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RanRun就活応援講座(直前編)社会人として大切な視点・ホスピタリティ

Why的発想と肯定的視点が大事

キャリアアップ 2018/03/27

「ホスピタリティ」と「スポーツ女子の強み」には共通点が多いことを知りました。こんにちは、学生スタッフの門馬千乃です。

RanRun就活応援講座(直前編)でホスピタリティとマナーについて、一般社団法人ホスピタリティ機構の野口幸一理事長にご講演いただきました。
「自信を持って就活をしていただくための応援メッセージを贈ります。皆さんの人生がちょっと豊かになると思って聴いてください」野口先生の最初の挨拶の言葉です。

野口先生がお話しされた「ホスピタリティの力」について、スポーツ女子の皆さんにお届けしたいと思います。

 

ホスピタリティのポイントは、「マインド」「アクション」「なぜを意識する」の3つ。

ホスピタリティ・マインドとはおもてなしの根幹をなすもので、
思いやり (相手の立場に配慮すること)
人間尊重 (相手も自分も大切にすること)
多様性の受容 (違いを受けとめ、それを活かすこと)
という三本柱からなります。

「自分を大切にできない人が相手を大切にできるでしょうか」と野口先生。
プロとして仕事を長く続けるためには、相手への配慮と同時に、自分を大切することも忘れてはなりません。

さらに、人は誰も同じ人はいません。お互いの違いを受け止め、それをパワーに変えていく、それがホスピタリティマインドです。

 

ホスピタリティ・アクションとは、ホスピタリティマインドを相手にどう届けるかということで、目配り(観察力)・気配り(想像力)・心配り(共感力)になります。

これは、スポーツ女子の皆さんも日頃からプレーをするうえで、またチーム作りをするうえで鍛えていることですね。
自分はこう思うけれど、あの人はどう思うだろうか・・・と意識することを大切にしてください。

 

なぜを意識するWhy的発想を持つ)とは、目的・原因・理由を考えること。

なぜ、それをするのか
なぜ、そんなことが起きてしまったのか
なぜ、あの人はそう思ったのだろうか

「理由(なぜ)を考えることで、たとえ正解に辿り着かなくても、正解に辿り着こうとすることが後に役に立ちます」と野口先生。

原因を考え、目的と目標を設定するのは、スポーツ女子が得意とするところ。
それをスポーツに限らず、あらゆることに活かしていきたいですね。

さらに、肯定的視点を持つことをアドバイスされました。
失敗をしてしまった時に、失敗を失敗のまま終わらせるのではなく、その経験を活かし価値に変えることが大事です。

つまずいたことの無い人は、つまずいてしまった人の痛みがわかりません。
辛い目に会った人は、他の人の辛さがわかります。
それが財産になると野口先生はおっしゃいます。

「人生はそううまくはいきません。うまくいかなかった時に、それを肯定的にとらえれば価値にできるのです」

就活応援講座でご講演いただいた株式会社アイセイ薬局・松井幸恵氏の「失敗の経験を後続に伝える」という話、企業価値協会・武井則夫氏の「自社にあって他社にないものが企業の価値」という話は、野口先生のお話しされていることの参考事例になりますね。

スポーツ女子の皆さんが、試合や練習などのスケジュールが忙しく、就職活動がうまく進められないと思うならば、それを肯定的に考えて価値に変えればよいのです。

例えば、あなたにしかできないスポーツの経験についての話をすればよいのです。何社も受けて悩むのではなく、少ないチャンスにかければいいのです。

自身の言葉で内容のある話を語れば、採用する側の人は必ず耳を傾けてくれると野口先生は言います。

就活テクニックを駆使するよりも、中身のある話をすることの方を優先すること。就活テクニックは、中身のある話ができてこそ活きてきます。
若い人は気持ちや真心を優先し、それを補完する意味で、就活の技法やスピーチの仕方を身に着ければいいと野口先生はアドバイスをしました。

 

コミュニケーションにおけるホスピタリティ

コミュニケーションは、就活においても働くうえでも必要なものです。
野口先生は、そもそもコミュニケーションなど上手くいくはずがないものだと言います。
なぜなら人は皆違うからです。
そのため、ひとつの言葉から連想することも人それぞれ異なります。

では、どうしたらコミュニケーションをうまくいかせることができるのでしょう。
そこで観察力・想像力・共感力がものをいいますと野口先生。

人は皆違うのだから、この言葉では伝わらないかもしれないと考えることが、コミュニケーションを上手くするコツです。

「情報の共有」「気持ちをわかちあう」こと。

伝えることで、相手がそれに共感するのかそれとも嫌だと感じるのか、気持ちの部分まで踏み込んで共有することが大切です。

 

コミュニケーションとマナー

マナーとは立ち居振る舞い言葉遣いなどに、相手への敬意が現れていること

なぜここでお辞儀をするのか、なぜ正しい言葉遣いが求められるのか、それが気持ちに収まっているとコミュニケーションがうまくいくと野口先生。

「正しい言葉遣いをすることで、自身が美しく見えます」
今日はこういう話し方をしてみようとテーマをもって言葉遣いを意識することで、コミュニケーション能力がアップしますとアドバイスされました。

ホスピタリティを意識したマナーの実践は、誠実であり、真剣であり、信用できる人と評価されます。
スポーツ女子はその基礎ができていると野口先生は指摘します。

 

仕事はチームで行うもの。
チームで役割分担を担ってきたスポーツ女子は、それが強みになります。

採用する側の人に、「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらうことが肝要ですが、チームプレーができることはその決め手になります。

その強みをホスピタリティで磨きをかけてください
相手への敬意が、自分自身を輝かせることになるのです。

小さなことの積み重ねこそが、大きな流れを生み出します。
「挨拶や感謝の言葉など忙しいと省かれてしまいがちですが、皆さんは挨拶と感謝の言葉を大切にしてください」と野口先生は、最後に締めくくりました。

 

東京家政大学 門馬千乃

 

野口幸一氏のプロフィールはこちら

 

 

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