スポーツ女子活躍の笑撃サスペンス東野圭吾 映画『疾風ロンド』

開始直後から笑いどころ満載。東野圭吾ミステリーの醍醐味を味わいつつ、笑いの連鎖にお腹がよじれそう。スキー場での滑走シーンは、観る側も一緒に滑っているかのようなカメラワークに手に汗握ります。阿部寛さん、裏切りませんね。そして元AKB48の大島優子さん演じるオリンピックを目指すスノーボードクロスの選手・千晶が大活躍。スポーツ女子に是非、観て欲しいです。関ジャニ∞の大倉忠義さんファンは、期待してください。
11月26日から全国ロードショーを迎える『疾風ロンド』を一足先にご紹介します。
【原作者 東野圭吾さんコメント】
主人公の栗林和幸は、決して無能な人間ではありません。むしろ優秀で、状況によってはヒーローになれる人材でしょう。しかしそんな人間でも、ひとたび歯車が狂いだすと、やることなすことのすべてが喜劇になってしまうことを、阿部寛さんは見事に表現してくださいました。その喜劇を際立たせる周りの役者さんたちの演技も素晴らしく、ノンストップの雪上アクションと共に存分に楽しませていただきました。
【豪華キャスト】
主演は、映画『トリック劇場版』シリーズや『テルマエ・ロマエ』(12年)などコミカルな演技には定評があり、類を見ない抜群の演技力を誇る稀代の名優・阿部 寛。
さらに『クローバー』(12)、『100回泣くこと』(13)で主演を務めるなど活躍著しい大倉忠義(関ジャニ∞)。
元AKB48のメンバーで、『紙の月』(14)で多くの映画賞を受賞し、女優として自然な演技が高く評価されている大島優子。
そしてムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊 淳、野間口 徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本 明などイマドキ個性派俳優が脇を固め、演技と共に笑いを誘います。
監督は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年NHK)の演出で日本中に一大ブームを巻き起こした吉田照幸。
【STORY】
人質は全日本国民!? 頼みの綱は“頼りない”中年男!?
大学の研究所施設から、違法生物兵器「K-55」が盗まれる。研究所所長(柄本明)の下に届く犯人(戸次重幸)からの脅迫メール。「身代金の3億円を用意しろ」
警察には頼めない・・・、しかも残された時間は4日間・・・。
そんな窮地に白羽の矢が立ったのは、何故だかしがない主任研究員栗林和幸(阿部寛)。
秘密裏に生物兵器を捜す命を受けるも、全く手掛かりがない・・・。
そんな中、一本の電話が入る。犯人死亡!!
まさかの事態に呆然とするが、大惨事へのタイムリミットは刻々と迫ってくる。
生物兵器の行方は完全に不明になったと途方に暮れていたその時、犯人の遺品から僅かな手がかりを掴むのだった。
そこから浮かび上がったヒントは“日本最大級のスキー場“・・・。
スキー初心者、何だかちょっと頼りない中年男が今、日本の未来を担う!?
【RanRunおススメポイント】
「生物兵器はどこにあるのか」最後の最後まで、どんでん返しの連続で緊張と笑いが絶えません。阿部寛さんらしいコミカルな演技に笑いつつ、大倉忠義さんのスノーモービル、車のシーンは痺れます。濱田龍臣君の淡い恋模様に、事態は別展開を見せていきます。
大島優子さんとムロツヨシさんの対決シーンは、ホント凄い!です。
凄いけど、絶対笑います。
大島優子さん演じる千晶はオリンピックを目指すアスリートですが、大会を目前に「なんのためにスノボーをやるのか」迷いを抱えています。ここが、スポーツ女子に観て欲しいポイントです。どう千晶は結論を出すのでしょう。
出演:阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊 淳、野間口 徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明
監督:吉田照幸 原作:「疾風ロンド」 東野圭吾(実業之日本社刊)
脚本:ハセベバクシンオー、吉田照幸
配給:東映
公式サイト http://www.shippu-rondo-movie.jp/
Copylight by 2016「疾風ロンド」製作委員会
【11月26日(土)全国ロードショー】