TOPへ

Tを制する者は、試合を制する!

 

皆さん、こんにちは!

早くも記事を掲載し始めて3回目になりました。
時の流れは早いもので5月になり、皆さんも新生活に落ち着きが出てきた頃ではないでしょうか?
落ち着いてきたから、何か新しいことを始めてみたいな~とお考えの方は、
是非スカッシュをお試ししてみてはいかがでしょうか♪

 

―本日のテーマ。【 T 】…。

…さあ、このTは一体何を表す言葉でしょうか。

以前から記事をご覧になってくださっている方はご存知かと思いますが、
実はこのTというのは、スカッシュコートの中央でショートラインとハーフコートラインが接している部分がTの字に見えることから、こう呼ばれています。

正式な名称としては、Tポジションと言います
(以後Tと略させて頂きます)。

 

―すべての始まりはここから…。

スカッシュの試合を特に何も意識せずに観ていると、
ただただ壁に跳ね返った球を打ち返しているようにしか見えないですよね。

しかし、しかし、しかし。そんな訳ではないのです。

実は本日のテーマである『 T 』がスカッシュの簡単なミニゲームや、本格的な試合に至るまでの、
ラリーを行う上での全ての始まりともいえる非常に重要な存在になるのです。

 

ラリーにおけるTポジションへの使われ方はこのような流れです

↓ ↓ ↓

ショットを打ったら必ずTに戻る→
相手が球を打ち返し、Tに戻ってくる→
Tを離れ、球を打ち返し、Tに戻ってくる
………このエンドレスといった流れになります。

何が言いたいかというと、つまりは『Tを制する者が、試合を制する』と言うことです。

 

―じゃあなんでそんなにTが重要なの?

このTポジションは先程写真でも見て頂いたように、スカッシュコートの中央の位置にありますよね?
なので、このTにしっかりとポジションを取れるということは、前後の四つ角が全て同じ距離にあるということになります。

つまり、このTに戻ることが出来れば、どこにボールが跳んだとしても、
比較的どの位置へもスムーズに且つ無駄に体力を使う必要もなくなるという訳なのです!

 

例えばのお話ですが。

AさんBさんが試合を行います。
AさんはこのTポジションの重要性をきちんと理解している為、ボールを打ったら必ずTに戻ることを意識付けている。
一方のBさんは、Tの重要性をあまり理解せずに、ボールを打ったらその場で次のボールを待っているとしましょう。

Bさんが立っている位置にわざわざボールを跳ばしてくれる、そんな心優しい対戦相手はいませんよね?
Bさんがコートの後ろ側にいたら、コートの前方にボールを跳ばせば、Bさんはかなりの移動距離を要するのでボールを拾える確率はグンと下がりますよね?

これがもしBさんもきちんとTの重要性を知っていてきちんとTにいれば、移動距離は後ろにいるときよりも、おおよそ半分の距離で済むので、ボールを拾える確率があがるのです!!

 

 ―Tの奪い合い…。

ここまでお話すれば、Tの重要性を理解していただけたかと思います。

ということは!!
自分も対戦相手ももちろんTの位置を狙いに来ますよね?
なので、相手がTにいたらその位置から動かす為にコートの隅っこにボールを跳ばすように努めるのです。

そうすることで、ボールを取りに行かなければならない対戦相手は必然的にTからいなくなるので、そこに自分が入り込み、対戦相手の返球に対応できるように準備をする…という流れになります!!!

 

―最後に…。

今月も最後までご覧頂き、ありがとうございました♪

本日は『Tポジション』の重要性について熱く語らせて頂きました!!

Tの重要性を分かって頂けたでしょうか??
どれほど大事かというと…『Tを制する者は、試合を制する(本日2度目)』ですよ!!!

今回に記事で、あぁ~Tって凄く大事なんだなぁ~と思っていただければ、私の今月の任務は果たせました!♪

ぜひぜひ、お友達やご家族などたくさんの方にスカッシュの魅力を発信して頂けると、とても嬉しく思います☆

来月もぜひご覧下さい♪

関東学生スカッシュ連盟 副委員長
日本女子体育大学   熱海 志保

 

 

RanRun Social

RanRunのソーシャルネットワークは、スポーツ女子インタビュー、大会取材やイベント風景、告知などの情報をリアルタイムでお届けします。