• 木. 11月 7th, 2024

『あしながおじさん』の著者によるもうひとつの代表作、『おちゃめなパティ』が10月29日、新潮文庫から発売

舞台はアメリカの女子寄宿学校、聖アーシュラ学園。
世界中の少女が憧れた青春が、読みやすい新訳と、キュートな装画で蘇ります。

世界的児童文学『あしながおじさん』の著者、ジーン・ウェブスター。
あまりに有名な作品を遺し39歳という若さで逝去した彼女には、もうひとつの代表作がありました。
それが『おちゃめなパティ』です。

『あしながおじさん』の主人公ジュディと同じく女子寄宿学校で過ごすパティの青春は、アメリカの、そして世界の少女たちを夢中にさせました。
三角和代さんによるいきいきとした新訳に加え、くらはしれいさんのかわいらしいイラストと、梨木香歩さんの素晴らしい解説が、パティの生きた時代を鮮やかに蘇らせます。
読書の秋、ウェブスターがおくる永遠の少女小説を読んでみませんか?

書籍内容紹介
アメリカの女子寄宿学校、聖アーシュラ学園で暮らすパティは好奇心旺盛で正義感の強い女の子。
ある日、同級生と学外の英国人との恋の噂が学園中を騒がせる。
毎週届くスミレの花束。でも、その恋人って実在するの——? 
疑問を持ったパティは、親友のコニーとプリシラと共にあるいたずらを仕掛ける。
果たして恋人の正体とは?
『あしながおじさん』のウェブスターがおくる永遠の少女小説。(解説:梨木香歩)

【著者】ジーン・ウェブスター Jean Webster(1876-1916)
ニューヨーク生れ。母方の大叔父にマーク・トウェインを持ち、父親はトウェインと共に出版社を経営していた。
ヴァッサー大学卒業後、第一作『パティ、カレッジへ行く』を出版。
1912年に出版した『あしながおじさん』と1915年の『続あしながおじさん』で名声を博す。
大学在学中から社会事業にも興味を寄せ、後に少年感化院や刑務所改善の特別委員などを務めた。
長女出産の翌日、39歳で死去。 

【訳者】三角和代 Misumi Kazuyo
福岡県生れ。西南学院大学文学部外国語学科卒業。英米文学翻訳家。
訳書に、カー『死者はよみがえる』『幽霊屋敷』、カーリイ『百番目の男』、タートン『イヴリン嬢は七回殺される』『名探偵と海の悪魔』、グレアム『罪の壁』など多数。

書籍概要
【タイトル】おちゃめなパティ
【著者名】ジーン・ウェブスター[著] 三角和代[訳]
【発売日】2024年10月29日
【造本】文庫
【定価】825円(税込)
【ISBN】978-4-10-208205-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/208205/

error: Content is protected !!