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【RanRun「働く」を考える】アクトインディ株式会社6

自分を知るにはチャレンジすること アクトインディ/ 鎮目美代子氏②

キャリアアップ 2018/09/23

日本の少子高齢化という課題に向き合い、情報サービス事業を展開する「アクトインディ株式会社」の事業推進部門で女性管理職として活躍されている鎮目美代子氏インタビューの後半は、子育てとの両立、リーダーシップ、学生へのメッセージなどを伺いました。

―管理職としての心構え

「管理職になるために仕事をしていたわけではありませんが、目の前にある仕事を一生懸命やってある程度経験を積んでいくと、管理職へ誘いの声がかかりました」という鎮目氏。
新しいことが好きで、新しい経験をしたいと思っていたこともあり、受けることにした。

管理職になっても続けていることは、メンバーそれぞれをリスペクトすることと、自分の知らないことや弱さをメンバーに隠さずさらけ出すこと。
プロジェクトのメンバーはそれぞれの分野のエキスパートがそろっているわけだが、プロジェクトを進めていくと必ず自分の知らない分野も出てくる。

鎮目氏は、自分が知らないことは「わからないので教えてください」と正直に言ってメンバーに共有する。
自分の方が詳しい時は「一緒にやりましょうか」と声をかける。
しかし、メンバーに対しては敢えて最後までは手を出さないようにしていると言う。
「途中までは一緒に取り組みますが、最終的なことはその人に任せ、自分自身のやり方でやってもらうよう心掛けています」と言う裏側には、メンバーの成長を妨げないという「思いやり」がある。

それは鎮目氏自身も同じで、最後まで教えてもらったら自分の成長にはならないため、「最後は自分にやらせてください」と言うようにしているそうだ。

 

―子育てと仕事の両立

「体力は必要ですね」
仕事の時はONで家に帰るとOFFと思う人もいるかもしれないが、子育てがあると家に帰ってもONの状態のままだと言い、「ONが2つ」と笑う。
家事(子育て)と一口に言っても洗濯、掃除、炊事、ゴミ出しに子供の学校の準備やお弁当作り…など数えたらキリがないほど大量のタスクがある。
全てを毎日完璧にこなすのではなく、大量のタスクの中から家族と相談して優先順位をつけ、1日にやり切れる量をこなすようにしているそうだ。

「子育てしているから仕事が大変だと思ったことはあまりありません」ときっぱり。
仕事を2つやっている人、仕事の他にボランティアを一生懸命やっている人など何かを2つ以上やっている人達と同じで、子育てもそのひとつではないかと考えている。
子育ては自分がやりたいと思ってやっていること。
とはいえ、「体力は必要なので自分の健康管理は責任を持ってやらないとなりませんね」と言い、「でも、それは仕事をするうえでも同じこと」と続ける。時間と体力をどう使うか、子育てとの両立は自己管理だと話す。
そして、「両立できる環境にいられることと、家族やサポートしてくれる全ての人たちにとても感謝しています」と語った。

 

-マーケティングを仕事にしたい人へのアドバイス

マーケティングにおいて大切なことは、「鳥の目」と「蟻の目」を持つこと。
数字やデータというマーケット全体を見ること(俯瞰し客観的にみる鳥の目)を大切にしつつ、当事者の気持ちになって考える(蟻の目を持つ)ことが大切です。
マーケティングで難しいのは数字として表れているものが全てではないことで、データに隠された奥や裏を見なければならず、それは経験とセンスが問われます。
データや言葉の裏にあるものを見抜く力を磨くには、人生経験を積むことも大切だと思います。

 

-学生へのメッセージ。

「自分を知る」ことに答えはありません。
自分は何が心地よくて、何が楽しくて、何が面白くて、何にだったら力を注げるのかを見つけることが、自分を知ることだと思います。
自分がワクワクしないこと、楽しいと思えないことをいくらやっていても火事場の馬鹿力は出ません。
「何が何でもやってやる」と思えるものを見つけること!

違うと思えば方向転換をすればよいし、それは社会人になってからでもいくらでも変えていくことができます。
私もそうですが、なかなか見つからないこともあると思います。
仕事人生は長いので、枠を決めずにいろんなことを経験してやってみることが重要ではないかなと思います。

「何にもチャレンジしていなかった時は、何に向いているのかもわからなかった。
社会人になってからも挑戦の日々で、むしろ日々チャレンジすることが自分を知ることにつながっている」という鎮目氏のフレーズは、ついつい就職先をゴールだと考えてしまいがちな就活生に是非とも伝えたいと思いました。

 

昭和女子大学4年 峯尾陽香

 

アクトインディ株式会社概要

 

 

 

 

 

 

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