくれた。いろいろな人がプレーのアドバイスをしてくれたそうだ。

「できない子ができるようになると、教えている自分も嬉しい」コーチもまた、言葉をかけてくれた。

この一件がきっかけとなり、考え方を変えようと意識が変わった。

チームメイトが落ち込んでいたら、相手の気持ちを考えて盛り上げるようにしている。

できなかった自分ができるようになって、コーチに恩返ししたいと教えてくれた。

 

SONY DSC

 

学生連盟の活動

「SNSを見てセパタクローを知ってくれる人が増えたらいいな」

各大学から1名ずつ委員が出向し、月1回ミーティングを行っている。部内で学連担当者を決める際、活動内容についての情報がなかったこともあり、なかなか決まらず何度も話し合った。牛島さんが担当に決まり、活動してみて仕事の楽しさを知ったそうだ。学連では普及委員長を務めている。セパタクローを知ってもらうため、SNSで広報活動を行い、PR動画のアップなど競技の魅力を発信している。体験してみないとセパタクローの良さはわからないので、体験に来て欲しいそうだ。

少しずつ競技人口も増えてきたため、今年の大会は運営形態の変更を検討している。

学連の活動を通して、自分から仕事に積極的に取り組むようになり、外部に対して仕事を振ることができるようになったと成長を実感している。

 

SONY DSC

大学セパタクローをおススメ

横も縦も近いです。同期という横のつながりだけでなく、OB・OGを始め社会人と関わる機会も多く、普段なかなか関わることのない人と競技を通して仲良くなれます。競技のことだけでなく、仕事のことなど社会人としての話を聞く機会にもなります。

練習は週3日、自主練日が週4日で活動しています。セパタクローにハマると毎日練習したくなって、体育館が使える時は誰かしら練習をしていたりします。
ちょっとだけ体験してみたい…いきなり全体練習に参加するのは…と思ってる方!

自主練日から体験してみるのはどうでしょうか?
きっとセパタクローにハマります!

自分の大学にセパタクローの団体が無くても、日体大に来れば体験ができます。
気軽に参加してください!

 

 

 

 

Team RanRun 学生スタッフ取材記事
RanRunは、あらゆるスポーツの日本代表を応援しています
学生スポーツ団体が情報発信
RanRun編集部広報担当ブログ
RanRunをフォロー中!学生団体一覧
RanRunのイベントへの出演者・参加者募集