アスリートを「食」でサポートするアスリートフードマイスター

こんにちは、昭和女子大学3年の大曲彩水です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン授業になったりデスクワークが増えたりと、学生も社会人も家で過ごすことが多くなった2020年。
皆さんは、意識して体を動かしていますか?
体を動かす機会が減ってしまい、ついつい怠けてしまいがちのおうち時間。
おうちでできる簡単ストレッチ法や簡単調理レシピを、アスリートフードマイスターの土屋里恵さんに教えていただきました。
ところで、アスリートフードマイスターという職業をご存じですか?
スポーツに関わる仕事をしたい、アスリートをサポートする仕事をしたいと思っている方のために、土屋さんのお仕事についてお伺いしました。
アスリートフードマイスターとはどんな資格ですか?
アスリートのパフォーマンスを最大限にするために、年代別・競技別・タイミング別に最適な『食』を提供できる人材です。
自らの身体づくりやパフォーマンス向上のための食事管理ができるようになるのはもちろん、「いつ」「何を」「どのように」食べたら良いのかを競技者にわかりやすくサポートしていけるのがアスリートフードマイスターです。
仕事内容や活動場所を具体的に教えてください
自らセミナーを開催したり、大学をはじめとした部活動・ランニングクラブやフィットネスクラブ・NPO法人などの企業様からご依頼を受けて、講師として栄養セミナーを行ったりしています。
また、学生や社会人アスリートのパーソナルの栄養・食サポートも行っています。
セミナー・講演以外にも、RanRunさんはじめ月刊ランナーズさん等にコラムの掲載や、ラジオ出演などのメディア活動もあります。
アスリートフードマイスターになったきっかけはなんですか?
フィットネスインストラクターとして仕事をしていたところ、趣味でシリアスにマラソンに取り組むようになり、貧血症状が酷くなってしまいました。
根本的に改善をするには、病院から処方される鉄剤だけではく「食」の見直しや改善が一番大切なのでは?と思ったことが、アスリートフードマイスターになろうとしたキッカケです。
スポーツ女子へのメッセージ
「ピンチはチャンス!」という言葉があるように、今、思うように身動きが取れない時こそ、一番大切な身体の基礎となる栄養・食を見直し考えていくことで、未来の新しい自分の可能性が広がっていきます。
不安や焦りで押しつぶされそうになってしまったら、そんな時は一度止まって、ゆっくりと大きな深呼吸をすることで案外、気持ちも楽になってきますよ。
コロナ禍が落ち着き、以前のような自由な生活に戻れた時に力強くスタートが切れますように・・・・。 土屋里恵
取材 昭和女子大学3年 大曲彩水