この幸せは、人を殺した罰ですか―映画『ユリゴコロ』

「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか。」
亮介(松坂桃李)が実家で見つけた一冊のノートは、異様な一文で始まる。
メインキャストは、吉高由里子、松坂桃李、そして松山ケンイチ。
“まほかるブーム”を巻き起こした、ベストセラー・ミステリー小説が、豪華俳優陣を迎えて待望の映画化!
―この幸せは、人を殺した罰ですか―
とある一家で見つかる一冊のノート。
記されていたのは、悲しき殺人者の記憶。
この家族の過去に、いったい何があったのか。
それは運命をも狂わす驚愕の事実―。
物語は、<一冊の告白文>から始まる―。
ある家族。
一人息子の亮介(松坂桃李)が実家で見つけた一冊のノート。
「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか。」
異様な一文で始まるそのノートは、すべてが一人称で書かれた何者かの告白文であった。
主人公は、美紗子と名乗る女(吉高由里子)。
誰しもが生きていくために必要な“拠りどころ”、彼女のそれは“人間の死”であった。
殺人という行為から逃れる術を持たず、絶望の日々を送る中、
洋介(松山ケンイチ)という男が彼女の前に現れる。
過去と現在が交錯し、ノートに秘められた真相に迫っていく亮介。
これは事実か、創作話か。
誰が、何のために書いたのか。
数々の疑念の先に、驚愕の真実が突きつけられる。
■原題・英題『ユリゴコロ』
■出演
吉高由里子、松坂桃李 / 松山ケンイチ
佐津川愛美、清野菜名、清原果耶 / 木村多江
■原作:沼田まほかる『ユリゴコロ』(双葉文庫)
■脚本・監督:熊澤尚人
■企画・製作幹事:日活
■制作プロダクション:ジャンゴフィルム
■製作:「ユリゴコロ」製作委員会
■配給:東映/日活
(C)沼田まほかる/双葉社 (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会
2017年9月23日 全国公開
公式サイト yurigokoro-movie.jp