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「女性がいい仕事をするために必要なこと」

キャリアアップ 2017/06/15

モン・スポ(NPO法人バレーボール・モントリオール会)が主催する「女性スポーツ勉強会」が2017年6月3日、青山ウィメンズホール(東京都港区)で開催された。
今回のテーマは「道なき道を切り開いてきたパイオニアたち―女性の人生とスポーツ」。

女性が社会で活躍できる環境ができつつあるのは、道を切り開いてきた先人の存在があるからだ。スポーツに関わる仕事をしたいと考えている学生だけでなく、これから社会に出るスポーツ女子にも、壁にぶつかった時の参考にして欲しい。

 

宮嶋泰子氏がJOCスポーツ賞 女性スポーツ賞受賞!

スポーツコメンテーターでモン・スポ主催「女性スポーツ勉強会」の総合コーディネーターでもある宮嶋泰子氏が、2016年度JOCスポーツ賞「女性スポーツ賞」を受賞された。

宮嶋氏は、日本の女性スポーツキャスターの草分けだ。メディアという立ち位置でインタビューを通し、アスリートを輝かせてきた。宮嶋氏がインタビューしたアスリートの話に元気をもらった視聴者も多いのではないだろうか。

また、宮嶋氏は難民キャンプでのスポーツ支援や日本にいる難民のためのスポーツイベントなどを実施している。

「女性スポーツ勉強会」も含め、女性スポーツに多角的に関わり、社会貢献されている姿は、社会で活躍する女性リーダーの素敵なロールモデルだ。

 

女性だから教えられたこと。女性だから難しかったこと。

元競泳オリンピック日本代表コーチの久世由美子氏。元競泳日本代表の松田丈志選手の専任コーチとしてご存知の方も多いだろう。

28年間、コーチとして松田選手を指導してきた久世氏は、「人を育てる」ということを意識して取り組んできたそうだ。

松田選手がナショナルチームに入った時、ナショナルチームのコーチは男性ばかりで女性は久世氏1人だけだったという。その時、久世氏は「コーチとして自分自身を磨く」機会ととらえたという。松田選手と共に4回のオリンピック出場、4個のメダルを獲得した。

久世氏は、夢を実現した背景には「努力」と「周囲の応援」があったという。プライベートでは妻であり、母である。やるべきことはしっかりやった。努力する姿勢を示すことで、家族や周囲の理解と協力を得られたと話す。

 

女性スポーツのこれまで、そして未来

筑波大学大学院准教授で柔道家の山口香氏は、「女性スポーツの歴史は女性解放の歴史であり戦いだった」と言う。今の時代にあっても、世界の多くの国で女性であるという理由で教育やスポーツを享受できない現実がある。

山口氏は、スポーツへの参加だけでなく女性がアクティブであること、自分の意思を持って欲求に正直に行動することが重要だと言い、スポーツが自分らしくアクティブであるための一歩を踏み出すきっかけになると話す。

「スポーツで体得したものを社会に出てからも活かしてこそ価値がある」と言う山口氏。

女性の視点こそが日本スポーツの伸びしろだとする山口氏は、「女性の活躍・活用は女性のためではなく、スポーツの普及・発展に貢献する」と語った。

 

「女性がいい仕事をするために必要なこと」というテーマの鼎談では、

「アクティブであること」(山口氏)

「家の中では理解を得るまで努力をすること」(久世氏)

とまとめた。

 

 

※続きは次回6月30日に掲載予定

 

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