メディアリテラシーってなに?

メディアというのは、ご存知の通り、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・インターネット・書籍などの媒体(情報を伝える手段)のことを言います。
インターネットが発達し、TwitterやFacebook、LINEといったSNS(ソーシャルネットワーク)を使って、情報収集することが当たり前のようになりましたね。
今年は年明け早々に、アイドルグループSMAPの解散危機報道やタレントのベッキーさんの不倫疑惑報道などがメディアを賑わし、様々な報道がされていました。関心が無くても、否応なしに耳に情報が入ってきます。
メディアごとに違った視点で報じていたり、色々な人がそれぞれの立場でコメントしていたり、内容の真偽は見えず、情報だけが溢れていました。
怖いと感じた人はいませんでしたか?
情報が錯綜するのは、芸能ネタに限ったことではないでしょう。
これだけ情報が溢れる時代です。
自分に必要な情報はなにか。
正しい情報はどれか。
媒体を選び、情報の真偽を確かめ、自分に必要な情報だけを上手に活用する能力が必要です。
また、LINE上の個人的なやりとりが流出し、それがネタ元となった報道でもありましたね。
SNSが発達し、誰でも情報を発信することができるようになりました。
自分が発信する側に立った時、その発信方法は適切であるかの判断ができることも重要です。
安易な気持ちで、不適切な発信をしたために、第三者を窮地に追い詰めてしまった事例は過去にいくつもみられます。SNSは気軽に発信できますが、不特定多数の人たちが情報の受け手としていることを忘れてはいけません。
もちろん、SNSによって窮地を救われた事例もたくさんあるでしょう。
緊急時、災害時には大いに役立つツールです。
適切に活用するという意識を常に持つことが肝要です。
この、メディアを適切に活用する能力こそがメディアリテラシーです。
情報の適切な処理、自分に必要か必要でないか、その情報は正しいか正しくないか、この発信の仕方は正しいか正しくないか、的確な判断と活用をする能力のことです。
これから就活を迎える学生さんは、就活に対する情報、企業研究としての情報収集をしっかりやることが大切です。
自分にあった企業選びをするためには、どんな情報が必要なのかをまず、考えましょう。
不必要な情報は、混乱を招くだけです。情報の全てを鵜呑みにせず、正しい情報を選ぶ目・耳を養うことを意識して過ごしてください。
「スポーツ女子の自分磨きを応援するWebマガジン RanRun」もメディアとして、正しい情報を皆さんに届けるという大前提があります。
皆さんが知りたいこと、情報ニーズに対し、関係各所に取材し、正しい情報を発信していきます。