見えない敵と戦いメンタルを磨こう!東京タワーお化け屋敷オープン

アスリートのメンタルって、お化け屋敷でも通用するのだろうか。
そんな疑問を解決しようと、レスリング元日本代表の岡田友梨さん(Kinglily代表)を誘って、7月15日~9月4日にお化け屋敷が開催される東京タワーで待ち合わせた。
「どこどこ~!」と可愛らしいファッションで登場した友梨さんだったが、入り口に着くとすでに表情が硬い。実は、お化け屋敷の類は苦手だという。しかし、ここは元アスリート、引き返すわけには行かない。意を決して中に入った。
copylight by松竹株式会社
そのカメラに映ってはいけない。
東京タワーが開業して数十年後、地下1階に1台の監視カメラが設置された。
そのカメラには、様々な怪奇現象が映り込み、さらにカメラに映った人たちは、その直後に不可解な事故に巻き込まれるという現象が続いた。
そんな不気味な出来事が続いたため、地下1階エリアは封印され、誰も立ち入るこごはなくなった。
そして、2016年夏。 真相を探るべく、地下1階エリアの封印が、ついに解かれる。。。
そんなストーリーを持った東京タワーのお化け屋敷第2弾「東京タワーに伝わる怪奇 感視カメラ」を開催するのは、松竹株式会社だ。‟松竹お化け屋本舗”のスタッフが、長年蓄積したノウハウを駆使して、恐怖体験を仕掛ける。
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オープン前日のマスコミ体験取材は、女子の姿が多かった。元格闘家の友梨さんに期待を込めて、一緒に付いていったのだが・・・
「ムリムリムリ~!」なかなか足を踏み出すことができない。
暗い空間の中、どこから何が飛び出してくるかがわからない。でも、確実に何かが飛び出してくる気配がある。この恐怖が今回のお化け屋敷の醍醐味のようだ。
1人が無事に通れたと思って油断した途端、「ウォーッ」とやって来る。油断は禁物だ。
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暗闇の中、どちらへ進んでよいのかわからず立ち往生していると、後から入ってきた女子学生2人組と合流した。正直、ホッとした。
「え~、どっち行けばいいのぉ」と4人で立ち止まってしまったため、見かねたお化けがものすごい低音で「アッチ~」と指さして教えてくれた。
お化けさん、ありがとう。
「私の身体、半分消えてたりしない?」やっと外に出た時の友梨さんのコメントだ。
「ワ~ッ、キャーッ」と怖がりながら進まなければ、お化け屋敷は楽しくない。
場の空気を作り、常に気遣いをしてくれる友梨さんならではのパフォーマンスも半分あるのだろうかと思っていたが・・・
「私は、二度と来ない」しばらく、鳥肌が収まらなかった。
友梨さん曰く、見える敵との駆け引きや、自分と向き合うメンタルは鍛えてきたが、見えない敵、どこから来るかわからない敵に対しては経験が無い。「アスリートも一度は、このお化け屋敷を体験しておくと、さらにメンタルも強くなっていいかも。後輩にススメよう!」
帰りに増上寺に立ち寄り、しばし精神を落ち着かせるコースがおススメだ。
この夏の東京タワーは、昇って笑顔!降りて悲鳴!
「東京タワーに伝わる怪奇 感視カメラ」
copylight by松竹株式会社
開催場所 東京タワー地下1階 タワーホール
開催日程 2016年7月15日(金)~9月4日(日)
営業時間 12:00~21:00 最終受付 20:30
所要時間 あなた次第(ウォークスルー形式アトラクション)
入場料金 大人800円(中学生以上) 子供500円(4歳以上) 3歳以下無料