走る!走る!走る!ラクロス

関東学生女子ラクロス1部リーグAブロックの最終戦が10月10日、江戸川区臨海球技場で行われました。
コート入口付近に設置された受付で、応援に来た保護者や友人達におそろいのメガホンや応援グッズが手渡され、両チームとも試合全体を盛り上げる応援体制を整えていきます。
各チームの応援エリアに明治大学の紫色と青山学院大学の緑色を身に着けた応援団が集まり、試合開始の時が近づくにつれ、ざわついていた会場内も緊張感が高まっていきました。
青山学院大学の部員は、「GIANT○KILLING」と書かれた鉢巻を頭に巻き、強敵にチーム一丸となって挑もうという士気を放っています。
他大学のチームも見守る中、明治大学対青山学院大学の試合がドローとなりました。
ラクロスは「クロス」と呼ばれる、先に網のついたスティックを使い、直径6cmほどの小さなボールを奪い合い、シュートを決め点数を獲得していくスポーツです。
試合終了までに多く点数を獲った方が勝ちというわかりやすいスポーツで、前半25分、後半25分の計50分で行われます。
50分の間、選手たちはボールを追い、走り続け、時には体をぶつけ合うこともありました。
試合を見るまでは激しいイメージのなかったラクロスですが、両チーム最後の数秒まで決して引くことなく、ボールを奪い合っていました。
試合中は選手たちの攻防と同様、両チームの応援合戦も白熱していきます。
終始、応援の声は絶えることなく、シュートやディフェンスのナイスプレーが見られる度に、大きな歓声が沸き起こりました。
試合は明治大学の勝利となり、明治大学は予選を全勝で終えました。
破れた青山学院大学は、試合後に部員だけでなく応援者も含めミーティングをしていました。
OG達からコメントをもらい、そこにいた全員で集合写真を撮っていました。
悔しい結果だったとは思いますが、部員同士お互いの健闘を称えあい、笑顔を見せていました。
チームRanRun昭和 MK
(2015.10.17 FB掲載)