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「スポーツ庁のビジョン」大学スポーツへの取り組み@SPORTEC2016

「スポーツ庁のビジョン」大学スポーツへの取り組み@SPORTEC2016
Topics! 2016/08/04

日本最大級のスポーツ・健康産業総合展示会「SPORTRC2016」が8月2〜4日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、鈴木大地スポーツ庁長官が「スポーツ庁のビジョン」と題し基調講演を行いました。大学スポーツへの取り組みについてもお話しされていました。RanRunとして気になったワードを少しご紹介したいと思います。

 

ところで、皆さんはスポーツ庁のこと、どのくらいご存知ですか?
昨年2015年10月1日に、スポーツ行政の司令塔として発足しました。文部科学省の外局になります。スポーツに取り組む大学生の皆さんには、とても身近な行政となりますね。
日本ではラグビーワールドカップ、東京五輪、関西ワールドマスターズゲームズなどスポーツのビッグイベントを控えています。スポーツ施設の充実や参加者対応のための様々な環境整備など、行政の取り組みが重要な課題のひとつです。
また、超高齢化社会に備え、国民の健康づくりが大きな課題となっています。競技スポーツではなく、健康な体作りのためのスポーツの普及も課題のひとつです。
その他にもスポーツ行政には、色々な側面があります。スポーツに取り組む皆さんの活躍の場も、今後、どんどん広がっていきそうな気配ですよ。

 

SPORTRC2016-01

 

<スポーツ実施率>

鈴木長官のお話しの中で気になったのが、年代別の週1回以上の成人スポーツ実施率です。
全体では実施率が40%なのに対し、学生から社会人になる20歳代と仕事や子育てで忙しくなる30歳代の実施率は30%弱にとどまっています。スポーツ実施率の向上を掲げる国の目標値は2025年で65%だそうです。今、スポーツに取り組んでいる皆さんは、社会人になってもなんらかの形でスポーツは続けてくださいね。そして、スポーツの楽しさを周囲の人に伝えてください。

 

<健康経営のすすめ>

「健康な社員を作る」経営が主流になる!というお話がありました。最近の動きとして、
・営業時間を必要以上に伸ばさないなど、翌日の業務効率を上げることを優先する取り組み
・職場の健康づくりに積極的に取り組む企業や団体に対し、自治体が認定し応援する制度
・サマータイム制(ゆう活)の導入など、業務終了後の時間を有効活用する動きが活発化
こういった取り組みにより、しっかり休んでスポーツをする・観る・支える時間を作る「健康経営」の推進について、企業の事例を紹介していました。

 

「ゆう活」とは夏の暑い時期に、始業時間を早めて終業後の時間を有効活用するというものですが、鈴木長官がお話しされた「ゆう活」はちょっと違う新しいスタイルでした。
職員がスポーツに取り組みやすい職場作りとして、始業前にスポーツをする時間をとっているそうです。「出勤前にスポーツに取り組むことで、頭の回転がよくなり、始業時間にはエンジン全開です」とおっしゃっていました。仕事の効率が上がり、結果として終業時間も早まるのではないでしょうか。

 

ゆう活

 

<大学スポーツの振興>

今後の方向性として、高校・大学スポーツ資源の活用ということを話されていました。その中で、「専門的・実践的な育成及びマッチング機能を有するプラットフォームの構築」「学生への教育の充実」「アスリートの引退後のキャリアの選択肢の充実とアイデンティティ支援」を挙げました。学生アスリートのデュアルキャリア支援は、スポーツ女子の「人間力」を育てようと情報発信するRanRunとしても、とても関心の高いところです。
今後のスポーツ庁の動向にアンテナを張っておきたいと思います。

 

<スポーツ庁のSNS>

スポーツ庁のSNS