自分に合う会社の選び方 「真の企業の価値とは」武井則夫氏

入社3~5年目の社員さんの働く姿をみてください!
それがその会社に入った後の、あなたの姿です。
こんにちは、学生スタッフの園部です。
2月27日に開催した「RanRunスポーツ女子就活応援講座」。「企業選びのポイント・真の企業の価値とは」というテーマで、社長業コンサルタント・一般社団法人 企業価値協会 代表理事・株式会社リアルM 代表取締役、とビジネスの第一線でご活躍されている武井則夫氏にご講演いただきました!
学生にもとてもわかりやすく、これから就活を迎える私たちにとって有意義な内容でした。そんな武井氏のお話をみなさんにもシェアしちゃいます!
自らの価値に気づいていない企業が多い?
「他社との違いに気づいていない中小企業が多い」と武井氏は言います。
企業も人も「同じ会社」は全く存在しません。それなのに、それに気づいていないのは、とてももったいない話です。
自分たちが他と違うところを少しでも認識し、正しく伝えていくことが必要です。
自社と他社との境がはっきり見えていないと、自分たちの独自性を売り込むことができません。
「自社が提供できる価値」で、かつ「他社が提供できない価値」、そして「お客様・社会が必要とする価値」それがその企業の価値なのです。
では、就活をする際には、価値ある企業とどう出会えばいいのでしょうか。
自分に合う会社の判断の仕方
皆さんがこれから就活をする上で見るべきことは、「入社3~5年目の社員さんが明るく働いているかどうか」です。
彼らが、自分たちの未来を語ると言っても過言でありません。
加えて、経営理念・哲学・事業の目的・ミッション・ビジョン…
これらと実際に社員さんがやっていることが一致しているかどうか、考え方に共感できるかどうかも大事なポイントになります。
事業発展計画書・経営計画書といった会社の方針を明確に表しているものも参照してみると、会社がやろうとしていることがみえてきます。
「条件よりも思想とビジョン」
お給料がいい、福利厚生がしっかりしている…など、就職するときはいろいろな判断基準を考えますよね。
それはもちろん大事なのですが、こういった条件はもしかしたら来年変わるかもしれません。国のルールも今は変わりつつありますし、いつどうなるかわからないのが実のところです。
それよりも、その会社が何を大事にしているのか、将来どうなりたいのか、そういったことに目を向けることが、重要になります。
企業の理念やビジョンは、すぐ変わるものではありませんし、働くうえで非常に大切なことです。
お金で幸せは買え、半分の不幸はお金で解決します。
しかし、全部は解決できないのです。
そこで、考え方に共感できるかどうかが大事になってくるのです。
自社の価値が経営によく表れている企業をご紹介!
武井氏は、会社の考え方が経営によく表れている事例として、ちょっぴりユニークな取り組みをしている企業の事例を紹介してくださいました。
事例紹介は続編へ
東京外国語大学 園部洋奈
武井則夫氏プロフィールはこちら