21年に刊行されるやいなや様々なランキングを席巻、現在までに累計60万部を突破している浅倉秋成による大ヒット小説「六人の嘘つきな大学生」(角川文庫刊)。
就職活動を舞台に6人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、それぞれの暴かれた嘘と罪の真相を検証しながら自らの人生と向き合っていく“青春ミステリー”要素を掛け合わせ、
圧倒的クオリティかつ怒涛の伏線回収で大人気を博している小説が実写映画化!
出演は、浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠ら、飛ぶ鳥を落とす勢いで活動の幅を広げる若手人気俳優陣!
そして監督は数々の話題作を手掛けた佐藤祐市が務める。
6人の隠し持つ「嘘と罪」とは?そして犯人の目的とは――
<ストーリー>
誰もが憧れるエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。
最終選考まで勝ち残った6人の就活生に課せられたのは“6人でチームを作り上げ、
1か月後のグループディスカッションに臨むこと”だった。
全員での内定獲得を夢見て万全の準備で選考を迎えた6人だったが…急な課題の変更が通達される。
「勝ち残るのは1人だけ。その1人は皆さんで決めてください」
会議室という密室で、共に戦う仲間から1つの席を奪い合うライバルになった6人に追い打ちをかけるかのように6通の怪しい封筒が発見される。
その中の1通を開けると…
「×××は人殺し」
そして次々と暴かれていく、6人の嘘と罪。
誰もが疑心暗鬼になる異様な空気の中、1人の犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じる。
悪夢の最終面接から8年が経ったある日、スピラリンクスに1通の手紙が届くことで衝撃の事実が発覚する。
それは、<犯人の死>。
犯人が残したその手紙には、「犯人、×××さんへ。」という告発めいた書き出しに続き、あの日のすべてを覆す衝撃的な内容が記されていた。
残された5人は、真犯人の存在をあぶりだすため、再びあの密室に集結することに…
嘘に次ぐ嘘の果てに明らかになる、あの日の「真実」とは―
<キャスト>
嶌衣織(しま・いおり)役:浜辺美波
早稲田大学社会学部の学生で、人並外れた洞察力を持つ。
■浜辺美波さんコメント
『6人の嘘つきな大学生』原作が素晴らしく、一気に読み進めてしまいました。映画として作る上での脚本が手元に届き、映画の中で描かれる嶌衣織が6人でいる環境の中で、どのよう立ち振る舞いをすれば良いのかについて最後まで苦悩していた気がします。
それぞれ自身の役で悩んだ時には皆で話し合うこともありました。
出演者6人で過ごす日々は濃厚で毎日心が揺さぶられ、何より熱のある撮影現場でした。
試写後の感想会では今まで経験したどの作品よりも1番盛り上がり、その時に6人で共有した、作品の熱が宣伝、そして映画公開で皆様に伝わることを楽しみにしています。
波多野祥吾(はたの・しょうご)役:赤楚衛二
立教大学経済学部の学生で、そのまっすぐで穏やかな性格で六人の精神的支柱となる。
■赤楚衛さん二コメント
波多野祥吾役を演じさせて頂きます赤楚です。今回、「六人の嘘つきな大学生」の出演が決まり本を読ませて頂いたのですが、人の裏の顔、信頼関係が壊れていく様、二転三転する怒涛の展開に惹き込まれたのを覚えています。
佐藤組は初参加なのですが、監督がとても面白い方でした。
リハーサルを積み重ねる日々もあり、まるで舞台の稽古の様でブラッシュアップしていく過程に学びが多くありました。楽しんで頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
九賀蒼太(くが・そうた)役:佐野勇斗
慶応大学総合政策学部の学生で、フェア(公平)を愛し、冷静かつ的確なリーダーシップを執る存在。
■佐野勇斗さんコメント
もともとミステリー的な作品がすごく好きなので、原作はめちゃくちゃ面白くて一日で読んでしまいました。
これまで優等生の役はあまり演じたことがなかったため、今回の役は挑戦的でしたが、九賀のまっすぐさは自分とも共通する部分で、共感しながら演じられました。そのまっすぐさがどこに向かうのかは…。
「六人の嘘つきな大学生」には犯人へのヒントが沢山隠されているので、1回目は犯人が誰なのかを考察しながら楽しんでいただきたいです。そして、2回目はその犯人がどんな芝居をしているかを、更に3回目は、もっと細部まで…という形で、3回以上観ていただけたら嬉しいです。
矢代(やしろ)つばさ役:山下美月
明治大学で国際文化を学び、語学力と人脈に絶対的自信を持つ。
■山下美月さんコメント
矢代つばさを演じました山下美月です。
原作の掌で転がされていく展開に心を惹かれ、ここが伏線だったのか!と、気づけば本が付箋だらけになっていました。
矢代は、不器用な性格故に誤解されやすく、けれど真っ直ぐで愛おしいキャラクターでした。強気な発言の裏に隠れる脆さもあり、共感できる部分も多かったです。
撮影現場は、六人のヒリリとした空気はどこから作り出されたのか?と思うほど、裏では笑いが絶えませんでした。
本を読みながら六人で語り合ったり、他愛も無い話をしたり、日々チームワークが深まっていく実感がありました。
本作は、感情が露わになり、冷静さを欠いていく人間の姿が怖くも面白い作品だと感じております。思う存分六人全員を疑って、そして信じていただけたら嬉しいです。
森久保公彦(もりくぼ・きみひこ)役:倉悠貴
一橋大学社会学部社会学科の学生で、口数が少なく冷静な性格だが分析力に優れており、公認会計士の資格を持つ。
■倉悠貴さんコメント
森久保公彦役を演じました倉悠貴です。
初めて原作を読んだ時、次の展開が気になってページを捲る手が止まりませんでした。
多くの人が経験する就活の中で浮き彫りになっていく人の本質と多面性、散りばめられた伏線、ワンシチュエーションでの会話劇。世代を選ばず、多くの方に楽しんでいただけると思います。
宜しくお願いします。
袴田亮(はかまだ・りょう)役:西垣匠
高校時代は野球部のキャプテンだったスポーツマン。法政大学でスポーツと社会の関わりを学ぶ、ムードメーカー的存在。
■西垣匠さんコメント
袴田亮役を演じました西垣匠です。
原作のファンだったので、この作品に携わることが出来ると知ったときは心が躍るような気持ちでした。
そして、浜辺美波さん、赤楚衛二さんをはじめ、このキャストの中に自分も参加させていただける喜びと、佐藤監督ともご一緒できることが嬉しかったです。
最後まで気持ちを切らさずに頑張れたのは、共演者みんなで励まし合い、ディスカッションし合いながら、作品作りができたからだと思います。
皆様より一足先に観させていただいたのですが、緊迫感満載で、笑いも涙もある伏線だらけの作品になっております。 袴田亮の表の顔も裏の顔も全部、さらけ出しました。 どうぞ劇場で、お楽しみください。
■原作者 浅倉秋成 さんコメント
次回作はこんなのどうでしょう、あんなのどうでしょう――たくさんのアイデアを編集さんからいただく中、「『密室の会話劇』はどうですか? たとえば佐藤祐市監督の『キサラギ』みたいな」そんな提案があったことを、今でも覚えています。
できあがった小説『六人の噓つきな大学生』は今回、思いもかけず佐藤監督の手に渡ることとなりました。
漫画版、ラジオドラマ版、リーディングアクト(舞台)版と、数々のメディアミックスに恵まれ、毎度原作を凌駕する仕上がりを見せてもらってきた本作ですが、今回も強力なキャスト&スタッフの皆様が集結してくださいました。
公開を楽しみにお待ちいただければ幸いです。
■監督 佐藤祐市さんコメント
原作は先が読めない展開でとても惹き込まれ、人が他者の事を正確に理解する事の難しさを感じました。
立ち位置が変われば見え方も当然変わるものだし、色々な側面を持っているのが人なんですよね。
そんな重層的なキャラクター達が繰り広げる台詞の応酬。
それは僕の大好物の密室劇なのでありました。
若い俳優陣が、来る日も来る日も同じセットで必死に芝居をしている姿は、とても素敵でした。
環境の変化も乏しく苦しい中、チームワーク良く挑んでくれた皆の芝居を、一人でも多くの方に観て頂きたいと思っております。
宜しくお願い致します。
『六人の嘘つきな大学生』
原作:浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」(角川文庫刊)
出演:浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠 ほか
監督:佐藤祐市
脚本:矢島弘一
主題歌:緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」(Sony Music Labels Inc.)
制作プロダクション:KADOKAWA
配給:東宝
©2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
2024年11月22日(金)全国東宝系にてロードショー
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