つくばフェス「サッカーの話をしよう。」サッカー女子の交流機会

「スタッフもやって試合にも出ていて、つくばの人って体力とか凄いよね」遠方からフェスに参加しているサッカー女子の会話が聞こえた。女子サッカーの普及と試合の機会を作り、選手同士の交流を深めることを目的に、筑波大学女子サッカー部主管で「全国大学女子サッカーつくばフェスティバル」が8月10日(金)~13日(月)、筑波大学キャンパスで開催された。大会運営スタッフをしながら、選手として試合に出場するタフな筑波大学女子サッカー部。その活動ぶりをメインに、試合以外の様子を紹介する。
試合はフェス2日目の11日から3日間の開催。
今年参加したのは、19校24チーム。
経験者の多いチームが参加する一般リーグと経験者が少ないチームが参加するチャレンジリーグに分かれて対戦する。
参加者が楽しめるようにと色々準備をしてきた様子が見て取れる。
各担当部部長の紹介コーナーは、どれも親しみやすい写真だ。
顔出しパネルでお楽しみのところを撮影させてもらった。
書込み横断幕に書き込みをしていたのは、中京大学のメンバー。
声をかけると、「中京大学+愛知県人です!」と笑って教えてくれた。
愛知県出身の筑波生とこのフェスで再会したのだそうだ。
広い敷地の中で4会場同時に試合を行っているため、車の通る道路を隔てた会場への移動もある。
参加者の誘導と安全確保もスタッフの仕事。猛暑の中、ご苦労様。
会場内を撮影して周る広報担当。
広報部長の保田真帆さんは、第一試合では審判を務め、その後広報の仕事に戻り、つくばフェスについて説明をしてくれた。
筑波大学のキャンパスには、芝のあるグランドが複数ある。
日頃、芝で練習する機会を持たないサッカー部も多く、フェスへの参加は芝でプレーをするチャンスにもなっているという。
試合結果を記入しているのは、競技部長さんだろうか。
ランチタイムは、近くのコンビニに買いに行ったり、近くの仕出し屋さんに配達を頼んだりして、木陰で楽しそうに食事をしていた。
ピンクのユニフォームが可愛い茨城大学サッカー部。
ちょっと前の試合では凛々しい顔でプレーしていたのだが、休憩タイムはこkの笑顔。オンオフの切り替えも魅力のひとつか。
京都から参加していた同志社大学サッカー部は、昨年に引き続き2回目の参加。
キーパーの不動選手によると、関東に比べると関西は女子サッカーチームも少なく、試合の機会も少ないのだとか。
つくばフェスティバルに参加することで、多くのサッカー女子と情報交換ができ、実践の機会を積むことができる。
この日は午前、午後と1日に2回も試合ができると喜んでいた。
同志社大学サッカー部は、にぎやかで仲の良いチーム。
カメラを向けるととびっきりの笑顔を見せてくれた。
午後一のプログラムはイベントが組まれており、この日は参加者同士の親睦を目的とした大学生イベントを実施。
参加校のほぼ全員が参加し大人数でのゲームとなったが、この日の気温も35度越えの炎天下、内容を一部変更しての実施となった。
予想外の参加人数に、担当の渡邉萌香さんは嬉しい悲鳴となったようだ。
何気に盛り上がったじゃんけん列車。
最後に勝ち残った人に課されたお題目は?
「私のチャームポイントは〇〇〇」
拡声器を使って自分のチャームポイントを言わせるとは、恐るべし企画力。
その後は、ボールを回して爆弾ゲーム!
爆弾に当たると、またまた「私のチャームポイントは・・・」
サッカー女子のチャームポイント、ちなみに「刈上げ」「眉毛」「ポニーテール」などのワードが聞こえた。
最後は、人間知恵の輪。
普段、足技を鍛えているサッカー女子達も苦戦しているようだった。
空き時間には、どのチームも場所をみつけてはアップをしている。
本当にサッカーが大好きな女子が集まっている。
試合中、ベンチ脇でひとりアップをしながら「早く出たい~!!!」と監督に訴えている選手の姿が印象的だった。
つくばフェスティバルを終えた実行委員長の辻野友実子さんに感想を求めた。
長い期間準備してきたつくばフェスティバルですが、無事終えることができ、安堵しています。
今大会では、協賛企業をはじめ、地域の方々など、たくさんの方にお世話になりました。
私はつくばフェスティバルの運営に関わるのは3回目ですが、私たち実行委員だけでは作りきれないなと改めて実感しました。
私自身も今大会のテーマである「サッカーの話をしよう。」を実践することができ、参加大学の方々と話をするなど有意義な時間を過ごせました。
支えてくださっている方々への感謝を忘れず、伝統あるこのつくばフェスティバルをこの先も続けていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いします。
実行委員の皆さん、お疲れ様でした。
RanRun yukiyanagi