眉毛の描き方教えて! 自分にあった色の選び方とは?

メイクのお悩みはありませんか?メイクアップアドバイスは、先月に引き続きモデルで参加してくれた永山実奈さん(大妻女子大学4年)のリクエストで、「眉の描き方」です。アドバイザーの今村香奈さんに、セルフメイクのポイントの続きと自分に合った色の選び方についてアドバイスをいただきました。
<おさらい>
前回のメイクアップアドバイスはこちら
<眉毛>
いよいよ、お悩みの眉毛です!
自眉を生かしながら今の流行りを取り入れて描いていきます。
が、その前に・・・
★事前チェック!
もし、左右の眉毛の長さが不揃いだったらどこが足りないのか、確認してカットで整えます。
コームで眉毛を取って、3~4ミリ引き出してカットします。
同じ長さで揃えていき、ブラシで整えます。
眉を描いていきましょう!
ライトブラウンのアイブロウペンシルで眉の輪郭をおおまかに描いていきます。
眉山は、黒目の外側の少し外側寄り。そこから、なだらかに下ろして小鼻と目尻を結んだ直線上で止めます。
眉先は細くなり過ぎず、カッターの刃先みたいなイメージですが、
内側は 少しアーチ感を出して女性っぽくするのがトレンドです。
眉頭の始まりは、目頭の上あたりです。
でも、個人差もあるし、それぞれなりたいイメージもあるので、
長さを変えながら、自分にしっくりくる場所を探してみるのもよいですね。
眉頭より眉尻が下がってしまうと、「困ったちゃん顔」 になってしまいます。
自信がなさそうな顔立ちになってしまうので、気をつけましょう。
★失敗例
自然なうぶ毛は、作り過ぎないナチュラル感と若々しさが出ます。
今回はカットせずに、あえて残します。
左右の眉のバランスを見ながら、ブラウンパウダーをブラシかチップでのせます。
濃すぎないように気を付けましょう。
眉頭は鼻筋にぬけるような感じでぼかし、眉頭が眉尻よりも濃くならないようにします。
毛のないところに色むらができたら、ペンシルで毛を描き足します。
眉尻は毛も少なく消えやすいので濃いくらいでも大丈夫です。
髪の毛がかなり明るい色の場合は、眉マスカラを使って、眉毛自体の毛を明るくします。
眉マスカラを使って、眉毛の表と裏に付くように左右に動かしながら付けます。
この時、スクリューブラシにマスカラ液が付き過ぎないように、ケースの口でしごくかティッシュオフしてから、付けるようにしましょう。
マスカラ液が乾いたら、コームかスクリューブラシで眉毛をとかして整え、完成です。
真剣になって鏡に近過ぎると、いいのか良くないのか、わからなくなってしまうので、鏡を30センチほど離して確認しながら描いてみましょう。
<リップ>
リップは色味をほぼ外して、チークとアイカラーの色味を引き立てます。
唇全体に、薄く透明グロスを塗ります。
唇の中央内側に、色味のあるグロス(ピンク・ 赤・オレンジなど)を上下それぞれ3箇所ぐらいにポンポンと置いて、指先で軽くなじませます。
これで完成!
「自分にあった色選びがわからない!」というお悩み相談が結構あります。
まずは、自分の肌の色味を知ることから始めてみるといいですね。
人には、それぞれパーソナルカラーというものがあります。
これは自分の肌の色味を知り、その人が自分に合う色を取り入れることで、より輝き魅力を引き出す、自分と調和した色のことです。
4つのタイプにわかれますが、おおまかにはイエローベース(黄みがかった色味)とブルーベース (青みがかった色味)になります。
イエローベースのお肌の人が、青みがかったアイテムを付けると、くすんで見えたり暗い印象になります。
でも、黄みがかったものを付けると、健康的で明るくみえます。
逆に、ブルーベースのお肌の人が黄みがかったものを付けると、やはりくすんで見え、疲れた印象になります。
でも、青みがかったものをつけると、透明感が出てキレイに見えます。
インターネットを使ってセルフ診断もできますし、専門の方にアドバイスを受けに行って詳しく診断してもらうのもいいですね。
流行のメイクアイテムは取り入れてみたいところですが、まずは、実際に肌の上にのせてから。
コスメカウンターのビューティーアドバイザーに使い方を聞きながら、試してみるのもいいですよ。
鏡を見てしっくりくればOKですが、いまひとつピンとこない・自分にはなじまないと思ったら、購入は見送ることをオススメします。
自己満足で購入して、結局、宝の持ちぐされになってしまっては、もったいないです。
自分の肌の色味ベースを知っていれば、
★イエローベースならアイカラーのブラウンにしてもオレンジよりのブラウンを選ぶ
★ブルーベースならチークは青み系のピンクを選ぶ
など、メイクアイテムをチョイスする時のものさしになります。
自分の生まれ持った肌の色味を知って、似合う色を味方に付けることで、
さらに自分の魅力を引 き出しましょう。
<モデル>
永山実奈さん(大妻女子大学4年)
アドバイス:今村香奈
<プロフィール>
20代後半で、OLからヘアメイクの世界へ。
サロンワークを経てフリーとなり、舞台や映像を中心にPVや映画で活動。
代表作 舞台 戦中戦後三部作「フツーの生活」、映画「飛べ!ダコタ」などがある。
他に就活マナー講師。3歳になる女児のママでもある。
モチベーションが上がる曲:
映画「天使にラブソングを」の劇中歌♪I Will Follow Him、
映画「ドリームガールズ」でビヨンセがうたう♪Listen
阿波踊りの盛んな地域に住んでいることもあり、阿波踊りの曲を聴くと「夏が来た!」と思ってテンションが上がります♪
撮影協力:allier
オープンから5年。木のぬくもりが都会の喧騒さを忘れさせてくれる…カフェ風サロン♪トレンドからベーシックまで幅広い技術を活かし再現性と髪と頭皮(地肌)にやさしいを第一に考え、なりたいスタイルを創り出します。
東京都中央区銀座3-3-7 STB9BLDG2F
TEL/FAX 03-5250-3888