バレエ少女の成功と挫折、自立する姿映画『ポリーナ、私を踊る』

4歳からバレエを始めたロシア人少女ポリーナの夢は、ボリショイ・バレエ団のバレリーナになること。家庭は貧しかったが、バレエに強い情熱を持ち、厳格な恩師ボジンスキーに鍛えられ成長していく。
将来有望なバレリーナへと成長したポリーナは、やがてボリショイ・バレエ団のオーディションに合格し、夢を実現する切符を手にすることに。
しかし入団を前に、コンテンポラリーダンスに出会ったポリーナは、約束された将来を捨て、フランス人ダンサーの恋人アドリアンと共に、南フランスのダンスカンパニーへと旅立ってしまう。
著名な振付家リリアの元で、コンテンポラリーダンスに取り組み始めたポリーナだったが、バレエとは異なるダンススタイルに苦戦する。
練習中に脚に怪我を負ったポリーナは、恋人とも上手くいかなくなる。
怪我は治ったものの、ポリーナのダンスをリリアに否定され、全てを失うことに。
新天地を求め、1人ベルギーに向かったポリーナは、自分の力だけで生きていこうと決心する。子供達にダンスを教える舞踏家カールと出会い、自分らしく踊ることの喜びを知る。
やがて振付家として新たな一歩を踏み出すポリーナ。
<原題・英題>Polina, danser sa vie
<監督>ヴァレリー・ミュラー&アンジュラン・プレルジョカージュ
<脚本>ヴァレリー・ミュラー
<出演>アナスタシア・シェフツォワ、ニールス・シュナイダー、ジュリエット・ビノシュ、ジェレミー・ベランガール、アレクセイ・グシュコフ
<原作>「ポリーナ」(ShoPro Books) (著者:バスティアン・ヴィヴェス、訳:原正人)
<配給>ポニー・キャニオン
PG-12
©Everybody on Deck – TF1 Droits Audiovisuels – UCG Images – France 2 Cinema
2017年10月28日ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
<公式サイト>http://polina-movie.jp/