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腸内細菌研究のAuB新ブランド設立

子ども特化型おなかケア「aub for kids」

キャリアアップ 2023/01/28

子どもの腸活は2歳から!
いつまでも好きなことに取り組める健やかな暮らしをサポートしたい。
サッカー元日本代表の鈴木啓太氏が社長を務める腸内細菌を研究するAuB(オーブ)(株)(東京都中央区)が2023年1月24日、キッズ向け腸活食品発表会を開催した。

主に2~6歳の子どもの腸内環境をケアする商品を発売し、キッズ向けの食品分野へ参入する。
AuBは、ヒトの腸内の健康度合いは「菌の多様性(種類の豊富さ )」が重要な役割を果たすことを研究で確認している。
多種類の菌をとり、“菌の多様性が高い腸内環境”をつくるための商品開発にこだわってきた。
鈴木氏は、自身も子どもとの生活のなかで、子どもの健康を「おなか」から守ることを意識してきたようだ。

kids base

「子どもにも腸活させたい」パパ・ママの約8割が関心アリ!
同社が業務提携している、妊婦や育児向けアプリ提供の(株)カラダノートのメルマガ会員656人(全国の2〜6歳児のパパ・ママ)を対象としたアンケート調査(2022.12)によると、約8割もの親が「子どもの腸ケア」に関心を持っていることが明らかになった(子どもの腸ケアを「行っている」「自分なりに行っているが自信はない」「興味があるが行っていない」の合計)。
ただ、実際の腸ケアの方法としては「ヨーグルトなどの発酵食品の摂取」という回答が、全体の約半数を占めていた。
こうした結果から同社は、「子どもの“腸育”は両親の関心が高いものの、その具体的な方法まではあまり浸透しておらず、偏った腸ケアになっているのでは」と考えている。

aub for kidsブランドマネージャーの山本大貴氏

離乳以降は、多様な菌をおなか(腸)の中に保有することが、その後の健やかな成長につながると、科学的に言われ始めている。
同社は「腸内環境のベースが確立する幼少期から、腸内細菌の多様性を高める」をコンセプトに、菌をとり、育てる“腸育商品”の新ブランド「aub for kids」を立ち上げる。

2~6歳は、多様性の高い腸内環境のベースを作る期間
乳児期の腸内環境は、ビフィズス菌が多数を占めるが、離乳後には大人と同じような腸内細菌のバランスになる。
ヒトの腸内は、2〜6歳の間に定着する菌の種類や数が決まり、それが将来の健康リスクにも関与すると言われており、重要な時期と位置付ける。
子どもの腸内環境の多様性は低いが、健康な大人ほど多様性が高いことから、子どもの頃、とくに2~6歳の時期から多様性を高める活動を推進していく。

「子どもの腸活は、健康の将来への投資」

新ブランド「aub for kids」は、ビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌といった、離乳後の子どものおなか(腸)に重要な多種類の菌を手軽に補給できる商品を展開。
菌のエサとなる食物繊維などの栄養素も同時に摂取できるようにした。

「子どもの腸を育成する“腸育”は2歳から始めるべき」という考えのもと、食事やおやつの際に手軽に摂取できる“腸育食品”を拡充する。

第一弾は、粉末タイプの食品(無味無臭)から展開する。
商品名は「kids base(キッズ ベース)」(1箱30包入り、税込5,480円)で、2023年2月1日(水)から自社EC(電子商取引)サイトにて発売。
また今春、第二弾商品として“腸活スープ”を発売予定。

この日の発表会では、kids baseを使ったアレンジレシピをAuB管理栄養士の清水瑠美氏が紹介した。

AuB管理栄養士 清水瑠美氏

 

トークセッション「kidsのための腸育セミナー~育児の悩みは、腸ケアで解決~」

(左)鈴木啓太氏 (右)森田麻里子先生


発表会後半は、鈴木氏と医師で小児スリープコンサルタントの森田麻里子先生によるトークセッションが行われた。
夜泣き改善サポートをする森田医師と子どもの体づくり、腸活について、自身たちの子育て経験を振り返りながら、話が盛り上がった。

 

 

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