無謀だと思った目標に可能性を感じられるようになった

自分の目標を公言するイベント!
「柏の葉チャレンジ ヤッチャレ」は、市民発のチャレンジイベントです。
自分の新たなチャレンジ目標を紹介しあい、自分が学んだことをシェアします。
実行委員のメンバーは、産総研(産業技術総合研究所)人間拡張研究センターの研究者と柏の葉市民アドバイザー。
「イノベーションの第一歩はチャレンジ。チャレンジ文化を地域と醸成する」ことを目的に活動しています。
ヤッチャレ2021の第1回目標の立て方ワークショップが2021年8月21日、オンラインで開催され、千葉県柏市エリアの方が対象のイベントに参加させていただきました。
目標を達成するには、自分の中に潜む誘惑という悪魔に負けないことが重要です。
アドバイザーは、社会心理学を基にセルフコントロールについて研究されている沓澤岳さん。
日常の中で誘惑に負けない目標を立てるには、セルフコントロールを活かす必要があります。
セルフコントロールとは、ポジティブな気分でモチベーションを保つ「理想」と、いつ何をすべきかを考える「現実」を組み合わせること。
今回のワークショップでは、ワークシートに自分の目標を書き込み、他の参加者にシェアしました。
私は大学で中国語を専攻しているため、Hsk5級を今年の12月までに取るという無茶な目標を公言してしまいました。
自分の目標達成の障害はヤル気がなくなってしまうこと。
そこで、「ヤル気がなくなったらHSk5級を取得した時のメリットを書いた紙を見る」としました。
普段は同世代の人としか交流がないため、今回参加されていた主婦やサラリーマンなど異なる世代の人の目標を聞くことで、頑張っている人が周りにたくさんいることを実感しました。
私は昨年、大学入試で希望していた結果を得られず、自信を失いながら大学生活を過ごしていました。
今回、このワークショップに参加を希望したのは、「失敗を恐れず、楽しみながら、好奇心のなすがまま」というフレーズに惹かれたからです。
今回のワークショップで、『自分には才能ないから努力しても無理かも』と考える人と、『この困難は努力で乗りきる事ができる』と考える人の2つのタイプがあることを知りました。
私は明らかに前者の考え方にとらわれていました。
このワークショップに参加したことで、無謀だと思っていた自身の目標も可能性を感じる事ができるようになりました。
最後に社会心理学者アンジェラダックスワースの『困難は自分の努力で乗り超える事ができる』という言葉を教えていただき、沓澤岳さんから「他人と比較せず、自分のペースで目標に取り組んでくだい」と締めの言葉をいただきました。
ヤッチャレのスタッフの皆さんは、あたたかい雰囲気で相手の目標にポジティブに受け答えしてくださいました。
今回学んだ目標の立て方を意識して、資格試験の勉強に役立てたいと思います。
RanRun編集部 学生スタッフ AOI