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ゲスト さん

奨学金などローンの話

スポーツ女子のみなさん、こんにちは。
今年も暑い夏がやってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、ローンや大学生の約4割が利用している奨学金について、考えてみたいと思います。

 

あなたは、現在、奨学金を利用していますか?

 

利用している方のうち・・・
現在、学生の方は、奨学金をもらっていることでしょう。
社会人の方は、返していかなければなりませんね。

 

ローン?

 

ローンとは何?

 

そもそもローンとは何でしょうか?

 

ローンとは、借り手(個人)が貸し手(金融機関など)からお金を借りることをいいます。わかりやすく言うと、「借金」ですね。ですから、借りたお金は返さなければいけません。

 

ローンには、自動車ローン、住宅ローン、教育ローンなどがあります。奨学金もローンになります。

 

ローンには5つのポイントがあります。
①借入金額、②金利、③期間、④返済方法、⑤ボーナス払いです。
この5つを決めることにより、毎月返済額が決まります。

図1

たとえば、①借入金額480万円として、②金利1%と金利3%を比較してみましょう。
(残りの条件:③240回〈20年×12ヵ月〉払い、④元利均等返済方式、⑤ボーナス払いなし)

 

図2

 

上記のように、同一借入金額で金利3%と金利1%を比べてみると、金利1%のほうが、総返済利息は約110万円が少なくてすみます。低い金利のほうが総返済利息の少ないことは誰でもおわかりでしょう。

 

つぎに、金利3%と他は同条件で、期間240回(20年×12ヵ月)払いと120回(10年×12か月)で比較してみましょう。

 

図3

 

上記のように、20年と10年を比較すると、期間10年のほうが、毎月返済額は多くなるので頑張って返済しなければいけませんが、総返済利息は約83万円少なくてすみます

 

このように、①借入金額はできるだけ少なく、②金利は低く、③借入期間は短いと、総返済利息は少なくてすみます。「ローンは計画的に!」とコマーシャルでよく見聞きしますが、ローンを借りるときは、自分なりの①~⑤の条件を精査して、少しでも総返済利息が少ない条件で借りるように工夫しましょう。

 

「借りられる金額より返せる金額を!」です。
これがローンを借りるときの基本です。

 

奨学金とは?

 

奨学金は、大別して給付型貸与型があります。給付型とは、利息も元金も返済が必要ない奨学金です。各大学ではいろいろな種類の奨学金があります。HPを見ると記載されています。学生さんにとって給付型はとても助かる奨学金ですが、借りられる条件は厳しいと思っていいでしょう。とにかく返済不要ですから、希望と条件にあてはまれば、とてもラッキーですね。

 

一方の貸与型は、当然返済する義務があります。

 

日本で代表的な奨学金は、日本学生支援機構(JASSO)です。http://www.jasso.go.jp/
日本学生支援機構の奨学金には、利息を返済しなくてよい第1種奨学金利息を返済しなければいけない第2種奨学金の2種類があります。いずれも貸与型ですから、いずれも元本は返済する必要があります。
現在、給付型の検討がされているようですが、どのような人に貸すかの条件などで難航しているようです。

 

第2種奨学金は、毎月の支給額3万円、5万円、8万円、10万円、12万円の中から自由選択ができます(大学・短大・高専・専修の場合)。たとえば、月10万円借りたとすると、大学生活4年間で10万円×4年間×12か月=480万円の借入金額です。金利0.63%、期間20年の場合、毎月21,352円を20年かけて返済しなければなりません。さらに、パートナーも同様の奨学金を借りた場合は、2人で毎月約42,700円を20年間返済しなければいけません。若い二人にとって少なくない負担ですね。

 

学生のときは奨学金やアルバイトでリッチな生活だったけれど、就職をしたら奨学金の返済も始まり、厳しい生活になったという話はよく聞きます。

 

さらに、住宅ローンを借りる場合、金融機関は奨学金やクレジットカードなど、あらゆるローンの残高を合計して、収入による返済負担率を計算します。奨学金をたくさん借りていると、金融機関によっては、思いがけず住宅ローンの希望額が借りられないときもあるかもしれません。

 

奨学金を借りるときは、親もつい「本人が借りて本人が返すのだから…」と、気軽に奨学金を勧めがちです。しかし、返す時のことを考えて、借入額は最小限度にとどめておきましょう。
「借りられる金額より返せる金額を!」です。

 

働き始めたけれど、病気になったり、収入が少ない(ない)などで奨学金の返済が難しくなった場合は、日本学生支援機構に連絡をしましょう。毎月返済額を半減したり、一定期間返済を猶予してもらう制度があります。しかし、猶予してもらえるだけです。やはり、借りたお金は返さなければいけません。

 

 

<講師紹介>

山本節子氏

山本 節子(やまもと せつこ)
(株)リスタート代表
http://www.restart-woman.com/

(株)リスタートは、女性として母として妻として、変わるあなたを応援する会社です。
慶應義塾大学国文学科卒。ファイナンシャル・プランナー
コーチング上級コース(Certified Proffessional Co-Active Coach)。個人の立場にたった個人相談業務、各講演・セミナー講師、書籍の執筆などの活動を続ける。

【著書】
「女ひとり、お金に困らない生き方」主婦の友社
「変わりたい!女性のための夢実現ノ-ト」テクスト社
「シングル女性、お金の貯め方・使い方」ブティック社
「月15万円の使い方と運用100のコツ」主婦の友社など

【モチベーションを上げる曲】ジャズスタンダード「When You’re Smiling」