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早慶ラクロス定期戦、女子は早稲田が慶應の10連覇を阻止!

Topics! 2016/05/16

第24回早慶ラクロス定期戦が5月15日、慶應義塾大学日吉陸上競技場で開催された。
女子大学戦は激しい攻防の末、7対4で早稲田が慶應の10連覇を阻止し5度目の勝利を飾った。1部リーグ同士の試合とあって、他大学のチームも観戦に集まり、大いに盛り上がる一戦となった。

 

五月晴れの日曜日、日吉駅(東急東横線、東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン)はラクロスのクロスと呼ばれるスティックを持った学生達で溢れていた。駅から徒歩1分の競技場に向かいぞろぞろと歩いていく。入口では青いビブスを着けた実行委員が誘導に当たっていた。選手、実行委員、応援団、観客によって試合の場が作られていることをあらためて実感した。

 

慶應女子ラクロス

 

選手達が勢いよくコートに姿を現した。それぞれの応援席では、応援団による応援指導が始まった。

 

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選手紹介が始まると、応援席からは歓声が沸き起こる。コールされた選手は、応援席に向けパフォーマンスを見せコートに走っていく。

 

早稲田女子ラクロス-01

早稲田女子ラクロス-02

 

白いユニフォームの早稲田

 

慶應ラクロス-02

慶應ラクロス-03

 

紺のユニフォームの慶應。

 

双方のチームが円陣を組み、準備は整った。
ドローとともに、走り回る選手達。
5分後、先取点を取ったのは慶應。しかし、すぐに早稲田が取り返す。お互い1点取られれば取り返し、激しい攻防が続く。

 

女子ラクロス早慶戦-01

 

お互い一歩も譲らず、4対4の同点で前半戦が終わった。

 

ハーフタイムでは、慶應義塾大学応援指導部チアリーディング部によるパフォーマンスが華を添える。

 

女子ラクロス早慶戦-チアガール

 

後半戦、早稲田が華麗なパス回しを見せ、点を積み上げていく。

 

女子ラクロス早慶戦-02

 

慶應のディフェンスも積極的にパスをカットしにいくが、なかなか点に結びつかない。

 

女子ラクロス早慶戦-03

 

ゴール前でパスを回しながら、絶妙なタイミングでショットを決める早稲田。
近くで見ていた男子高校生が「上手い!」と思わず声を出していた。

 

女子ラクロス早慶戦-04

 

7対4で早稲田が5度目の勝利となった。

 

7対4で早稲田が5度目の勝利となった。

 

応援席だけでなくコートをぐるっと囲むように、多くの観客がこの試合を見守っていた。
他大学チームのマネージャー達は、早慶各チームの選手のスコアをつけたり、試合のビデオを撮ったりと、自チームのためのデータ収集をしていた。ビデオ担当だという中央大学のマネージャーは、強いチームの試合を見て勉強をするのだと教えてくれた。

 

「慶應のディフェンスが凄かったと思う」
試合終了後、出口に向かいながら感想を語り合う他大学の選手の声が聞こえた。

 

ラクロス早慶戦実行委員会が制作したパンフレットには、各チームの注目選手が紹介されている。慶應のディフェンス 3番の大木茉莉選手の積極的なプレーが印象に残った。

 

慶應女子ラクロスの選手

 

伝統の一戦は、やはり見応えがある。
早稲田、慶應ともに今年の日本一を目指し、これから磨きをかけていくだろう。
今後の活躍が楽しみだ。

 

RanRun yukiyanagi

 

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