ブラジルからこんにちは!ビッグイベント直前! リオの今

Olá! Tudo bem?
ブラジルからこんにちは。
リオ五輪開幕まであとわずかとなりました。
治安の問題、ジカ熱、選手村や施設が未だに出来上がっていない…など問題山積みに日本で報道されているリオの現在。
その土地に生活しないと見えないこともありますよね。
ブラジル在住6年目に入った筆者が、現地の様子をご案内させていただきます。
一緒に現地を訪れている感じを味わいながら、ブラジルやリオについて知っていただけたら嬉しいです。
第一回目は
「ビッグイベント直前! リオの今」
についてお伝えします。
爽やかな笑顔溢れるカリオカ達で賑わうコパカバーナ海岸沿い。
観光客も一番多い場所です。
平日の朝早くからジョギングやお散歩を楽しむ人で賑わっています。
この時期の気温は平均23〜25°Cくらい。
心地よい風を感じながら走っていくと
ビーチバレーが開催される会場が目を引きます。
施設は、なんとまだ建設中。
のんびりで、焦らない、怒らないブラジル人。
ワールドカップの時も同じでしたが、ぎりぎりまで施設が仕上がらない様子!
開幕10日前ですから日本では考えられないことですね。
何事もないことを願うばかりです。
この会場から走ること200メートル。
砂浜に先週から現れた五輪のモニュメント。高さ3メートル、幅6メートルとかなりの大きさです。
ブラジル人の芸術家、エリサ・ブラジルさん制作。環境問題への意識を高めるため、非政府組織(NGO)が市内で収集した廃プラスチックを再利用した素材が使われているそうです。
観光客やテレビの取材クルーが沢山集まっていましたよ。
リオにいらした方はぜひ記念にお写真を!
そこから更に少し足をのばすと
「Megastore Rio2016」
と掲げられた五輪関連商品を販売する施設が建てられていました。
まだ比較的空いている店内。来週からは人で溢れることでしょう。
ブラジルブランド「havaianas」も五輪仕様のビーチサンダルを販売中。この時期しか購入できないものばかりです。
ブラジルの通貨はレアル(R$)
ビーチサンダルが約R$45、日本円で約1300円。Tシャツやぬいぐるみは約R$100(3000円)でした。
物価は決して安いとは言えません。
治安もよくないので、お買い物の時も荷物はしっかり手に持って、スマホも歩きながらかけたり、バッグから出したりしては絶対ダメですよ。
日に日に(やっと?)五輪ムードが高まってきているリオ。
今まではほぼポルトガル語しか通じなかったレストランや、ショッピングストアも英語を話せるスタッフが確実に増えています。
笑顔でフレンドリーなブラジル人、言葉が多少わからなくても聞こうとしてくれる態度や笑顔も友好的。
東京五輪では私たちも見習いたいものです。
さぁ、ビックイベントがいよいよ始まりますね。
コルコバードの丘からキリスト像もしっかりこのビッグイベントを眺めています。
頑張れ、ニッポン!
次回はブラジルの食に関してお伝えしたいと思います。
MAKIKO