マネージャーがいてこそ成り立つ部活 一橋大端艇部

端艇が今注目されているスポーツ種目なのを知っていますか?
こんにちは、Team RanRunのKUROです。
11月8日(日)、一橋大学端艇部に取材に行ってきました。
天候はあいにくの雨で艇を漕いでいる姿を見ることはできませんでしたが、一橋大学端艇部女子主将の立本明莉さん、女子マネージャー長の岩田知佳さんからたくさんお話しを聞くことができ、自重トレーニングの様子も見ることができました。
私が受けた印象は、マネージャーがいてこそ成り立つ部活であるということ。そのため、一橋大学端艇部を支えているマネージャーの話を中心に紹介したいと思います。
まず、一橋大学端艇部は戸田漕艇場に宿舎があり、ほとんどの部員がそこで寝泊まりしています。漕手の練習は朝練が5:30~8:00(火・金を除く)、午後練は月曜日以外毎日あるそうです。
さて、その間のマネージャーの仕事というと漕手の朝ごはんを作ったり、タイムを計測したりすること。
漕手が練習前に軽い腹ごしらえをするためのおにぎりを握るので、練習の45分前に集合し、アップの時間におにぎりがもう食べることができるように準備をしています。
また、そのおにぎりを握り終わったら、次は練習後に食べる朝食の準備。この食事も、管理栄養士からのアドバイスを受け、栄養バランス・栄養計算を考えたメニューとなっています。毎日の食事に必ず人参・卵・ひじきが含まれたメニューを入れるそうです。
漕手・マネージャーが大学の講義を受けた後、漕手は再び午後練・マネージャーはタイム計測、ビデオ撮り、買い出し、夕飯の準備等を行います。
また、マネージャーは漕手の練習後、週2回ほど漕手のマッサージをし、ケガ予防や疲労回復のサポートをしているそうです。
岩田さんに、悩みはありますかという質問を投げかけたところ深くは語りませんでしたが、マネージャー特有の悩みはあるが、それは苦ではないとお話ししてくださいました。
さらに、女子主将の立本さんにマネージャーに対して思うことを聞いたところ、「一橋端艇部は泊まりこみの部活で、マネージャーは16時~22時まで拘束され、次の日も起きるのは朝の4時なので普通の部活のマネージャーがやらないことをやってくれています。
そのため漕手はかなり支えられています。本当に感謝しています」と語ってくれました。
マネージャーがいてこそ成り立つ部活。漕手とマネージャーが支えあってこそできている部活。それが一橋端艇部です。
一橋端艇部女子主将とマネージャー長の取材記事は、こちら
(2015.11.18FB掲載)