皆さん、こんにちは!
2回目となりました今回は、前回のルール説明から少し発展させ、より実践に繋がるようなことをご紹介していきたいと思います!
―まずは基本中の基本!ラケットの持ち方
スカッシュをするにおいて、なくてはならない道具ですね。
前回の記事をご覧頂いた方はお分かりかもしれませんが、スカッシュのラケットはテニスのラケットと比べると、軽くてその見た目もとてもスマートになっているのです。
そんなラケットの持ち方は、写真のようにラケットの横側から握ります。
その際、力いっぱい握りしめるのではなく、中指・薬指・小指でしっかりと握り、人差し指は添える程度に握ることがポイントとなります♪
―ラケットの振り方は実は…!!
実はラケットの振り方もテニスとは微妙に異なってくるのです。
テニスの場合はラケットを振り、そのまま横に振り切る感覚やイメージがあるかと思います。
しかし、スカッシュは感覚的には前に押し出すというニュアンスのほうがしっくりくるのです。
スカッシュを始めたばかりの頃は、“押し出す”という感覚がいまいち掴めずに思い切り振り切ってしまう事が多くあります。
そうすると、ストレートを打ちたくてもクロスの球になってしまうのです。(ストレート、クロスは後程ご説明します!)
余談ですが…筆者の私はスカッシュを始めたばかりの頃、このラケットの振りを教わった時に徳光さんのズームインポーズが頭によぎりました!
「…打ちたい方向に指を向ける感覚…、…腕を振りすぎて指が違う方向を向いてしまうとボールもそっちに飛んで行ってしまう…。なるほど、思いっきり構えてそこから振っているけど、ビシッと決まる徳光さんのズームインポーズか!」と一人納得していました。
…さて話を戻します!!
ラケットの振り方はテニスは横に振り切る、スカッシュは押し出す。
なので、テニスはどちらかというと横の振りで大胆に見えますが、スカッシュは下から上に・前にというスマートな振りになります。
―打点の位置って…?
ボールを打つ位置、打点はテニスと似ています。
写真でも分かるように、フォアハンドの場合は身体の真ん中くらいで打ちます!
続いて、バックハンドです。
フォアハンドとバックハンドの写真をよ~く見比べてみると、打点の位置が少し違うことがお分かり頂けるかと思います!!
バックハンドの場合は身体よりほんの少し前で打ちます。
“踏み込んだ足の位置で打つ”と覚えても良いかもしれないですね♪
―ショットのあれこれ♪
先程ちらっとストレートやクロスなどとお話ししましたが、これらは全てショットの名称になるのです。
スカッシュをする上で、これから挙げるショットを使い分けることが上達への一歩、試合での勝利への一歩となるのです!
・ストレートドライブ
名前の通り、真っすぐにボールを打つこと。
スカッシュの数あるショットの中でも、最も基本的なショットになります。
・クロスコートドライブ
片方のサイドから、もう片方のサイドに打ち返すこと。
☆まずはこのストレートとクロスを使い分けることが出来るようにします☆
・ボースト
横の壁を用いるショットのこと。
このボーストを打つときの注意点は、スカッシュは必ず前の壁に当てなければならないので、横の壁に当てたあと前の壁に球が届くように打つことが重要になります!
・ボレー
ボールをノーバウンドで打ち返すこと。
主にボールが上のほうに来た際に用いるショットのひとつです。
・ドロップ
コートの前側にボールを落とすショットのこと。
力加減がポイントになります!
・ボレードロップ
ドロップと同じようにコートの前側にボールを落とすショットです。
しかし、ドロップと違う点は、ノーバウンドで行うという点になります!
・ロビング
ボールをふわっと上に高く浮かせ、コートの後ろ側に飛ばす方法。
このショットの行うことで、滞空時間の間にTポジションに戻ることが可能になるなど、時間稼ぎとして有効な手段になります!
・ニックショット
フロントウォールやバックウォールと床とを繋ぐゴムの部分にボールを落とすショットのこと。
このショットを用いると、ボールが全く弾まなくなります。
ボールが弾まなくなるため、打ち返すこともかなり難しくなってしまうのです。
―最後に…
今回は主にラケットに関するあれこれをご紹介させて頂きました!
次回は簡単なゲームから試合にまで応用できる、スカッシュをするにはとても重要になってくる内容をお届けしたいと思います!
是非来月もご覧ください♪
そしてそして!周りのご家族・お友達などにも、スカッシュの話をしてくださるととても嬉しいです♪
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
また来月お会いしましょう☆
関東学生スカッシュ連盟 副委員長
日本女子体育大学 熱海志保
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