アルティメットで金メダルを獲ってくる 濱島有里さん(日体大)

「WFDF2015世界U-23アルティメット選手権大会」が2015年7月12日~7月18日、イギリスのロンドンで開催され、日本はウィメン部門で『世界1位』に輝きました。
前回、前々回の大会では銀メダル。決して簡単な戦いではなく、悲願の金メダル獲得となりました。
アルティメット(Ultimate)という競技を知っていますか。
アルティメットはフライングディスク(フリスビー)を使い、1チーム7人で構成される2チーム対抗の競技スポーツです。
100m×37mのコートで、ゴールエリアはフィールドの両端にあり、エンドゾーンといわれています。
相手のエンドゾーン内でパスをキャッチすると得点(1点)になります。
試合は基本17点先取。
審判を置かず、選手同士の判断によるセルフジャッジが採用されています。
これは「Sprit of the game」という理念に基づいているそうです。
U-23女子日本代表は、選考に約1年かけて全国から選抜された21名の選手です。
その中の1人、濱島有里さん(日本体育大学バーバリアンズ3年)にお話を伺いしました。
チームの目標はもちろん「世界一」。
合言葉は、「楽しく真剣に」。
濱島さんはアルティメットのディスクが浮いたり落ちたりして球技とは違うところに惹かれたそうで、風向きによって投げ方を変えなければならない難しさがあるといいます。
濱島さんの今後の目標は、来年が学生最後の年となるので、日本体育大学で日本一を獲って引退することだそうです。
世界大会に行く前、「金メダルを獲って帰ってくる。世界一になる」と語っていた濱島さん。日々の努力が結果となって実を結びました。
マイナースポーツではありますが、アルティメットを一度ご覧になってみませんか。
Team RanRun 昭和 Settu
(2015.10.13FB掲載)