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奨学金返済を肩代わり 勤続5年の正社員に支給⁈

キャリアアップ 2017/09/22

貸与型奨学金を活用している学生は、卒業後に返済をしていくことになります。社会人になって返済が始まると、これが結構負担になってきます。社員の奨学金返済の負担を軽減する社内制度を設け、実施した企業の情報が届きました。

 

ウエディングプロデュース・レストランを運営する(株)ノバレーゼ(本社:東京都中央区、荻野洋基社長)は、奨学金を返済中の社員27人に対して、返済を肩代わりする23,230,988円を、本日2017年9月22日(金)に、支給しました。
支給額にともなう各人の所得税と雇用保険、社会保険料の6,475,962円も合わせて、合計29,706,950円を支給しています。

 

2012年に制定した、正社員一人当たり最大200万円を支給する社内制度「奨学金返済支援制度」を実行するもので、本日、第1回目を支給。

 

同制度は、勤続年数が5年と10年の正社員が対象で、社員が返済中の奨学金の残余額に対して、5年と10年に各最大100万円(合計最大200万円)を支給するというもの。
制度導入5年目となる今年、勤続年数5年以上の社員を対象に支給されました。

 

受給した社員からは、「大学卒業後5年で100万程度しか返済できていないので、今回の支給額100万円という金額の大きさを改めて実感する」や「卒業後に返済額を認識して、その大きさに愕然としたので、ありがたい制度だと感じる」「就職活動中にそうした制度の話を聞いて、前例のないことに“本当か?”と驚いたのを、いま思い出している。会社に恩返ししたい」といった声が上がっているそうです。

 

今回、支給の対象になったのは、奨学金を返済中の正社員27人(25~40歳)。
27人の奨学金返済額の合計は78,095,032円で、2017年6月末時点での残額の合計は47,932,203円でした。
今回の支給額は、残額の約48%にあたる、23,230,988円。
制度の満額に当たる100万円を支給したのは、27人のうち19人(うち新卒入社18人)。

(株)ノバレーゼでは、こうした制度による職場環境の向上で、奨学金を得て進学・学習した優秀な学生の人材確保につなげるとともに、社員のモチベーションアップで長期雇用を促したいと考えています。

 

 

「奨学金返済支援制度」の発案者の一人は自らも奨学金受給者で、制度を導入した2012年当時、入社5年目だった総務人事部所属の社員さん。

 

婚礼業界は職業上、土日祝日が多忙で、勤務時間が不規則になりがち。
社員にとって家事や育児との両立が難しく、転職や離職を考える人もいます。
そうした職場環境の改善を進める中で知った現場の声が、「奨学金返済の負担が大きい」というもの。

 

自ら返済の苦労をしていたこともあり、すぐに社員への聞き取り調査を実施。
約3割が奨学金を受給しており、自分同様の苦労の実態も浮かび上がったそうです。

 

しかし、制度導入の大きなハードルとなったのが「平等」という考え方。

同じ仕事に就いていながら、制度の対象外となる、奨学金を借りていない社員との差です。

もう一つ大きな検討課題となったのが、「会社が社員の懐事情まで関与すべきなのか」という点だったといいます。

最終的には、「学生時代の家庭の財政事情は、本人の責任によるものではない」という判断から、個々の社員の置かれる状況をサポートすることが重要と考え、制度導入に踏み切りました。

 

 

制度導入時には、支給額にかかる税金や保険料を加えるかまでは、決定していませんでした。
各人が支給を受けたときの満足度を考え、所得税と雇用保険、社会保険(健康保険、厚生年金、介護保険(40歳以上対象))も支給することになったそうです。

 

社員からは「色々な条件で減額されることもあるだろうと思っていたが、満額の100万円が支給されることを知り、社員を少しでも喜ばそうとする、会社の姿勢を改めて認識した」との、感想も寄せられました。

 

㈱ノバレーゼでは、他にもユニークな社内制度があります。

フレックスキャリア制度: 勤務時間や日数など“働き方”を決められる制度

30日休暇制度:3年に一度、社員自身がリフレッシュするために使える30日間の休暇制度

Rockの日:年2回、会社から特別に付与される休暇制度

MVP制度:賞金100万円など、一年間で最も活躍したスタッフを称える制度

殿堂入り報奨制度:MVP賞を数回受賞した社員や、同賞の候補に毎年ノミネートされる社員に対し、在籍するかぎり、毎年年間120万円を個人判断で自由に使える制度

有給休暇取得率100%:全社員(正社員・キャリアシード社員)の有給休暇取得率100%を管理職クラスに義務付ける取り組み

育児休業延長制度:子どもが1歳6カ月を迎えるまでを最大としていた休業日数を、3歳まで延長

 

お客様の大切なライフイベントをお手伝いするブライダル業界、働く人のモチベーションが高くなければ、幸せのお手伝いは難しいですものね。

 

業界や業種によって課題は異なりますが、成りたい自分になって最高のパフォーマンスを発揮できるフィールド探しをするために、企業研究として社内制度を調べるのも、就活準備のポイント。

 

RanRunと一緒に、企業研究に取り組んでみませんか?

 

 

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