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工房系ランドセルメーカーの老舗、土屋鞄新製品発表会

ランドセル業界のトレンドワードはジェンダーレス 

キャリアアップ 2022/03/05

小学生時代、何色のランドセルを使っていましたか?
今、男の子の約4割が黒以外、女の子の約8割が赤以外を選ぶそうです。(参考 日本鞄協会ランドセル工業会)
工房系ランドセルメーカーの老舗、土屋鞄が2022年2月24日、2023年度入学の小学生向けランドセル全63製品(2022年3月2日より発売開始)の新製品発表会を開催しました。

「男の子の色」「女の子の色」という固定されたイメージを払拭するような“大人でも欲しくなる色“を意識していて、「自由な色選び」がコンセプトのカラー展開となっています。

 

職人の手づくり、工房系を代表する「土屋鞄」のランドセル

代表取締役社長 土屋成範氏

土屋鞄製造所は1965年に現在の代表取締役社長である土屋成範さんの父が独立したことから始まった老舗の鞄メーカーです。
創業時は二人のランドセル職人から始まりました。
“見える工房”で製造現場を見ることができるなど、「直接、お客様にブランドの価値を伝える」という考えを重要視しています。
現在では約200人の職人がランドセル一つひとつの製造を支えています。

 

多彩な新作ラインナップ

➀ジェンダーレスランドセル「RECO(レコ)プレミアム」
昨年、発売し大ヒットした「RECOベーシック(全5色)」より華やかでワントーン明るい3色を加えた計8色に製品を拡充した「RECO(レコ)プレミアム」が新発売。
色味は、オレンジやカーキ、ブルー系の3色(プリズムオレンジ、プリズムカーキ、プリズムブルー)を新たに揃えています。
このシリーズは普通の「赤」、「青」というランドセルの色ではなく、男の子でも持つことに違和感のない「かっこいい赤」の開発から始まったそうです。
追加されて8色になり、さらに多彩に変化したRECOシリーズ。
型はあえて装飾性をもたせないことで中性的でモダン、すっきりとした装いとなっています。

②人気ブランド「ミナ ペルホネン」とのコラボランドセル
アーティストとともにランドセルを作り上げる「アトリエ」シリーズにおいて、ミナ ペルホネンが特別に描き下ろした3つの絵柄を採用したコラボランドセルを3柄各3色の全9種類で展開します。
中の柄には、子どもならではの感性や想像力を大切にして欲しいという想いを込めて描かれた空想の動物や花々をモチーフに、創造的な絵が広がる、デザイナーの皆川明さん、田中景子さんの2人によるランドセルのための特別な描きおろしです。

 

③機能性を追求・進化したランドセル
4つのシリーズ(RECOベーシック、RECOプレミアム、アトリエ、SHAPE(シェープ))が軽量化。
ランドセルの側面部分など素材の一部を牛革から人工皮革に変えることで、100グラムの軽量化を可能にしました。
また、マチの部分は約1センチのサイズアップをしているため、タブレットの収納などにも対応しやすくなっています。

私は小学生の時、水色のランドセルを使っていました。
今思うと、周りの同性の友達は赤やピンクが多かったので、少数派だったのかもしれません。当時は水色が大好きで、自分で水色を選び、6年間大切に使い続けました。
好きで自分らしい色を、自分自身で選んだことがランドセルを大切にしていくことへ繋がったのかなと思います。
商品は機能性、デザイン性が多様で素敵なラインナップになっていて、自分が小学生だったら何を選ぶかな…とワクワクしました。

 

  取材・文  小畑有加理(RanRun学生スタッフ)

 

販売概要

3月2日(水)より全63製品一斉販売スタート
販売店舗:自社オンラインストア、直営店・系列店16店舗、出張店舗

自宅で試着!「レンタルランドセル」実施 コロナ禍の「ラン活」をサポート
店舗で長時間滞在を避けたいというコロナ禍の消費者ニーズに対応するため、背負い心地や使い勝手などを自宅で試せる、2泊3日の有料のレンタルサービス「レンタルランドセル」(税込3,000円、送料・返送料無料)の提供を、ランドセルの発売日(3/2)に合わせて開始。
レンタル対象製品は、全商品63種。
自社ECサイト上で、利用者を受け付け。
またLINEの相談窓口「LINEでスタッフ相談」などでもサポートに応じ、コロナ禍でも満足いく「ラン活」をしていただけるよう十分な体制を整える。
レンタルランドセル受付URLhttps://tsuchiya-randoseru.jp/collections/rental
LINEでスタッフ相談詳細https://tsuchiya-randoseru.jp/blogs/contents/line-chat-re

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