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RanRun就活応援講座(直前編)ロールモデル座談会

「スポーツ女子の強みとは」先輩女子の就活体験

キャリアアップ 2018/03/13

スポーツ女子の強みとは?それは社会というフィールドでどう活きているのでしょう。現在、社会で活躍中の先輩女子3人に登壇いただき、仕事のこと、就活のこと、スポーツで培った力などをざっくばらんに話していただきました。

ファシリテーターは、一般社団法人ホスピタリティ機構の野口理事長。ロールモデルだけでなく、会場にいた社会人を巻き込んで、学生の悩み相談に展開をしてくれました。

 

登壇者(五十音順)

安斉 利恵(あんざい・りえ)さん 

27歳 青山学院大学卒 楽天株式会社勤務 
取り組んだ競技 水泳

 

野口 瑞生(のぐち・みずき)さん

26歳 日本女子体育大学卒 東京都スポーツ文化事業団勤務
中国の日本人学校で教諭(2年)今年4月より再び教師として赴任予定
取り組んだ競技 バレーボール

 

 

森岡 春季(もりおか・はるき)さん

21歳 株式会社愛誠会勤務(グループホーム介護スタッフ)
取り組んだ競技 ソフトボール

 

ファシリテーター

野口幸一(のぐち・こういち)氏

一般社団法人ホスピタリティ機構理事長

 

IT企業、自治体の外郭団体、介護業界と全く違う業界でお仕事をされている3人。共通していることは、学生時代にスポーツにガッツリ向き合っていたということ。仕事をするうえで、スポーツをやっていてよかったと思うことはなんなのでしょう。

 

野口瑞生さん

私は東京都の外郭団体である東京都スポーツ文化事業団で、国際交流事業を担当しています。サッカーやバドミントンなどの国際大会の運営をしています。

その前は、海外で教員を2年やっていました。教員をやるなかで、自分に足りないものが見えてきました。スポーツに対する知識や、色々なスポーツに携われていないことなどを感じました。

中学校の教員だったので進路指導もするのですが、私は教員しかしていないので、子供達に指導をするには経験が足りないと感じたのです。

今は修行という形で、東京都の外郭団体で働いているのですが、また海外で働く予定です。

スポーツをしていてよかったと思うこと

私はバレーボールでセッターをやっていました。セッターは一番目立たないポジションではあるのですが、レシーブからどんなボールが来たとしても、絶対にアタッカーにいいボールをトスしなければなりません。「この人は今どういうトスを求めているか」、アタッカーが考えていることを無意識に意識するようになっていました。

自然と相手の考えていることを意識する力がついていたと思います。

また、学生時代は運動をして、勉強をして、バイトをしてとなると時間がすごく足りなくて、時間を有効に使う術を知らないうちに身に付けていました。

 

野口先生>教員での不安というのは具体的には?

教員は、大学卒業してから4月にすぐ教員になります。会社に勤めると新入社員は研修期間があったりしますが、教員は最初から子供にとっては先生です。そこを演じ切ることが大変でした。

子供は素直で「先生、先生」と言ってくれるので、自分は嘘を教えてはいけないと思い、パッと投げかけられて、パッと答えられない知識不足を感じました。

教師志望の人は、学生のうちにスポーツとか色々な知識を付けておいた方がよいですよ。

 

 

森岡春季さん

私は、株式会社愛誠会の「はなまるホーム宮前」というグループホームでスタッフとして働いて1年になります。もともと介護の仕事には興味があったのですが、知識も経験も全くなくゼロの状態だったので、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

姉が介護士だったこともあり、祖母がグループホームに入所したことをきっかけに、自分もグループホームに就職しました。

私は9年間ソフトボールをやっていました。

ソフトボールは9人全員でひとつのボールを追いかけるチームスポーツです。グループホームの仕事も患者さん一人一人にスタッフ全員でチームケアをしています。スタッフ同士のチームプレーで仕事をするのでコミュニケーションがとても大切になるのですが、ソフトボールをやっていたことでコミュニケーションスキルが身に付いたと感じています。

 

介護の仕事は、初めはわからないことばかりで不安でしたが、先輩や周りのスタッフがいっぱいフォローしてくれます。

わからないことはなんでも訊くようにしたら、1訊くと10いいことを教えてくれます。

カンファレンスや会議もよくあるのですが、スタッフ同士でのコミュニケーションで、相手の意見をしっかり聞き、それから自分の意見を言うというのは、スポーツのミーティングでの経験が活きていると感じています。

 

また、グループホームの利用者さん(認知症の方)とのコミュニケーションでは、とにかく傾聴することが必要になります。相手の言葉に耳を傾け、何を求めているのかを理解する姿勢もスポーツで身に付けたと思っています。

 

安斉利恵さん

楽天株式会社に2013年に入社して、ECコンサルタントという営業兼コンサルタントの業務を3年半担当、今は本社勤務です。

就活の話を少しすると、元々マスコミ志望だったのですが、長所について話をする時にスポーツをやっていたというとイメージが違ってしまうように思って、「どこでも明るく話すことができます」というような部分を作ってアピールしていました。そのせいか、なかなか面接で話を膨らませることができませんでした。

ところが今の会社の面接では、色々な話をしながらどんどん話が膨らんでいきました。

私は3歳から21歳まで水泳をしていたのですが、その経験を営業に向いていると感じていただけたのかなと思っています。

ストレス耐性ができているとうのもあると思いますが、水泳とバスケットボールをやっていたので、チームで動くことができる話や、「水泳でタイムが出ない時はどうしたの?」と訊かれたりした時は、自分でもスラスラ答えることができました。

 

野口先生>具体的にどうしたの?

自分の泳ぎを他の人に動画で撮影してもらい、あるべきフォームと自分のフォームの違いをみつけて、それをできるまで特訓しました。

 

面接の話が出たので、面接でアピールしたことを教えてください。

 

森岡さん

スポーツをやっていたことは、自分自身の誇りで一番の強みだったので、すごくアピールしました。私はスポーツをやっていると勝手に熱くなれる。「その熱さをこの仕事でも活かしていきます」とアピールしました。

 

 

野口さん

私は長所に「ひとつのことを最後までやり遂げることができる」と言ったら、面接官に「君の長所は笑顔だ」と言われて無駄に笑いました。(開場爆笑)

 

野口先生>野口さん

私のやり遂げる力は評価しないのかと思わなかった?

長所が2つになったと思いました。とはいっても、なかなか自分から「笑顔が長所です」とは言えませんけど、「笑顔が素敵だと言われることが増えました」と言えばいいですね。

 

野口先生>安斉さんは、どう?

私も「ハードルを与えられたら、それをやり抜く力はあると思います」と言いました。

相手が何を求めているかにもよると思いますが、マスコミの面接でそれを言ったら苦笑いされましたが、営業などを求めているところの面接官なら、やり抜く力のある人を求めていることが多いので、有効だと思います。

 

3人の話から、面接のアピールポイントとして「熱意」「笑顔」「やり抜く力」というキーワードがありました。もちろん、企業や職種によって求められる人物像は異なります。自分を作るのではなく、自然とスラスラ話せることを持っておくことが就活の成功につながるようです。スポーツ女子の皆さんには、競技にどう向き合ってきたかというストーリーがあります。それを志望するフィールドでどう活かすかをESや面接で伝える準備をしておくとよいですね。

 

 

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